酒田市の小松屋(1832年・天保3年創業)が倒産したのもショックだったが、山形市を中心に創業300年で栄えていた大沼デパートが、負債30億円を抱えて自己破産した。これで山形県は本格的な百貨店が消えてしまうのだそうだ。
物流が変わり、大型スーパーやネット通販にウエイトが置かれると、固定資産の高い中心市街にある百貨店は苦しい。それに合わせて昨年の消費税増税が効いて、売り上げは落ちるばかりだった。中小企業も苦しいが、大きな企業も苦しくなる。それが露見した。
酒田と比べて、山形市はまだまだ大丈夫かと思っていたが、所詮地方都市の1つに過ぎない。地方はますます疲弊していくのかと、今更ながらに思う。
都会の大沼というイメージでしたが
そうですか
倒産ですか
それもあって、山形の大沼デパートは懐かしさで一杯です。
一般のお客さんも、このニュースは突然だったらしく、持っているお買い物券はどうなるのかと心配していました。
残念ながら、大沼デパート発行の物は、全国デパートの買い物券であっても使用は不可能らしいです。
また1つ、山形市から顔が消えますね。寂しいです。