はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.29 聖地チベット展

2009-12-29 22:27:59 | 芸術
 土曜日に上野で開催している「聖地チベット展」を観てきた。
 
 比較的最初の方に展示されているダマルパ坐像のシリーズに圧倒された。
 特にナイラートミヤーという三つ目の女神の坐像。彫刻なのにその眼力たるや、目を逸らすことができない。リアルなんだけど全体のバランスがやけに良くて躍動感があり、なんと云うか、そう芸能人を見るような感じがする。
 それから、一緒に仕事をさせていただいているK先生にそっくりな坐像もあった。幾多の豪快な伝説を持つ行者なのだそうだ。

 カーラチャクラ父母仏立像というのもすごい。手も顔もたくさんある美形の仏様が抱き合っている姿の彫刻で、その異形ぶりにはドキドキする。カーラは「時間」、チャクラは「輪」という意味だ。

 ヤマーンタカとは獣の顔をした神様。父がヤマーンタカの父母仏立像があった。やはり男女が抱き合った姿なのだが、一方が獣の顔であるのは何とも凄まじい。



Vol.28 ぼくの好きなキヨシロー

2009-12-22 12:24:42 | 音楽
 泉谷しげる、加奈崎芳太郎著の「ぼくの好きなキヨシロー」を読んだ。

 清志郎が亡くなってから、こうしたたくさんの本が出版されTV番組が放映されたので、今まで知らなかった”RCサクセション”やそのまわりの出来事をたくさん知ることができた。「あきれて物も言えない」のどっかの山師は泉谷しげるのことだったとかね。
 
 RCサクセションが一世を風靡したのは僕が中学生、高校生の頃だった。当時、あたりまえと云えばあたりまえだが、こうした清志郎やRCの経歴を語る本は多くなかった。ライブコンサートや、雑誌の記事や、そしてレコードの曲から僕たちは自分の中にRCサクセション、忌野清志郎のイメージを作り上げて、勝手な解釈で勝手に自分の青春を盛り上げていった。
 
 とあるラジオ番組で清志郎が「チャボはギターが下手」と云えば、真に受けてチャボはギターが下手なんだとずっと思っていた。
 チャボは若くから独自のスタイルと雰囲気を持った根っからのギタリストで下手くそなんかじゃなかったんだ。速弾きがギターのうまい下手だったからな、当時の僕の中では。

 僕らが清志郎の歌を聞いて青春をおくったように、清志郎やチャボや、そして古井戸の加奈崎芳太郎や泉谷しげるもみんな青臭くて青春があったんだな。全然当時はそんな風に感じていなかったけど。だって僕が知っている清志郎は最初から武道館に立っていたし。

 高校生でバンドを組んだ時、RCサクセションはすごい人気だったから、レパートリーに入れるのはダサいと思っていた。”子供ばんど”のコピーがメインだったのはRCを演りたくても演るわけにはいかないその反動だったんだ今思えば。
 だって、ロック雑誌「ロッキンf」のRCの記事の次のページには決まって子供ばんどの記事が載っていたんだから。

 とうとう僕はRCサクセションの曲を演らなかった。「ヒッピーに捧ぐ」をコーノちゃんと録ったことがあるだけだ。

 栗原清志の肉体は朽ちても”忌野清志郎”は終わっていないって泉谷しげるが言ってる。その通りだと思う。

Vol.27 映画「ワンピース」ってタイトルに書いたらアクセス数上がるんだろうな

2009-12-15 12:06:39 | 映画
 日曜日に長男と映画を観てきた。

 この日は、「ワンピース」と「仮面ライダー」と「ウルトラマン」と「宇宙戦艦ヤマト」が封切りだったらしく、チケット売り場が長蛇の列でびっくり。いつもは並んだことのない映画館なのに。
 
 1時間近く並んでようやく売り場までたどり着いた。上映開始時間ギリギリセーフだ。で、観たのは「カールじいさんの空飛ぶ家」。

 こんな僕だって毎週欠かさずに少年ジャンプを読んでいた頃もあるのだけれど、「ワンピース」にはまったく興味がないのだ。それにしても驚くべき人気ですなあ。社会現象だよね。僕が並んでいる1時間の間に、その日の公開分がほとんど満席になってた。9時過ぎの最後の回がまだかろうじて残っていたかな。まあ、すぐ終了したんだろうけど。
 
 「カールじいさん・・・」良かったよ。いやあ泣けた。やっぱり愛だね、愛。

Vol.26 マインドマップ秋のキャンペーン

2009-12-09 18:40:52 | お勉強
10月にマインドマップ基礎講座を受講して、すっかりマインドマップにはまっているのりへいだが、マインドマップクラブが実施した秋のキャンペーンに応募してみたところ、ありがたいことに優秀賞をいただいてしまった。

マインドマップ・クラブ賞とマインドマップ・マスターズ賞というのがあって、マスターズの方は講座を受講していないとエントリーできない。なので、こっちの方が競争率少ないだろうと思ってマスターズ部門で応募したのが良かったのかも知れない。

とはいえ、賞をいただくというのはうれしいものだ。