角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

取材よりも、まずはストーリーありきの朝日新聞記者!!頭にきたので、実名あげて書きます。

2017-06-01 11:31:09 | 時事問題

 先月(5月)の中旬頃でしょうか、朝日新聞のアンザイと名乗る女性から、小生に1本の電話が・・・

 「熊と山菜取りにに関して取材しているのですが、御道の駅の生産者で山菜取りに行かれる方を誰かご紹介頂けないでしょうか。」

続けて、彼女は次のように気になることを言いました。

 「熊と遭遇するかもしれないのに、生活のために山菜取りに行かれるのでしょうか、そこいら辺のところを取材したくて。」

 取材する前から、おかしなこと言うなぁ、と思いつつ人選に入ったのですが・・、 うちの地場産センターに商品出してる生産者で、多分取材に応じそうが無かったため、生活のための山菜取りとは真逆の人物が思いつきました。

 まさに趣味のための唯我独尊の山歩きの達人にして、小生が尊敬してやまない、新郷中現PTA会長の佐々木広幸さん。彼なら大自然の山菜取りの楽しさを十分伝えられるだろうとふんだわけです。

 で、要件を伝えたら、彼も気持ちよく快諾して頂き、アンザイなる女性記者に紹介したのですが・・・

 昨日、佐々木さんから連絡があり、それが下記の記事。

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青森)今年もクマ出没注意 襲われて負傷、すでに3件

朝日新聞5月30日付

http://digital.asahi.com/articles/ASK5R54V4K5RUBNB013.html?rm=357

 今年もクマの出没に注意が必要な季節になった。隣の秋田県では27日、タケノコ採り中にクマに襲われたとみられる女性の遺体が見つかった。県内でもすでに3人が襲われて軽傷を負っており、県や県警が警戒を呼びかけている。その一方で、危険だと分かっていながら、山に入るのをやめられない人たちもいる。
(略)

■まさか自分が… でも生活の一部

  昨年クマに襲われた新郷村戸来の会社員佐々木広幸さん(52)は、今でも毎週のように山菜採りに出かける。「山は生活から切っても切り離せない」と言う。
  クマと遭遇したのは、昨年9月の昼前。キノコを採りに自宅近くの大駒ケ岳に一人で入山。お茶を飲んでいると、背後でガサガサと音がした。振り返ると、口を大きく開けた黒いクマが約1メートルの間合いから飛びかかってきた。腕や太ももを鋭い爪で引っかかれ、「襲われ続けるくらいなら」と目の前にあった深さ約10メートルの谷に身を投げた。
  転がる途中で木に引っかかって助かったが、「命の危険を感じた」。秋田県での連続死亡事故はよく知っていたが、「まさか自分が襲われるとは思っていなかった」と振り返った。
 クマは怖い。だが、「登山や山菜採りは一番のリフレッシュ。生活の一部だ」と言う。タケノコ採りで生計を立てている仲間の中には、1日で100キロ以上採り、年間約300万円を稼ぐ人もいる。「山ではたくさんの危険と隣り合わせだということを忘れず、安全に付き合いたい」(安西裕莉子)

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 さて、佐々木さんによれば、「大自然から受ける恩恵などの高尚な話を主眼に力説したつもりだったが、付録のような、まさに付け足しのような熊の話だけを切り取られ、そこだけをクローズアップされた形になっちゃった」と笑って電話が来ました。しかも、記事にある、 「危険だと分かっていながら、山に入るのをやめられない人たちもいる。」とはなんですかっつーの!!

 佐々木さんをバカにしやがって、安西裕莉子っ!!お前だよっ!!
 冒頭、取材依頼に来た時の小生が違和感を感じた「生活のための山菜取り」というストーリーが、彼女の頭にあり、それが記事中にも反映されています。笑わせるのは、当の佐々木さんの山菜取りは繰り返しますが、趣味のための趣味の山菜取りで、彼女のストーリー(生活のための山菜取り)とは全くリンクしてしていないこと(熟読すれば明らか)。
 
 頭にきた小生は、彼女から来たケータイに電話したら、何故か朝日新聞大阪支社社会部の加藤さんなる方に繋がり、しょうがないのでこの人に一部始終を語りました。「真面目に取材してくれると思ったから、せっかく紹介したのに小生の顔にも泥を塗りやがってっ!!」・・・てなわけで、この加藤さんは「要件は必ず安西に伝え、あなたに連絡させます」って確約したのに、まだこの安西某から音もないわけ。

 さて、その日の夕方(まさにチャレンジデー真っ只中)、NHKの記者にも怒りが収まらずこの件話したら、

NHK記者さん
 「それはいけませんねぇ。」
・・・・と言いつつ・・・
 「・・・でもね、あそこ(朝日)は、まずストーリーを(記者が)自分で作ってから、取材コメントを自分にいいように解釈して、そのストーリーに沿うように書くことで有名なところなんですよ。」

 「ジャーナリズムは、取材しているうちにこういう真実が見えてきたってーのが、王道なんですがね。だからうち(NHK)とも、あんまり仲良くないんですよ」
 
 そこで、小生は「そもそも仲良い所って、あるんですか?」と聞くと・・

「ありませんね。」

だって。

 まぁ、たしかにね・・・最近の文科省の天下り業務に勤しみ、調査と称して売春バーに週3回通う如何わしい人物の証言をスクープに扱ってみたり、古くは従軍慰安婦の吉田証言のデマ証言を元にねつ造記事を書き、サンゴ礁事件では自作自演のこれまたねつ造記事出し、福島第一原発の吉田所長の「吉田調書」誤報事件も記憶に新しいし、この手のネタはこの新聞社は枚挙にいとまがありません。

 今に始まったことじゃないけれど、まさか自分が朝日にはめられる日が来るとは思いませんでした。佐々木さんごめんなさい。

 安西裕莉子っ!! 紹介したNHKの記者の言葉を噛みしめろ。最初から結論ありきの取材は赤っ恥かくだけだぞ。