無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

羽黒山へ行く

2024-01-08 01:32:10 | 社会


酒田から小雨の中を走って羽黒山頂へ行く。
山には雪がどっさりとある・・・なかった。
長靴を車に入れておいたが、必要なさそうである。


手水舎は蓋がされており、柄杓もない。
竹筒から水が滴り落ちているだけ。
これもコロナの所為なのだろう。


何年か前、スキー場にも雪が降らなかった年があった。
それ以来なのだろうが、本当に雪がない。
本殿の屋根は葺き替えが終わって、鐘楼の茅も葺き替えられている。


水溜まりをピョンピョン避けて行きながら、三神合祭殿に着く。
ここは一方通行なのに、片方だけ人が並んでいた。私は右側を行く。


左から湯殿山神社、月山神社、出羽神社と並ぶ。
羽黒山なのに、羽黒山神社がない。



新年の御札を求める。


鐘楼の前にある丸い石の上に載っているのは、八咫烏である。
八咫烏は、出羽三山を開山した蜂子皇子(暗殺された第32代崇峻大王の第三皇子・聖徳太子と従兄弟)を、由良の白山から導いてきたと言われている。
蜂子皇子は政争に巻き込まれて、京から逃げてきた。



千仏堂にも寄ってみる。千仏堂内部は撮影禁止なのだ。
その入口に仏像の入ったケースが置かれていた。
千仏堂の中の仏像群は佐藤泰太郎が集めたものだが、その孫の左恵さんと純子さんに送られた仏像が、その娘さんの手により羽黒山に寄贈された。
我が家で貰った仏像は、小さな厨子に入った仏様で、旅する時に携帯する物だ。
父はそれを兵隊に行く時に持っていったと聞いた。


羽黒山には沢山の社がある。
この社の一番奥が、徳川家康の社だ。


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