まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

ああ、同じことか。全部、今の世代が詰め腹を切らされる。

2007年06月26日 | ニュースに絡んで
久間防衛相がボーナス返納に異論 民主・高木国対委員長「パフォーマンス」と批判

  久間章生防衛相は26日午前の記者会見で、安倍晋三首相らが年金記録紛失問
  題の責任をとって夏のボーナスの一部返納を決めたことについて「どうかと思
  う。
  日本の風習かもしれないが、首相自らが就任前のことを防ぐことができたかと
  いうと、難しかった」と疑問を呈した。その上で、「(首相は)『自分の責任
  だ』と言っておられるが、自らの責任はなかったのではないか。気の毒だ」と
  首相を擁護した。
 
  一方、民主党の高木義明国対委員長は同日午前の記者会見で、首相や閣僚らの
  ボーナス一部返納を「目先のパフォーマンス(をするの)ではなく、年金をき
  ちんと受け取れる態勢を確立することが本当の責任だ」と批判した。

たまたま時間が無いので、すいませんこんな話題に食いついちゃって。
ただ、何度も申し上げているように、
こういう国を作ってきてしまったんだと、
思いのほか、がらがらポン、しないとしょうがない事実を
受け入れなくてはならないようだ。

日本の気質ということで、
「お上」のすることは、そうそう理不尽なことはあるめいと、
他国と、対して、地理的にせめぎあうことも無かったので、
「国の舵取り」など、
国民も、そうそう、現実的な話題として考えもしなかった。

なんだか、ずーーと、国が「事業」を起こし、
その分け前の中で、仕事を按分し、
ただひたすら、国とのやりとりが長かった時代が続いたものだから、
グロバリゼーションとか、
世界中を相手にした「経済活動」が盛んになると、

大リーグと比較されてしまう、日本のプロ野球と一緒で、
日本の政治やら、行政の仕組みが、
なんだかお粗末で、
蓋を開けてみたら、本当に「お粗末」だったんだと、
わかってしまった、ということなのかもしれない。

この辺で、びしっと!民主党が、
どういう風に、お金を国から「巻き上げて」、
再配分をするのか、
非難も覚悟で、がらがらぽんできればいいんだけど、

今日の朝日新聞に登場していた福島さんのように、
社民党は、ヨーロッパの労働党とか社会党とかに近いんですよ、
なんて仰っていたが、
全然、違うと思います。

お金持ちから、お金をひっぱって(税率を50%に復活させて)
再配分にまわすなんてことを言っていますが、
あまりにも簡単な意見過ぎて、大丈夫かなと心配になってしまいます。
でも、うなずいている人が、多数いるんだろうな。

自分は嫌だけど、消費税をなんとか、しっかりと考えていかないと、
悪いけど、「地方税」なんか、
本当の「裕福者」なんか、払う気あんのかなぁ、と思ってしまいます。
源泉税も地方税も社会保険料も、
本来は、一括して徴収しなければ、
随分、取りこぼしている気がする。

そういう仕組みを、本来、しっかりと審議すべきなのに、
なんてね。
そうしないと、結局、今回の社会保険庁みたいに、
過去の「瑕疵」を今の連中が払わなければならない。
どう考えたって、国民の気持ちはわかるけど、かわいそうだよね。

考えてみれば、同じように、年金の問題も、
まさに、今の「稼働中」の若い世代が、詰め腹を切らされることになっている。
ああ、同じことか。



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