田植え真っ最中の今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
小生、二日酔いのためか実家の田植えは、真っすぐ植えることができず軽いショックを覚えているところです。
さて、というわけで今月も恒例の第3土曜日「日本酒を楽しむ会」のレビューっす。
例によって会場は、鷹匠小路の「鬼門」さん。
今回も満員御礼&過半数以上がご婦人方。
で、一発目は秋田の名酒のこれ。
「天寿 雪室氷点熟成 純米生酒」
読んで字のごとく、雪室の中で70日間タンクごと熟成させ、4月の後半開封、5月出荷の旬のお酒です。やや、とろみがある芳醇な旨味で、かつ素晴らしいフレッシュ感がたまりません。
次は、地元八戸から。今年度からの新規約で必ず地酒を入れることになったのですが、今発売されたばかりの「八仙」をチョイスしてみました。先週14日同日に発売された鳩正宗とどっちにするかなやんだんですけどね。
で、それがコレ。 「陸奥八仙 夏吟醸 ブルーラベル」
天寿の原酒(18度)の次に飲んだから、なおさらライトな軽快感飲み口の感じられたんですが、低めの度数(14度)ながら、しっかりとした甘みが口に広がり、なんともしれぬフルーティーな香りの余韻がたまりません。キリリと冷やさせばもう何杯もいけちゃいます。この晩の女性陣に一番人気があって、すぐ空に・・・。もうちょっと小生飲みたかったなぁ。
これ、結構首都圏からも注文多いみたいなので、地元民は必ず飲むべし。
さて、次はもうすっかりおなじみになった岡山県のコレ。
「Gozenshu 9 NINE 夏ブルーボトル」
夏の生酒が続きます。これも青リンゴのような芳醇なフルーティー香がたまらないんすが、純米酒ゆえしっかりとした深みのある旨みが広がります。
次も岡山県の名酒。
「嘉美心 特別純米 生酒 瓶囲い」
やや甘口のどっしりとした米の旨み&キレの良さ(度数高いから?)と、バナナのようなほんのりと広がる香りでめちゃくちゃ旨い。
キリリと冷やした生酒はここまで。
そして、いよいよ火入れ酒の封も切ってみます。
茨城県の黒過ぎてラベルもよく見えない硬派ラベルで前会長チョイスのコレ。
その名も「百歳 特別純米 漆黒」・・・ホントに真っ黒。
さて、ここからはもう完全な男酒。フルーティー香のようなチャラチャラした吟醸香はしないけど、ヘヴィな米の旨みと辛口の後味のキレの良さがたまりません。
さっきまで飲んできた、ワインのような華やかさとは対照的なまさに、ラベルと共に男のハードボイルドのような酒と言えましょう。
カウンターに陣取った、古参会員(男性陣)は大喜び。
最後のトリはあの「田酒」を全国区へと押し上げたあの名杜氏辻村俊勝さんのこの一本。
岩手県宮古市の「菱屋 別撰 純米酒」 男山で有名なお酒。
これも、カウンターの古参会員たちから大人気の一本で、まさに日本酒の王道のようなお酒。火入れ酒ながら、しっかりとした華やかな香りもあり、さすがと言うべき仕事です。田酒よりやや辛めのような印象です。
と、いうわけで今夜も、飲み会は遅くまで続きます。
H27 5月日本酒会
さて次回は・・・・・
平成27年6月「日本酒を楽しむ会」
次回:5月20日(土)18時~
会場:「鬼門」八戸市鷹匠小路17
電話:0178-44-7356
次回予告の2升(決定済み)