江原ひであき

新社会党

9月17日(水)。 ピョンヤン宣言6周年。 新聞整理。 区政奪還。 中野執行委。 新自由主義破綻!

2008-09-17 | Weblog
9/17、晴れ。

◆ピョンヤン宣言6周年。
 元小泉首相が北朝鮮を訪問して、金正一総書記とピョンヤン宣言を発表して6周年(記念日)だ。
 昨今の東北アジア情勢ならびに世界情勢を見るにつけ、日朝間の諸問題の早期解決が重要な意義を持つとの再認識の基に、日朝のピョンヤン宣言を読み直してみた。
 そこには、「両首脳は、日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、双方の基本利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与するものとなるとの共通の認識を確認した」。と、基本合意を明記してある。
 4項目の詳細事項は省略するが、「日本は過去の行為をお詫びし戦後処理を速やかに行う、などを確約し、今後に向けては北東アジア地域の平和と安定を維持、強化するため、互いに協力していくことを確認した」と、いっている。
 しかし、日朝間の現状はこうした基本合意と乖離がある。この乖離は何ゆえに生じているのかを冷静に考えるとき、日本側に大きな要因があると認識しなければならない。

◆新聞整理。

◆区政奪還。
 先に提起した「中野区政を考える」を、直近の世界情勢も踏まえ、一部を書替えて改訂版とし、約30名の区民有志にメ-ルで発信した。

◆党、中野執行委員会。

◆新自由主義破綻!
 世界の金融が混乱している。昨年、表面化したアメリカのサブプライム問題に端を発した信用不安が大手金融の経営破たんに発展した。昨日の夕刊によれば世界中がひっくり返るほどの大問題だ!
 米証券界4位のリ-マン・ブラザ-ズが経営破たんしたのだ(負債総額64兆円)
。さらに、同3位のメリルリンチが経営にいき詰まり。米銀行2位のバンク・オブ・アメリカに買収(吸収)されることになった。そして、きょうになって、経営不安が高まっていた保険業界最大手のアメリカン・インタ-ナショナル・グル-プ(AIG)救済のため、米政府が9兆円を融資する(80%の株式取得)ことが明らかにされた。

 新自由主義、市場万能主義を原理原則としてきたアメリカは、先に、大手住宅金融機関2社を実質国有化していたが、今回は保険最大手のAIGの国有化だ。
 さらに、世界の金融市場の危機に直面した日米欧は合わせて38兆円もの政府資金を供給するという。 市場原理主義の完全破綻である。 誰か竹中平蔵に聞いてくれ! “新自由主義というのは「金融」を国有化するのか”、と。