12/04、 曇りのち小雨。
◆自民が大勝?・大新聞は先走るな! 日本人って幻想に踊らされるのか? 新聞を見て驚いた。朝日も東京も自民党が大勝の勢いと書いている。朝日などはたった2日間の電話調査で “自民が300議席越え”という。わずかの調査で早読みされると、勝ち馬に乗る人とあきらめる人を誘導することになる。150選挙区のわずか6万人を対象にしただけで、有権者に結果を予測させることになる。新聞などの使命は結果予想を競うより、総選挙の意義を唱え続け、有権者の真剣な投票行為を呼びかけるべきである。 現在の日本社会の状況は、大企業がこの2年足らずの間に50兆円もの内部留保を拡大し、324兆円も貯め込んだことが1日に明らかにされたばかりではないか。一方で労働者の実質賃金が16ヶ月も下がり続けているのである。それだけではない、今回の総選挙では「集団的自衛権の行使」 や原発の再稼働などの賛否が問われるのだ。 そうした事実を知ることで有権者の投票判断が変わるかも知れない。もっと有権者に判断する時間を与えるべきだ。 この現状を認識した上で有権者が新聞の報じるような判断をするとは思えない。