老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

姫 動物病院へ

2015-07-30 13:55:09 | 俳句

  松葉ぼたんの咲くころはいつもおひでり経木帽、、、、詩を思い出す。7 5 7 5の良きリズムのこの詩は、(夏休みの友)を抱えて宿題に励んでいた、私の小学生の頃のイメージが浮かんでくる。松葉牡丹は爪切草、日照草とも言い、葉の付いた茎を、爪で摘んで挿しておくと、次々と芽が出てくると言われていた。何度か、茎を摘んで、土にさしたが、私の場合は一度も成功をしなかった。
小形だが、花が牡丹のように美しいのでこの名がある。

          

      ☆   松葉牡丹子の知恵育つ睡る間も   古賀万里子 

      ☆   松葉牡丹玄関勉強腹這ひに   中村草田男 

       

 姫 を病院に連れて行く。
ギャング猫に2回目に襲われた時、一日めは死んだようになっていた。二日めは少し元気を取り戻し、三日、四日は普通のようだったから安心をしていたのに、昨日急に、びっこを曳いて歩けなくなる。
今朝は、何を於いてもと、一番に、病院に連れて行く。
診察の結果、骨には異常はないのだが、噛まれたところがはれて、化膿をしている、、と。
 姫 はいつも診察中に、フーウ、ウウウーと唸り出し、手が付けられなくなる。今日も、お尻から体温計を入れて、熱は測ることができた。  がそれからが大変。噛まれた足を診ている先生に、爪をたてる、私に噛みつく、ライオンに豹変した。
頭から、すっぽりとバスタオルをかぶせて、暴れないようにして、注射をやりかけたが、タオルの下から、私に噛みつく、かきむしる、、、で手の甲から血が出る。
注射を終えた先生が、これだけ元気があれば大丈夫と、おしゃる。そして、この調子でギャング猫をやっつけるといいのに、ですって。
まあ、骨に異常も無かったし、日にち薬で良くなってくれればよい。



   カルピスや青いカバーの文庫本
   糸の縒り弾いてもどす夜の秋
   実盛祭棚田降りくる火のうねり
    
オソマツ





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