閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ツマグロキチョウ

2014-10-31 | 昆虫
翅裏の斜めに入った褐色の筋模様と翅の角がやや尖っていることから、ツマグロキチョウだろう。よく見かけるキタキチョウの近縁種だそうで、季節的変異があって翅の形や色の違いがあるようだが、他種にもよく似たのがいくつかいるから、飛んでいる状態では分かりにくい。気温が下がってきて、葉にじっと留まっているのを見掛けたが、成虫で越冬するそうだから、この個体は葉陰なとでじっとして冬を越すのだろう。黄色くなった葉に留まっていると保護色のようになって見付けにくい。食草はマメ科のカワラケツメイやアレチケツメイだそうで、この辺りでは時々見掛けるが、地域によっては食草の減少とともに減っており絶滅危惧種になっているようだ。











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