時既に遅し!と、いつもながらの私の所業でござりまする。
「NHKBSのこころ旅」すなわち火野正平氏が自転車で日本列島を縦断していく旅番組なのだが、6月の14-18日の週は、山形県編だった。
米沢を皮切りに、寒河江の田代から鶴岡市の山五十川の玉杉(行ったこと有り)で3回を費やし、最終日は何処だろうと思っていたら庄内町だった。
庄内町は余目町と立川町が町村合併した町で、見どころはと言うと立川町の方が風車や最上川があって絵的には面白い。
余目町は庄内平野が殆どで田圃と鳥海山が見える位。
それでも山の多い山形県に於いて、唯一山の無い三川町よりはマシかなと・・・(三川町の皆さんごめんなさい)
なんと、目的地は北余目駅だった。?!!
この地に産まれて数十年。東酒田駅はある(見たり降りたりしたことがない)が、北余目駅は知らなかった。
日曜日、庄内町がPaypayで支払うと20%還元セールを行っているので、少し遠いけどガソリンを入れに行った。
支払いの終えたスタンドで、カーナビの目的地を北余目駅にセット。
ルートは町内の道をグルグル。最後の集落の小径で間違える。
こんな狭い道、車が通れると思わなかったよ。他に広い道あるじゃん。
と言いながら、TVで見た駅舎の前に辿り着いた。
北余目駅ではなく、余目駅は羽越線と陸羽西線の拠点で、電車の通過は多い。
無人駅の北余目駅は、秘境駅にはなれぬもどかしさがある。
あまり良くない思い出だが、2005年のクリスマスに特急いなほが強風に煽られて脱線した現場から近い。
しかしねぇ。スタートが土門拳写真記念館の池の畔だったでしょう。
なんで北余目駅に向かうのに、あんなに遠回りしたのかしら。(と、自分こそ余目のスタンドから遠回りして行ったのを棚に上げる。)
なんで北余目駅に向かうのに、あんなに遠回りしたのかしら。(と、自分こそ余目のスタンドから遠回りして行ったのを棚に上げる。)
庄内平野は平地だと侮ることなかれ、庄内の風は爽やかなものだけにあらず。
冬期間は、道路の両側の田圃に、車がバシバシ落ちている所なのだ。
正平さんが「風が強い」と言った後、おもわず「庄内平野だから」と
返事してしまいました。スタッフもすぐ「庄内平野だから」って。折々にcakeさんのアップする鳥海山のほうがきれいでしたね。
当日の風は、台風並みの季節風に突風が重なりましたから、あの重い「いなほ車両」でさえ横倒しになりました。
火野正平さんが走った時は、「風があるかな。」程だったのですが、向かい風(東風)でしたらフェーン現象の暑い日だったのでしょうね。
海風だったら楽だったでしょうにね。
逆に、庄内平野で無風の日は、年に数える程でしょうね。