江原ひであき

新社会党

3月21日(金)。 理髪店。 政治は生き物だ。 丸山氏と。

2008-03-21 | Weblog
3/21、曇り、 風強し。

◆理髪店。
 きょうは金曜日、理髪代が安い! 久しぶりにこぎれいにして貰った。2割引きなので3150円! その上ポイントカ-ドが満杯になって1000円の割引券までいただいてしまった。何かえらく得した気分! ニコニコ。

◆政治は生き物だ! ①アメリカの世界支配、終わりの始まり!
 東京が書いている。『“イラク開戦5年”「中東激変 イラン台頭」。“イラク開戦から20日で5年となった。結果は、イラクの将来像も見えないが、イランの地域的影響力を飛躍的に強め、中東全域の政情を一層、不安定化させている』、と。
 中東諸国はその多くが「イスラム教だ」。私のイスラム教に対する認識は浅いのでえらそうなことは言えないが、新聞では多くの識者の発言が紹介されている。そうした見解や主張から判断すれば、5年前までは多くの国々でスンニ派が主流だった。ところが、アメリカがアフガンとイラクを武力制圧し国と政権を崩壊させた結果、イランにとっては東西の脅威が消滅した。そのことによって、石油や天然ガスなど資源の豊富なシ-ア派のイランが急激に台頭したのである。
 アメリカが占領したイラクも現政権はシ-ア派だ。イランはこのイラクの命運も握ったと言われている。それだけではないシリア隣国のレバノンやパレスチナで反イスラエル組織を支援しアメリカに抵抗している。更にはレバノンやサウジアラビア及びイエメン等でもシイ-ア派が勢いづいている。「シ-ア派の目覚め」だという。
 イランの「革命の輸出」戦略をくい止めたのはアメリカが支援したイラクの旧フセイン政権だ。そのフセイン・イラクを壊滅させてしまったため「シ-ア派台頭」のプロセスが再会されのだ、という。
 一方でシ-ア派壊滅を掲げるイスラム原理主義組織アルカイダにとってイラクが「聖戦」の主戦場になった。イラクでは米軍等によって毎日イスラム教徒が殺されている。アルカイダにとっては聖戦を正当化する理由となる。組織は中東全体にどんどん拡大しているのだ。
 厚顔無恥、且つ傲慢ブッシュは「イラク攻撃は正しい選択だった。世界は安全になり安心は増した」といっているが、そんな独りよがりのおしゃべりはブッシュと日本政府ぐらいだ。
 世界の常識は、“出口の見えない「テロとの戦い」が逆にテロの脅威を拡散している”というのが共通認識だ。

 やや長くなったが、私の知る限りでは“アフガンのタリバンなどゲリラを支援しソレン軍と戦わせたのがアメリカだ”。イランが宗教革命に成功するとイラクのフセインをけしかけイラン・イラク戦争を仕掛けたのもアメリカだ。そうしてイランの政治的影響力を押さえ込んだ。
 ところが、タリバンもフセインも“意のままにならない”となると“ご用済”で屁理屈をつけて壊滅させる。それがアメリカだ。
 でも、その結果がイランの台頭だ! しかも、人間社会の時代背景とともに過去とは比較にならない強国となって!
 さらに、アジアで中国、ロシア、インドなどが経済的に急成長!、中南米の変革のうねり等々、明らかにアメリカの衰退が始まっている。

◆最善は中選挙区復活、政界再編。--と与謝野前官房長官が。
 東京の2面で与謝野がまことしやかに言っている。書かれてる全文を紹介する。「私は小選挙区制導入に反対した。政策がポピュリズムに傾く傾向があり、各党の執行部が強大な権力を持つ。新人が出馬しにくく、少数政党の票が『死に票』になるなど、きりがないほど欠陥がある。中選挙区制に戻して政界再編をするのがベストの選択だ」、という。
 数日前には自民党の古賀選対委員長が同じようなことを言っている。 参院の野党多数の状況は今後5年は変わらない。衆院選が終わると間違いなく一波乱ありそうだ! それにしても権力維持のためには常に自分に都合のいいことを考える!
 われわれも平和勢力の第三極の形成を目標に、選挙協力と議席確保めざして準備をしなければ!

◆丸山氏と。
 新橋の早川不動産にいってきた。駅前のデゴ一ひろばで右翼が中国攻撃の演説をしていた。