老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

梅に舞う    鴨のシンクロナイズ

2019-02-10 11:04:00 | 俳句

 

公園の池で見かけた鴨の饗宴。

思わず足が止まった。

鴨たちのシンクロナイズシンクロの光景だ。      

            

 一羽の鴨が翔びたつ音に気が付いた。

しばらくするとこの池で繰り広げられる餌とりに眼を奪われる。

写真は前後をするが、よほどこの池には餌が豊富なのであろう。      

        

次々と鴨が水の中に顔を入れる。かいつぶりのように長い時間ではない。ほんの一瞬だ。

 

     

しかも同時に首を水の中に入れる。

一羽毎はひっきりなしだけれど、二羽、三羽となるとなかなかの事。

カメラの中には四羽入っている。、、、が一羽が遅れをなしてなかなか数が揃わない。潜るのが一瞬遅いのだ。

真鴨ばかりだとお尻の色が揃って綺麗だろうが、やっととれた写真には茶の雌鴨が混じっている。

あたかも公園は梅の盛り。

水面に紅梅が映えている。

      

かっての松平の殿さまは、この鴨瞰閣からこのような鴨のシンクロナイズを楽しんだだろうか?

 そんな事を考えていると狭い家の中で抱えている色んな悩みは全てこの景色の中では忘れ去っていることに思いいたる。

 

             入り交じり幾何学模様や鴨の水脈 

     

コメント
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