次男は、美大を卒業して将来は漫画家になるというビジョンを具体的に語ってくれるので、以前からよく一緒に連れて行っているけれど、さらに積極的に美術展に連れて行くことにした。
来年はエッシャーとフェルメール。
今年はドラえもん。
何年か前に東京タワーで開催した「藤子・F・不二雄展」の記憶があるので、おそらくそのイメージを持っている次男に、美術館に向かう高速エレベータの中で、「今日のドラえもんは一味違うからな。アーティストたちが独自の解釈でドラえもんの世界を表現してるんだぞ。」と伝える。
エレベータに乗る前のチケット売り場では少し待ったけれど、朝一番のせいか、それほどは混んでいなくてゆっくり鑑賞できた。
子どもが対象なので仕方ないのかもしれないけれど、ベビーカーの範囲や動きはもう少しルールを決めた方が良いなと思った。
絵画や写真やインスタレーションの他、映像作品が多く、映像をちゃんと観ているとあっという間に1時間くらい経ってしまう。
しりあがり寿の映像作品とNゲージが走る影絵の作品が気に入って、2回ずつ鑑賞した。
アーティステイックなグッズに心惹かれるが、我慢して何も買わずに次の目的地、有楽町のゴジラ展に向かうのだった。