尾花沢の道の駅で、いぶりがっこを買った。
冷蔵庫に入っていた秋田名物のいぶりがっこクリームチーズ(パンのお供)が底をつきかけていたので、新たに作る為だった。
冷蔵庫に入っていた秋田名物のいぶりがっこクリームチーズ(パンのお供)が底をつきかけていたので、新たに作る為だった。
いぶりがっこクリームチーズとは、いぶりがっこを微塵切りにした物にクリームチーズとマヨネーズを入れて掻き混ぜた物で、パンに挟んで食べる。
絶妙ないぶりがっこの塩味も効いて、美味しい。
多量に作っても仕方がないので、いぶりがっこも4センチほど使い、残りはビニール袋に入れて冷蔵庫に仕舞ったのだった。
それから毎日、冷蔵庫を開けるたびに、このいぶりがっこの匂いが強烈にした。
おっと、いぶりがっこって何なの?との説明がまだだった。
いぶりがっこは、桜の木などで燻製された沢庵漬けの事である。
秋田県の南部で、冬の季節におばちゃん達が「自分ちの味」で作ってきたのだが、昨年辺りからオカミが個人で作らないで会社か団体で作って、衛生管理をど~たらこ~たらと煩く言ってきた。
私は、もしかしていぶりがっこが消えるのではと心配した。
話を戻そう。冷蔵庫のいぶりがっこ臭が酷いので、ビニール袋を二重にもしてみたが収まらない。
もうこうなったらニオイ消しを買うべきだと、スーパーからこの炭を使った脱臭剤を手に入れた。
この手の買物は、一緒に買った食料などとは同じ袋にせずに、バックの中に入れて・・・そのまま忘れてしまった。
どこに行くにも、何だかバックが重たいなとは感じていた。
脱臭剤が、真の目的通りに冷蔵庫に置かれたのは、それから3日目のことであった。