９月２４日（水）。 寺島氏と稲盛氏。 サルコジが言った。

９/24 、晴れ。きょうは久しぶりに爽やかな秋晴れです。　
　
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◆寺島実郎氏と稲盛和夫氏。
　２２日の朝日に記録しておきたい２人の談話があるので紹介したい。「政治不全」－－経済界からの直言。で寺島氏が言う。“公約で時代認識語れ”、と。聞き手の問いに、氏いわく「１年間で首相が２人辞任する事態なのに、デモもなければ暴動もない。海外からは、“政治が機能しなくても”何ごともなかったように社会が動く不思議な国だといわれよう。－－だが、そうではなく、重大な国益の損失をもたらしていることに気づいてないということだ」、、、と。
　国益の損失とは？　に対し、「冷戦後、各国が戦略を再構築し始めたときから、日本政治は、外交・経済ともに構造的な変革に一切手が打てなかった。　いま世界で、米国やドルの一極支配と言う人はいない。無極化、米国なき世界の中で、戦略を議論しなければならない。世界の変化に対する大きな視点を見失い、日本の地盤沈下がおきている。

　私もそう思う。日本の総理になろうという人は、まさにこのような基本戦略を語って欲しい！　こう思うとき、麻生以下ポット出の百円均一議員どもは資格なしだ。

　もう一人、「稲盛和夫氏」（京セラ名誉会長）の言。21日の民主党大会での激励挨拶で、氏いわく“財源がないと批判されるが、夢があって思いがあって努力することが必要。ないものをやろうとするのが、新しいことをやる人間の絶対条件だ”　と。

◆サルコジ（仏大統領）が言った－－理性なき投機資本を罰せよ！。
　今朝のテレビニュ－スだったか？仏のサルコジが演説していた。アメリカ発の世界金融不安に関し、「このような状況をもたらした投資ファンドや資本投機して莫大な利益を得てきた者達に大きな制裁を加えなければならない」、といった主旨だったと思う。　朝刊を見たが載っていない。
　私は二回ほど日誌に書いているが　世界各国のトップから発言は初めてだ！　日本の政治家（議員）に至ってはこうした発想すらない！　実に情けない。「新社会党」に国会の議席がないのが悔しい。