5月に入ると、昔は母が沢山の笹巻きを作ったものだった。家族の人数も多かったし、作る量も半端ではなかった。「笹の葉をこうやって、お米をこうやっていれて」と、手伝った記憶は残っているが、他に美味しい物が沢山手にはいるようになると、リクエストが途切れて、母は作らなくなった。最近は店に並んでいる物を少し買ってくる程度になった。お菓子同様、餅菓子は思った以上に値段が高い。平田のめんたま畑(産直)に行くと、地元の主婦が作った餅が安く手に入る。その中でも笹巻きは、ちゃんとした値段が着いていた。
数年前にお友達のKさんから、「茹でるだけで良いよ」と、笹に巻かれた原型の物を戴いた。黄色の色を着けたいなら灰汁で、白い色なら、そのまま茹でると聞いて、すぐにやってみた。笹の香りがプンプンとして、とても美味しかった。
先日、ト一屋に乾燥した笹の葉と結ぶイ草と、「笹巻きの作り方」のレシピが並んでいた。束になった笹の葉は餅米1升分に丁度良いのだそうだ。餅米は無いかと辺りを見回すと、米と一緒に並んでいた。袋には1.5kgと書いてある。ト一屋の店員さんに「米1升って何キロですか?」と聞いてみても分からない。これは調べてきた方が良さそうだと、その時は笹の葉だけを買ってきた。米一升が何キロか、妹に聞いても分からない。ネットで1合が150gと知って、改めて餅米を買ってきた。
乾燥した笹の葉を一晩水に浸けてふやかした。大鍋(寸胴)に、イ草と一緒に入れた。笹の葉の茎は、ハサミで切り落とす。
ガチンガチンに伸びきっていたイ草も、水を吸って柔らかくなった。
餅米も洗って一晩水に浸して置いた。昔は大きな釜に平気で1升炊いた時期もあったのだが、改めてその1升の量に驚いた。どうする、こんなに沢山!
笹の葉を2枚、表が出るようにして、三角に巻き、米をスプーンで一杯半入れる。沢山入れると爆発してしまうのだそうだ。
せっせと巻いて結ぶ。5つ位を束ねて結ぶ。幾ら巻いても、餅米は減っていかない。途中で笹の葉が足りなくなった。10個ぐらいの2枚合わせを解いて、1枚だけで巻き直した。
一番大きな寸胴で、灰を入れて1時間ばかり茹でた。写真では大した事はないが、もの凄い量の笹巻きが出来てしまった。ちなみに、この皿の直系は39cm。これに山盛りになった。どうしようと思ったが、速攻、妹の所へお裾分けに行った。そう言えば、今日は5月5日のこどもの日だったのだ。
数年前にお友達のKさんから、「茹でるだけで良いよ」と、笹に巻かれた原型の物を戴いた。黄色の色を着けたいなら灰汁で、白い色なら、そのまま茹でると聞いて、すぐにやってみた。笹の香りがプンプンとして、とても美味しかった。
先日、ト一屋に乾燥した笹の葉と結ぶイ草と、「笹巻きの作り方」のレシピが並んでいた。束になった笹の葉は餅米1升分に丁度良いのだそうだ。餅米は無いかと辺りを見回すと、米と一緒に並んでいた。袋には1.5kgと書いてある。ト一屋の店員さんに「米1升って何キロですか?」と聞いてみても分からない。これは調べてきた方が良さそうだと、その時は笹の葉だけを買ってきた。米一升が何キロか、妹に聞いても分からない。ネットで1合が150gと知って、改めて餅米を買ってきた。
乾燥した笹の葉を一晩水に浸けてふやかした。大鍋(寸胴)に、イ草と一緒に入れた。笹の葉の茎は、ハサミで切り落とす。
ガチンガチンに伸びきっていたイ草も、水を吸って柔らかくなった。
餅米も洗って一晩水に浸して置いた。昔は大きな釜に平気で1升炊いた時期もあったのだが、改めてその1升の量に驚いた。どうする、こんなに沢山!
