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はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.344 キャンドルサービス

2018-12-22 21:29:29 | ライフ






毎年12月のこの時期には
家の近くの
けやき通りキリスト教会の
キャンドルサービスに参加している。

キリスト教の学校に勤めた年からだから、
かれこれ7回目になる。


讃美歌を歌って、
聖書の朗読があって、
また讃美歌を歌って、
基本その繰り返しで、
最後の方で
牧師先生がお話をしてくれる。

今年のお話は
絵本の朗読で、
「そのままのきみがすき」


5人の兄弟が
王様に好かれるために
自分の得意なことを生かして
贈り物を用意しようとする。

ところがその作業に夢中になるあまり、
思いやりを失ってしまう。

何もできなくても
きちんと王様と向かい合って
王様の話を聞いてくれた
末の娘が
結果的に王様の子どもとして
引き取られるという話。


家族や、
会社の人に話しかけられた時に、
きちんと作業を止めて、
その人に向き合うことができているだろうか
と反省させられる話だった。


子どもたちは
この話をどんな風に受け止めたんだろう。


帰りに子どもと並んで歩いて気づいた。
とうとう身長を抜かれたようだ。






次回のブログ予告

妖怪たちのいるところ




Vol.343 WAKUプロデュース「Birthday 2018」

2018-12-22 14:25:55 | 芝居



アルバイトのリンちゃんのお芝居を観にいくのは3回目。

一番最初は、正直なところ、
お付き合いで観に行ったのではあるけれど、
あまり調べずに行ったこともあって、
期待した以上に面白くて、
そしてグッとくる、
泣かされるお話だった。

2回目は
もちろん行くよ!と即答で、
今度は期待して観に行ったのだけど、
期待していっても期待以上で、
そしてやっぱり、
泣かされてしまった。

そして昨日が3回目。
今年は家族を連れていけたらいいな
と思ったけれど、
うちの奥さんはこの時期、
年末の出荷で忙しくて、
子どもたちもやっぱり忙しくて、
お父さんみたいに暇じゃないんだよ、
と言われて、
いやいや俺だって忙しいけど、
うまく調整して時間を作ってるんだよ、
それだけの価値はあるぜ、
と反論したものの、
結局は調整がつけられなくて、
そして今回も一人で観に行った。

涙をグッと堪えている顔を
見られるのが嫌だから、
一人の方がいいや。



なんで家族に観せたいのかといえば、
それは、
いつでもテーマに家族愛があるから。

それもそのはず、
本を書いているのは
ちびまる子ちゃんの声を演じている
あのタラコさん。

そしてタラコさんの劇団の
俳優さんたちが皆さん、
当たり前だけれど芝居が上手で、
そして味がある。

ちょっと年齢設定に
無理があるときもあるけど。


やっぱり毎回出演しているのが
伊藤つかささん。
伊藤つかささんと言えば、
昭和40年生まれの自分には、
中学時代のドンピシャな
アイドルではあったけれど、
中学時代は特になんとも思ってなくて、
むしろ今の方が良いかな。

歳をとるごとに、
魅力を増す女優さんていますよね。


リンちゃんも、
今は若いけれど、
上手に歳をとって欲しいなと
思うのでした。


で、
今回のお話ですが、
今回は千葉の田舎のホストクラブのお話で、
やっぱり愛と家族愛が
芝居全体に溢れている。

やば、泣く、
と本気で我慢したのが3回。

我慢できなくなるなる寸前で
シーンが変わって、
俳優さんたちが笑わせてくれる
そのタイミングが絶妙で、
絶対計算されてるなこれ、
と思った。


Birthdayとは、
生まれた時だけが誕生日じゃなくて、
人はいつでもやり直せる、
何かに気づいたり、
変わったりしたその時も
ある意味誕生日という意味であるけれど、
実は輪廻天生、
生まれ変わる
という意味も込められていたと思う。

タラコさん演じる
動物なのか精霊なのか
なんかわからないものが
「また、会えるぞ、コラ!」
と何度も叫ぶ。

それは劇の中の
おばあちゃんに対するセリフなのだが、
きっと大切な人たち、
例えば今年亡くなってしまった
ちびまる子ちゃんの原作者
さくらももこさんに向けての
セリフだったりするのかも知れない。


自分も良い歳になって、
大切な人たちを何人も見送ってしまった。

「また、会えるぞ、コラ!」




次回ブログ予告


う〜ん、
いよいよ未定。