まなびの途中

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学んだことを書いてまいります。

本当に、こういうコメントだったの?

2008年02月23日 | ニュースに絡んで
もう、ソースも、引用もとてもできないんで、
すごく荒れた内容になるんですが、ご迷惑をおかけいたします。
ご配慮をたまわりたいです。

携帯電話で、もっぱらニュースを見る日々ですが、
毎日新聞の提供。
ユニクロが「日本一早い入社式断念」という記事。

知りませんでしたが、3月にここはやっていたんですね。
意味としては、
5月の商戦に、即戦力としての期待をかけるから、という話。
できるんだったら、トップとしては、
妥当な考え方と思います。

ところが、昨今の「売り手市場」という流れ。
卒業旅行がいけない。
卒業式に「赴任地」から行くのは面倒。
様々な学生の声を配慮する形で、4月に変更ということ。

それはそれで、1つの現象として理解できる話。
でも、「労働政策研究・研修機構の研究員」がコメントを出しております。

大学のサークル活動や学問を通じて得たコミュニケーション能力は社会人としての
基礎になる。入社式を前倒しして社員にするより学生時代にやるべきことを
しっかり実行させた方が後々につながるはずだ。

というお言葉。
1か月。
もっといえば、1か月もない。
そんな期間。
それなのに、このようなご大層なコメント。
世の中には、なんでもかんでも、コメントをしなければならない、
そんな専門家がたくさんいるんだなぁ、という感じがしました。

こんな期間で、やるべきことをしっかり実行させた方が、
なんてフレーズ。
そのやるべきこと、それを言いきってしまう。
あるのか?学生。
そんな風に言われかねない。

問題の置きどころは、そこじゃないだろうに。
面白いよね。
これを載せてしまう毎日新聞もそうなんだけど、
本気で、このユニクロのこの「事態」を、こういう風にコメントするなんて、
もしかしたら、30分くらい喋った内容を、
こういう風に切り取られたんじゃないかとすら、
思ってしまいます。

でなかったら、そのコミュニケーション能力。
なんだか、それすらを、疑ってしまいかねない内容でした。


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