田島征三さんらが3年前に作った「絵本と木の実の美術館」へ
行く。行政の働きかけがきっかけで、田島さんに白羽の矢が
たち、廃校となった小学校を探し回ったそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/a6/8d7aa658a0a86e35c6d68e91a5f6018a.png)
他の絵本作家の美術館は自作をいろんな形で展示し、
聞き語りや絵本作りのワークショップがある・・と
いうのが一つの典型だとすると、この鉢という集落に
できた美術館は現代アート。
絵本創作と平行してオブジェ制作も好きな田島さんが、
長年あたためていた「空間絵本」の構想を実現させたのね。
最後の在校生3人が主人公で、ここで出くわすお化けたちの
物語がオブジェとして進行する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/5d/315dbce45eb7c627ee37d6dbe62c37db.jpg)
この美術館の運営というか、育てているスタッフが
4年前に東京から移住した天野季子さん。学芸員の
仕事をしてたプロ。だんなさんは、天才曲芸師・天野
耕太さんで、この5月のロバライブで登場。
(ここらにその様子)
彼女と話すと、地元の人達の協力でとても助かっていること、
この夏は大勢のお客さんで大変だったこと、そして空想楽器たちは
毎日メンテナンスを欠かさないので、いまでも元気だと話す。
とっても大変やろう、ごくろうさま!
というのも今回の作品はは田島さんと、ロバの音楽座のリーダー
松本雅隆さんが音の鳴るオブジェ制作に取り組んだのだ。
現物をみてその広がりに驚く。
ちょうど夕立が来て、カフェで足止めを食う。雨がやむと晴れ間となるなか、
まずは「どうらくオルガン」に向かう。近づくにつれ低層通音=ドローンが
やさしく聞こえてくる。
竹でできた空想楽器。それは田島さんの「原発によって生まれる、
みえない悪=セシウムを竹の力と音で追い払う」という願いから
始まっている。小屋、楽器も竹づくし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/3e/5fd7a10fc61cf89b4b20b44309547395.jpg)
「こへび隊」と称するボランティアの人達が熱心に説明してるし、
その一人はどこを押すとどの笛につながっているか暗記している。
「どうらくオルガン」ばかりでなく、道ばたや畑にさまざなな竹の
空想楽器がたくさんおいてあった。まさにオンパレード。
それらを叩きながら歩くと、なにかが洗われるようだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/29/0517dd6a901aa3b4498686b24136cc77.jpg)
空も山も学校も楽器も雨に洗われた後、晴れたのでみずみずしく
光っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/62/1548970596896c9378c6fce6362dbb4f.jpg)
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行く。行政の働きかけがきっかけで、田島さんに白羽の矢が
たち、廃校となった小学校を探し回ったそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/a6/8d7aa658a0a86e35c6d68e91a5f6018a.png)
他の絵本作家の美術館は自作をいろんな形で展示し、
聞き語りや絵本作りのワークショップがある・・と
いうのが一つの典型だとすると、この鉢という集落に
できた美術館は現代アート。
絵本創作と平行してオブジェ制作も好きな田島さんが、
長年あたためていた「空間絵本」の構想を実現させたのね。
最後の在校生3人が主人公で、ここで出くわすお化けたちの
物語がオブジェとして進行する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/5d/315dbce45eb7c627ee37d6dbe62c37db.jpg)
この美術館の運営というか、育てているスタッフが
4年前に東京から移住した天野季子さん。学芸員の
仕事をしてたプロ。だんなさんは、天才曲芸師・天野
耕太さんで、この5月のロバライブで登場。
(ここらにその様子)
彼女と話すと、地元の人達の協力でとても助かっていること、
この夏は大勢のお客さんで大変だったこと、そして空想楽器たちは
毎日メンテナンスを欠かさないので、いまでも元気だと話す。
とっても大変やろう、ごくろうさま!
というのも今回の作品はは田島さんと、ロバの音楽座のリーダー
松本雅隆さんが音の鳴るオブジェ制作に取り組んだのだ。
現物をみてその広がりに驚く。
ちょうど夕立が来て、カフェで足止めを食う。雨がやむと晴れ間となるなか、
まずは「どうらくオルガン」に向かう。近づくにつれ低層通音=ドローンが
やさしく聞こえてくる。
竹でできた空想楽器。それは田島さんの「原発によって生まれる、
みえない悪=セシウムを竹の力と音で追い払う」という願いから
始まっている。小屋、楽器も竹づくし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/3e/5fd7a10fc61cf89b4b20b44309547395.jpg)
「こへび隊」と称するボランティアの人達が熱心に説明してるし、
その一人はどこを押すとどの笛につながっているか暗記している。
「どうらくオルガン」ばかりでなく、道ばたや畑にさまざなな竹の
空想楽器がたくさんおいてあった。まさにオンパレード。
それらを叩きながら歩くと、なにかが洗われるようだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/29/0517dd6a901aa3b4498686b24136cc77.jpg)
空も山も学校も楽器も雨に洗われた後、晴れたのでみずみずしく
光っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/62/1548970596896c9378c6fce6362dbb4f.jpg)