笹の葉を2枚、表が出るようにして、三角に巻き、米をスプーンで一杯半入れる。沢山入れると爆発してしまうのだそうだ。
せっせと巻いて結ぶ。5つ位を束ねて結ぶ。幾ら巻いても、餅米は減っていかない。途中で笹の葉が足りなくなった。10個ぐらいの2枚合わせを解いて、1枚だけで巻き直した。
一番大きな寸胴で、灰を入れて1時間ばかり茹でた。写真では大した事はないが、もの凄い量の笹巻きが出来てしまった。ちなみに、この皿の直系は39cm。これに山盛りになった。どうしようと思ったが、速攻、妹の所へお裾分けに行った。そう言えば、今日は5月5日のこどもの日だったのだ。
私の家では、きな粉と黒砂糖をまぶした物に着けて食べます。arz2beeさんが近くにいらっしゃるなら、お裾分けしたいなと思います。夕方になって、Kさんから立派な笹巻きが届けられました。なんて綺麗な巻き方なんでしょ。較べたくないのだけど・・・。
笹巻きを食べると、どうして小熊になったような気がしたのでしょうね。山の笹藪で熊に出会ったとか、面白い連想ですね。笹と熊って、パンダではありませんよね。
上手です
笹の香りがして
塩味が効いていたような
蒸かすのではなく
ゆでるんでしたっけ?
山菜も大漁でしたね
味がよみがえりました
スミレも食べられるのですか?
5個づつ結わえてあるのも、これを物干しに引っかけて乾燥させる為です。私の父も子供の頃に「自分の食べたい分だけ、自分で巻け」と言われて干したそうです。おやつ代わりに食べていたのですが、ズルする兄妹もいて、「取った取られた」で喧嘩にもなったそうです。
干すと言っても、カリカリに乾燥させるのではなく、濡れた状態にしないと長持ちするようですね。
お幸さんの仰るように、蒸かす方法も有るのかも知れませんね。茹でると柔らかい粒々入りの餅になります。蒸かすのは・・・おこわのように固くはなりませんか?でも、よくは分かりません。
スミレはどれも食べられるそうです。黄色のスミレが一番美味しいですよ。今度出会ったら、写真を一枚写して来ましょう。山では山菜採りに夢中になるので、なかなかカメラを取り出す時間が見つかりません。
ともさんのパン製造器でも、お餅は突けますね。餡を作って餅を丸めるのとで、やはり笹巻きは面倒なのだと思います。
笹巻きは、まだ殆ど消費されていません。5月に入ると、あちらこちらで祭りがあるらしく、笹巻きを作ったその日に、ぼた餅を貰いました。次の日にはKさんから美しい形の笹巻きを貰い、私の出来損ないは、まだぶら下がったままです。しくしく
もち米がイギリスでも手に入ることが判明したので、笹巻きも作りたいところですが、笹とイグサを手に入れるのが難しそうです。
灰汁で煮ると黄色になるというのは、葉っぱの緑色との化学反応(?)なんでしょうか。昔の人の知恵ってすごい!
どうして小熊になった気分なのか、思い出せないんですが、多分、小熊が笹巻きを手にスキップしているような絵をどこかで見たせいだと思います。
その後笹巻きはどうなりましたか?
ぼた餅を作られたんですね。素晴らしい!
旦那様に大受けで、息子さんには・・・。甘い小豆が駄目なのでしょうか、それとも粒々混じりの餅が気味悪いのでしょうか。そうそう、ぼた餅の半分搗いた状態を、私の地方では「半殺し」と言います。知らない人はびっくりするみたいですよ。
笹巻きの笹が見つかれば良いですね。灰汁は、アルカリがきついので、保存食に用いられるようです。私の笹巻きは干されたままです。しくしく