はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.139 シャトー・オーブリオン セカンド

2011-06-26 20:13:52 | ライフ



先日、仕事で横浜新都市ホールへ行った。

新都市ホールは横浜そごうの中にある。
横浜そごうにはワインショップのエノテカがある。

ベタだけど、子どもが20歳になったら子どもの生まれ年のワインをあけて、
公に飲める初めてのお酒を一緒に飲むと言うのが夢だ。

ワインセラーには長男と飲むための2002年のヴィンテージの
シャトー・カントナック・ブランがある。

そろそろ次男坊の生まれ年2008年のヴィンテージのワインが欲しいと思っていた。

仕事が終わるとエノテカにまっしぐら。
2008年のシャトー・オーブリオンのセカンドを購入した。

「贈り物ですか?」と店員が聞くので
「子どもの20歳の誕生日に飲むんです。」と答えた。
「楽しみですね。」と店員が言った。

もちろん楽しみだけど、このワインを飲む時僕は63歳だよ。
ずいぶん気が長い話だ。

決めた。
2年以内にセカンドじゃない5大シャトーのワインを、1本以上、絶対飲んでやる。


Vol.138 パウル・クレー おわらないアトリエ

2011-06-23 05:53:57 | 芸術



会場に入ると油絵の具の匂いが鼻につく。

平日の昼なのでやはり年配の観覧者が非常に多いけれど、全体的には空いていて割とゆっくり観れる。

音声ガイドを借りたことはないが、各作品すべてを同じボリュームで説明しているのだろうか?
音声ガイドを工夫すれば、混むポイントをコントロールできるかも知れないなあと、人が混雑している場所を見ながら思った。

カラーペンでメモしながら観ていたらスタッフに注意された。メモがダメなのかと思ったら、ダメなのはインクだそうで、鉛筆を使えばいいとのこと。

なんで「おわらない」という副題なんかはもう一つ理解できなかったが、クレーの技法に注目して「アトリエ」に焦点があてられている。

技法の1つ「油彩転写」は興味深い。クレーらしさが表現された技法だ。

作品が両面に描かれているものがあって、技法の一つとしてその意図が説明されているが、作品を観た限りは「ホントに意図してたの?」と正直思う。
素描が表裏に描かれていても、単なる裏写りに見える。子どもたちの絵ならば、裏にも描くのは普通のことだし。

クレーは作品を自分でカテゴリーに分けている。8つのカテゴリーに加えて選りすぐりの「特別クラス」の作品カテゴリーがある。
今回の展覧会の僕の優勝は、その特別クラスから「ぼろきれお化け」。
準優勝は「魔法劇場」かな。

会場を出ると美術展関連グッズが販売されている。
グッズの中にiPhoneケースがあった。なかなかいい感じだけど、ケースは買ったばかりだから。
アンディ・ウォーホールとかキース・ヘリング、バスキア、村上隆あたりのiPhoneケースだったらもしかしたら買っちゃってたかも知れない。

Vol.137 目指せ!工学女子2011

2011-06-20 06:14:11 | キャリア教育
昨日は朝日新聞主催の「目指せ!工学女子2011」を聴講してきた。

毎年聴講したいと思っていたのだが用事があっていけなかったので、今回がはじめての参加。
会場には理工系分野への進学を目指す高校生、中学生とその保護者を中心に、約250名~300名の聴講者が集まった。

内容は第一部が東北大学の教授による基調講演。

第二部は理工系分野で学ぶ現役の女子学生、大学院生によるパネルディスカッション。
理工系の分野だからか、それとも大学を代表しての人選だからなのか、
あるいは学部4年生と修士課程1年生というその年齢によるのか、
7名のパネリストの皆さんは、落ち着いていて、
しっかり論理的な受け答えができて、すごく大人っぽいという印象を受けた。

ものづくり、クリエイティブが好き、実験が好きというところから理工系分野へ進んだという意見が多いのを聞いて、
「そうか、理工系はクリエイティブだよね」とあらためて思った。

パネルディスカッションの後女子中高生の方は、パネリストの学生と直接相談もできる。

すごく志のある、良いイベントだと思うけど、主催の朝日新聞にはWEBの告知をもう少し頑張って欲しいな。
このブログを書くために、ポスターのビジュアルをダウンロードしたり、内容を確認しようと思ったのだけど、
個人のブログ等しかヒットせず、主催のページはとうとう見つからなかった。今どき、それはお粗末だよね。