まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

そんなことみんな知っているからさぁ。

2007年04月06日 | スポーツ
アマ側から要求も…「監督、長くやるほどおいしい」

  西武の調査委員会の報告で、アマチュア側からも金品を要求していた事実が明
  らかになった。日本高校野球連盟の田名部和裕参事は記者会見で「驚くような
  ことがたくさん書かれている。アマチュアサイドとしては非常に遺憾な内容
  だ」と戸惑いの表情をみせた。

  04年に一場問題でオーナーを辞職した巨人の渡辺恒雄会長は「(一場問題の
  時)阪神と横浜もやってることは知らなかったし、おれは他球団のことは言わ
  なかった。(いまの西武が)よそのことを言う資格はない。非常識だ」と厳し
  い口調だ。

伊東監督怒り爆発、球団トップ批判

  伊東監督が悲痛な叫びを上げた。「現場としてはもう十分、影響を受けてい
  る。また11日にも(調査委員会が)あるんだろう? またそこでいろいろあ
  るんだろうし…。もう、これでいいかげん最後にしてほしい」。度重なるチー
  ムへの波紋に、強い不快感を隠さなかった。

先にもこの問題に関して書いてみたことがある。
いずれにしても、
誰もが、知っていたことだと思うと。

でなければ、スカウトの悲しい「自殺」があったり、
もちろん、巨人の某選手の「実家借金肩代わり」問題など、
もとを質せば、皆、公然の秘密のように知っていたことなんである。

マスコミも、もっと良く知っていたはずで、
まるで、社会の正義を、今更論じたところで、
西武の調査委員会が「報告」をする前に、もっと、報道するべきことが
あったんではないか。

まるでレポーターのように、ただ淡々と事実と、証言を列挙し、
お決まりのように、
「当時、きちんと調査せずに済ませてきたプロ側の責任も免れない。」
なんて言葉を用いても、だったら、マスコミが散々言っている、
言論の自由に基づく、社会への監視ということは、
もう、言うべきではない。

あくまでも、西武の社長はよくやっている。
こんなに頑張っている方を見たことが無い。
巨人のとある方のように、「オレは口をつぐんだのに、今更ばらす奴の
気が知れない」なんて、怒っている奴のほうが、
これが、某新聞紙の社主なんだから、
開いた口が塞がらない。
西武が発表したんじゃなくて、委託した「外部機関」だってば。

もう、某新聞は、原発の「事故隠し」を騒ぎ立てる資格は無い。

言ってみれば、複雑な問題ではあるが、
若者の職業選択権と、給与の高騰。そして、満足に球団経営ができない会社。
いくつもの歴史的な経緯があって、
そして、なにもできない、発言しない、解決しないコミッショナーとか、
こと、日本の野球におけるシステムが「破綻」じみているのは自明であろう。

ロッテのボビーが言っていたが、
「非難を集中させるよりも、これから先に同じことが起きないようにすることが大
 事」と制度の整備を促す。

まさに、「大人のあるべき」発言だと思う。
国会でも、起きたことを、あれやこれや非難、引責問題など
あまた時間を費やしているが、
そうならないシステムを作るために、国会議員という職業があるのだ。

完璧に「公正」すぎる世界もなんだかなぁとは思うが、
「ばれてしまった」ことを無しにすることはできない。
しかも、皆、薄々知っていたし。
早いうちに、尻込みするのではなく、人を非難するのではなく、
アマも、プロも、徹夜してでも、システムの構築を急がねばなるまい。

ええ、昨晩、やや徹夜でした。
関係ないですね。