毎年この時期になると、某国では「ソメイヨシノの自生地は済州島だ。」との声が飛び出す。しかも飽きること無く毎年繰り返される。日本では桜前線と言うのがあって、ソメイヨシノは江戸時代に染井村で品種改良されたエドヒガンとオオシマザクラの混合種で、クローンだから咲く天候と時期に目安が付くと設けられている。それはこどもの頃から教わってきた。
ところが、今年のソメイヨシノは、単一の桜とは思えないほど、咲くのにバラバラだった。寒さと暑さが繰り返され、桜でなくても大変な天気だった。人間だって、体調が悪くなる。
酒田市内でも、とうに満開になった所もある。旧市内では一番遅いだろう我が家の前も、ようやく花開いた。せっかくの土日も、天候が悪くて、日和山公園に集まった人達は気の毒だ。我々のいつものメンバーによる花見も延期された。
桜もそうだが、3日前まではたったの1輪しか咲いてなかった椿も、一気に花開いた。じわりじわりと咲くから楽しみがあるのであって、こんなに一気に満開では味気もあったものではない。
穏やかな日が続いてくれればいいのにな、それならちょっとした夜桜見物にも出かけられるのにと思う。
花よりだんごのキャツがいる。