前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

憧れのパリジェンヌ/La Boum

2009年03月29日 01時33分02秒 | 映画
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

80年公開のLa Boumは本国フランスより日本での公開は1、2年後だったかと思われます。
82年頃かな。日本公開の後、既に続編の撮影が始まるような話があって、
スクリーンやロードショーといった雑誌で話題になっていた記憶があります。
雑誌の中の Sophie Marceauが、ラ・ブームの時とは体つきが変わっていましたから、
数年の時を経ての撮影だったかと。彼女は案外背が高くて170cmを超えていたと思います。
今聞くとそうでもないのですけど、見た目の印象と声の感じがずいぶん違う気がしました。
まあ今も慣れているわれではないけれど、当時はフランス語の響きというものに
馴染みが無かったのもあるかもしれません。

そもそも、ラ・ブームのブームとは、自宅というか、他人ン家というか、
普通の家で開かれるディスコパーティみたいなものでしょうか?!
親の監視のもと開かれるみたいな。
「今夜ブームに一緒に行かない」みたいな文句で女の子を誘うらしい・・・。多分。
ラは冠詞でしょうな。おそらく。

そもそも、わたしはこの映画をちゃんと観たことがあるのだろうか?
おそらくテレビで観たと思うんですよ。ラストシーンで現れた男の子が次の恋の相手となり、
次のラ・ブーム2で絡んでくる予定のような話があったのですけど、結局は別の新人?
Pierre Cossoという人になっていました。
このピエール・コーソですけど、どうなんでしょ?外見的にはわたしは素直に好みとは言いかねますなぁ・・・。
一応美青年ということですが、あんまり日本人受けしないタイプとでも言っておきましょう。
わたし的には例えて言うなら、『化粧をしていないマリリン』髭剃り跡の濃い感じ。
ハンサムよ、という方もきっとたくさんいると思いますがわたしの周囲にはそういう世論はありませんでした。

その頃のソフィー・マルソーはリセって言うんですか?日本で言う高校を卒業する頃で、
ラ・ブームを録り終えたら、学業に専念してバカロレア、(大学入学資格のための試験)
を目指す意向だったようですが、次々に舞い込む仕事ゆえに断念したようでしたが、
その後バカロレアを受けたかどうかは未確認。

校則に縛られ、制服に身を包んで、好きな髪形にもできない中学生のわたしから見ると
フランスの高校生はずいぶん大人で、自由で、何より高価なものを着ているわけでも、
身に着けているわけでもないのに、着古した綿シャツや、セーターという何でもない服装すら
おしゃれに見えましたし、上手に着こなしていたと思います。
また、櫛目も通ってない無造作な髪なんかも絶対まねできない、
『パリジェンヌってこんな感じなんだ』と勝手な理解をしていました。
ちょっとクリスティー・マクニコルに雰囲気が似ていた気もするけど、断然おしゃれ。
まあ憧れの女の子という感じで、絶対無理なのですが、こんなふうになれたらなあ・・・と思ったものです。

ふと思い出したのですけど、コーラにストロベリーシロップを入れたものを彼女がインタビューのときに
注文したことが書かれていて、フランスにはそのようなものがあるのかと思ったのですが、
今考えると、コーラにかき氷のシロップを入れたようなものではないでしょうか?げっぷ、ご馳走様・・・

そんなわけで映画自体の印象はあんまり強く残っていないのですが、
音楽の印象はサントラ盤は両方持っていますし、強烈に残っています。
次回は個人的な思い出を絡めて主題歌について書きます。

ピエール・コーソですが、今どうしているのだろうと画像検索をかけてみたのですが、
素敵に年をを重ねていて若い頃よりずっといい感じです。誰かに似てるなあ・・・

youtubeでもみつけました。現在彼は40代後半のはず。
こちらです http://www.youtube.com/watch?v=6HkAOKcdG8o