陸羽西線の2両編成の車両。陸羽西線は余目駅から新庄駅までの区間である。ここに新幹線を走らせて、山形新幹線として延伸したいと酒田市は活動をしているようだ。ご覧の通り、電線がない。走っているのはディーゼル車だろう。酒田市から山形市へ電車で行くにも、このローカル線から新庄駅で新幹線に乗り換える。とても不便な区間なのだ。時間はかかるし、山形はなんて遠いのだろうと、つくづく感じられる由縁でもある。その為、殆どの移動は自動車となる。特に冬ともなると、国道47号線と高速の山形自動車道路になる。アクシデントが起こると逃げ場がない。
16日、山形市へ向かった。最初は国道47号線を走ったのだが、立川の辺りで停滞に遭った。救急車やパトカーが空いた車線を飛ばして行くが、この停滞がなかなか解けない。仕方がないので一旦戻り、羽黒経由で高速を目指した。カーナビには行き先を県庁に指定していたので、大凡の到着時間が載っている。きびすを返すと大幅にその到着時間が短くなる。カーナビは嬉々として高速道路に誘導した。カーナビと高速道路の関係は、やつら出来ているんじゃないかと思う程である。
山形自動車道路も高速が繋がっている訳ではない。湯殿山から月山まで一般道路を走る。これが結構勾配があるのと、やたらとカーブが続く。下りの凍結道路のカーブは恐ろしい。この時は天気が良かったので、路面には雪はない。ただトンネルの中が凍結していて、滑ったのにひやりとした。
この一般道路で、除雪と排雪の為に3度も止められる。しかも先頭ばかり。
時代の流れについていけない私。
評議会では山形県の道の駅を現在18箇所から30箇所に増やしたいとする議題と、一般国道347号線(銀山温泉の北側)の冬期間の通行を可能にするようだ。関山峠の雪崩があっての迂回道路かと思ったら、平成22年頃からこの計画は持ち上がっていたようだ。東北は横の移動がなかなか大変なのである。
会議の途中から、窓の外は雪が降っていた。なかなか止まない。帰りは圧雪の中を走ってきた。ELDのフォグランプは熱を持たない為、雪が積もり、雪道では使えない事が判明した。
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