山では、日照不足により遅れていました稲刈りもすっかり終わっていました。
山では、草刈と小屋の修繕するための資料作りに追われています。
そうこうしている時に、娘から1本の電話が入りました。
「稲刈りをするからバインダーを貸してくれない?」と。
「なんで?たった60坪程しかないのに・・・。」と私。
「昨年、手刈りしてえらかったから、今年はもう少し楽にしたいから・・・。」と娘。
「その位手刈り簡単に出来るのに。」と言いたいところをぐっと我慢。
「用意しとくわ。」と言ったのは良かったのですが、もともと買ったのが20年以上前の中古機械。
さらに私が購入して10年。
稲作りが出来なくなって4年目。
どの様な状態か、恐る恐るエンジンを掛ける。
紐を引くタイプのエンジン始動ですが、1回、2回、3回、何とかかかりました。
しばらくアイドリングしながら点検します。
良く見ると一番肝心なベルトがくみてしまいボロボロ。
後は、1年に一度は手を入れていましたが、実際に稼働していないため、油切れもあり使用までに総点検が必要のようです。
錆がだいぶ出てきましたがエンジンはいい音ですし、まだまだ現役続行できそうです。
孫から、「大丈夫?」の電話にも、バインダーさんは、「大丈夫、大丈夫!」と軽快な音を響かせていました。