まなびの途中

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学んだことを書いてまいります。

地道に天下っています。国がごり押し!

2005年08月25日 | 政治
小沢一郎が、テレビにて、靖国問題について言及。
A級戦犯は、戦没者ではない。戦争中に命を落とした人間ではない。
といった見解を示した。
そういえば、そうだ。靖国の主旨から言っても、細かい異論はあろうが、
はた、と膝を打ってしまう発言でございました。

というより、岡田さんでは、民主党、戦えない。
不用意な発言が、本当に多く、しかも、ソース付きで流されている。
小沢さんが目指したいこと、ってよりも、具現化したいことって、何?
表面的にしか存じ上げないが、影のリーダーシップは、ほどほどにして、
状況を切り開いていただけないものかしら。

さて、前回、国税局の話を、本に絡めて書きましたが、
国税局のOB税理士。この問題に関する、意見が、某O日新聞に掲載されて
おりました。

02年。元札幌国税局長だったOB税理士がが、2億5千万円の所得税を
脱税した事件。世論は、当然、多額な税理士報酬と、税務調査の関連性を疑い、
国税当局とOB税理士の間の癒着を問題にしました。

前回の記事には、税理士さん。免許は、試験で取得するもんだと、思っていま
したが、全国6万6千人の税理士の過半数は、なんと、無試験で、
税理士の資格を獲得した税務署のOBなのである。
ご褒美なんだそうです。
それは、それで、事実としてわかったが、問題なのは、
政府が、税理士資格がある職員に、退職後の顧問先企業を斡旋することについて、
「民間の需要に対する的確な対応等の面でも有益であるので、今後とも
 必要である」と閣議決定してしまったのである。

それって、正真正銘の、天下りじゃん。

03年には、OB税理士336人に顧問先企業4132社。
04年には、OB税理士331人に顧問先企業3938社。

笑っちゃうのは、なぜ、天下りを推奨するかの説明だ。

国税当局の局長や部長、税務署長や副署長などの職位で退職したOB税理士。
彼らは、通常定年2年前に早期退職を勧奨されるために、その2年間の収入
確保の為に顧問先を斡旋するのが「慣行」だ。

だって。身も蓋も無い説明だ。
いいのか、こんなストレートな言い分を言っちゃって。

この辺、自民党はどういう風に考えているのでしょうか?
じゃーん。何も触れていません。
そうです、多分、この公約、官僚が書いた作文が元ネタでしょうから。
民主党は、一応、官製談合やら、天下りについて、無くします、と言っています。

でもね、官僚、官僚とはいっても、とても有能なシステムであり、人材だと
思っているので、政治家の姿勢一つで、なんとかなると思うんですが。
そういう自浄効果の高い、党は、どこなんだろう。

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2 コメント

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Unknown (T田)
2005-08-27 00:43:57
今日初めて参りました~。

つらつらタイトルから斜め読み。「ん~、難しくって入り込めん」っと思っていたら私にも身近な業界が!!

そうですねぇ、確かにOB税理士、天下り、、、問題ですよね。

でもあえて言うなら、別にいいんじゃないですか? だって結果論として「天下り」という表現になるにしても、実際その「OB]という肩書きを欲する企業があるから成り立つ部分があるわけで。

「元○○税務署長」みたいな肩書きは、そこの管轄の税務調査では確かに威力を発揮する、ことも現実的にあるわけです。

でもその威力は絶対では無いし、要は「ちゃんちゃん」で済ませられる範囲が若干増えるだけの事。

要は「ちゃんちゃん」の幅とOB税理士に払う保険との費用対効果の問題じゃないですか!?

結局は、金のある人・会社は金を使ってあらゆる保険に入る。あまり無い人は必要最低限。まったく無ければ入らない。

誤解の無いように言うならば、個人的には「税務署」「官庁」「天下り」は大嫌い。でも単純に資本主義の商取引と考えれば、たくさん金を使った人(掛け捨て!)が一番いいサービスを受けるのは当たり前なんじゃないですかねぇ。

以上、酔っ払いでした。
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Unknown (T田さんへ)
2005-08-27 12:24:53
いきなり、ありがとうございます。

多分、このコメントの返信は、不自然な返し方ですが、ちょっと、T田さん、びっくりさせないでください(笑)

えー、自分も、個人に帰ったときは、えー、誠に、同感です。現役の方より、ご意見をいただき、えー、恥ずかしいなぁ。

税務調査の折には、えー、よろしくお願いいたします。ははははは。
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