レゴ エデュケーションが主催するレゴ エデュケーション カンファレンス、
2009年から開催していて今年は第5回だそうだ。
すっかりレゴ好きなキャラとして認識されつつある僕であるが、
ホントのことを言えばそれほどでもなくて、
僕の子どもたちがレゴ好きなだけだ。
うちの子どもたちときたら暇さえあればレゴで遊んでいるけれど、
僕は時間があれば料理をしたり、絵を描いたり、本を読んだり、
トイレに籠ったり、昼寝をしたりしている。
そして、レゴブロックを手に取るなんてホントに時々に過ぎない。
でも小学校でレゴのイベントを企画したり、
大学のキャリアセンターでレゴブロックを使ったワークをやったり、
レゴ・シリアスプレイの講座に参加したりしている。
つまり、やっぱり好きなんだろう。
で、やっぱり参加してきた、
レゴ エデュケーション カンファレンス2013。
会場は台場の日本科学未来館。
朝は10時から開催し、夕方5時までと、たっぷり充実のプログラムだった。
テーマは「教育を進化させる」。
僕の大好きなテーマだ。
前半はタフツ大学のクリス・ロジャース先生の基調講演からスタート。
ユーモアがあってわかりやすく、途中レゴを使ったワークもあったりして、すごく楽しい講演だった。
アメリカもやっぱり暗記教育で、教育を評価するためのテストといえば知識や暗記力を測定するだけのもの。
クリエイティビティはそうしたペーパーテストでは測定できない。
学ぶことは楽しくあるべきで、退屈で苦痛であるべきではない。
Promote failure 失敗をプロモートする。失敗から学ぶべきことは多い。
共感できる話。
やはりレゴを教育に活用することには大賛成だ。
カンファレンスは有料で参加料を支払ったけれど、お昼はお弁当が出た。
「金兵衛」のお弁当。
中々気が利いている。
午後はワークショップ。
レゴ マインドストーム EV3を使って生徒たちがプログラムをして、
プレゼンテーションをするのを見学するワークと、
クリス先生の指導で実際に自分でEV3を組み立てて動かしてみるワークに参加した。
レゴ マインドストーム のパーツに触れるのは初めてなので、
何からはじめたら良いのか戸惑ったけれど、
とにかく作ってみようと思って、パーツに触っているうちに段々とコツがわかってきた。
コツをつかむとオモシロくなってくる。
子どもたちに創らせる時にも、手順を一から全部説明しないで、
とにかくやらせるそうだ。
触って作って、失敗して、そうして学んでいく。
作り出したらホントに面白い。
あっという間に時間は過ぎていく。
これが勉強だとしたら、僕は勉強大好きだな。
子どもたちだってきっとそう思うに違いない。
なるほど教育は進化するね。