秋田市民俗芸能伝承館は、通称ねぶり流し館と呼ぶらしい。
ねぶるのか、ちょっと怖い名前だわ。
館内を見学して、別口の出口を通ると、隣の旧金子邸土蔵の前に出た。
秋田は黒い土蔵が多い。
白壁よりもはるかに何工程も、左官の手数がかかっている優れものだ。
町家づくりの土間が表玄関までつながっている。
旧金子邸は太物(綿織物・麻織物) を扱っていた商家らしい。
帳簿も保存されているのは有り難い。
表の店側は、2階建てのようで、床組が天井になっている。
座敷周りは天井が高く、なかなかの造りである。
昭和初期の建物らしい。
土間通路の柱の奥行き(狭い)場所に、履物が一列入る下駄箱があった。
蔵の中に入る。
粋な半纏が掛かっていた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます