やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

男の更年期障害測定法

2010-09-30 | 
医療関係の仕事をやっている
人たちと話をしていると、昨今の
測定技術の進歩には驚いた。

いろんな人体測定が進んでいるけど、
男の更年期障害の測定が唾液で
できるらしい。

そもそも男性に更年期ってあるんだっけ?
上原謙は70歳過ぎて子どもができた例を
だすと、そういう人もいるけど、機能は
減退して早期に更年期を迎える人もいる
とのこと、なるほど。

自分の状況を把握して対策をとろうっていうのが
医療サイドの話なんだろうけど
まだそこまでしたいって感じはないなぁ。



体重の減量新しいプログラムにおいて、
腹部のTCスキャンをとって変化測定し、
数字だけではなくビジュアルでも迫ろう
というのもあるらしい。

本人自ら治験で実験させられたそうだ。
食事制限、運動増進できつかったらしいけど、
10数キロ体重が減ったらしい。

自分のお腹の輪切り写真で何が
変わったかって脂肪の厚さらしい。
かなり薄くなったそうだ。

でも、体重は元に戻った本人を見ると、
スキャンを使ったのに、減量方法の説得力が
あまりないのが可笑しかった。

25周年の同期会

2010-09-29 | 
大学をでて最初にお世話になった会社の
同期会があった。大半はその会社を
巣立ったんやけど、最後から二人目が
退職したので、祝おうと集まることに。

そして今年は入社から25周年。
社会人になって、四半世紀。
それも合わせて祝う。

人生の半分が子ども時代で、
半分が仕事時代ということか。



みな変わったような、変わってないような。
大人になったような、子供っぽくなったような。

3人で買い出しにも行ったんだけど、
こうして昔もあるいた記憶があるように
感じる。夕暮れの風が気持ちいい。



黒板に25年間できごとを書いていくことに。
世紀末は崩壊が多い、ベルリンの壁崩壊、
昭和天皇ご崩御、バブル崩壊••

今世紀になるとアメリカが主役になる。
911、ブッシュ大統領、オバマ大統領、
リーマンショックと。

それは覇権の交代の兆候なのか、
それとも復権なのか。



今日はもう一つの記念日だ。
ささやかながら新しいことを
やっていく会社を設立した。

もう25年働けるとは思わないけど、
あたらしいことに仲間達と
挑戦できるのはありがたく面白い。

信頼にみちた楽しい会社に育てたいなぁ。
来年の記念日に今日のことを
振り返りたい。。

十二指腸潰瘍なりかけ・・

2010-09-28 | 
20歳代からの持病で十二指腸潰瘍がある。
それが昨日発症した。

ランチを食べるまではよかったんだけど、
それから一気にキリキリ痛み出し、
晩はほとんど手つかず。

原因ははっきりしてて、①この忙しさ
②かわせみ座公演打ち上げで飲み過ぎ
③急に寒くなったこと。

よく言われるような、ストレス、飲みすぎ、
冷やすことの3つがいっぺんにきたから、
傷口が十二指腸で開きよった。



対策は①処方薬を飲むこと②湯たんぽで
あたためること・・復活し夜中まで仕事ができた。

目覚めもよかったんだけど念のため
西洋医学と東洋医学の融合を目指している、
西国分寺クリニックへ初めて行く。

丁寧な腹部触診のあと、西洋薬を
あげとくけど、何日くらいと来る。
この2~3年飲んでいないことが
評価されたのかも。

でも漢方でなんかないか尋ねたら、
一発で効く薬があるなら、それが
いいですよ。そんな特定の病気に
効く漢方薬はありませんから、と。



でもよかった。やっと胃カメラって
言わない先生に出会った。

こう何年もつきあっていると
どのくらい傷口が開いたとか
直ったとかは、だいたいわかる。

胃カメラ飲んだら余計悪くなる。
4年前の時もカメラが進歩している
から全然痛くないなんて言われたけど、
なにも進歩してないってわかったもんね。

試写会のエチケット

2010-09-27 | 映画
6回目最後の試写会だった。
おかげで満席どころか、
17名もお帰り願った。

試写会って最初は空いてて
だんだん評判になって混んで
来るのが成功パターンらしいから、
こりゃとってもいい。



第1回目の試写会
ういういしさもあったけど、
6回もなると慣れてくる。

来る方はもっと場慣れしている。
たくさん映画を見るのも大変そう。
批評がしにくいご時世だし、
雑誌など発表の場も減っているから。



そういうライターや編集者に混じって、
非業界の人が混じっている。
配給チームや人づてに招待状をもらった
のだろう。

そういう人たちが最終回に来るのは
エチケット違反だ。配給にとって来て
欲しい影響力のある人が今日のように
入れなくなる可能性が高いからだ。

なかには試写状の最終回だけ
塗りつぶしてあるのもあるそうだ。

人形劇かわせみ座×ロバの音楽座

2010-09-26 | art
ロバハウスでかわせみ座の人形劇が
ロバの音楽座の演奏で行われたので
お手伝いにいく。

かわせみ座は主宰山本由也さんが
創作しつづけてきた独創的な人形が
大きな魅力。後に奥さんも舞台に参加し、
すっかり夫婦公演が定着したけど、
最近では小学校の息子さんも参加して
親子人形座になりつつある。

パペットの操作は、大別すると、
糸、棒、指などによって行われるが、
山本さんは糸と棒の合体という
独創的な方法をあみだし、
しかも一人操作によって、
自由自在な動きを表現する。

2回の公演のうち、1回はビデオ撮影も
担当したのでその細かい表情に驚愕する。

たとえば、ロバを例にとると、
頭部は両目、瞳、眉毛、鼻、口、歯が
それぞれ独立して動く。主に右手で行い、
左手では胴体や足、爪、尻尾を動かす。



かわせみ座は海外公演も多く、数多くの作品が
あるなかで、ロバの音楽座松本さんが曲作りを
担当したのは3つのプログラムだそうだ。

その音源等でふだんは人形劇をやられるのだが
生演奏でのライブは、全然ちがって面白かった。
パペット操作側と音楽演奏側がお互いの
息呼吸がどうあうかが見物やから。

ファジーなもの、ゆらぐもの、息づかい
そういったものが凝縮されていた。

秋らしい夕暮れ時

2010-09-25 | tokyo
土曜日はずっと仕事漬けだった。
夕方になって動物病院に猫チャミの
カリカリ餌を買いに行く。

やっと空も秋らしくなり、
夕暮れ時の淡い色の夕焼けを見ると、
普段どおりの季節が戻ってきた気がする。

あきペットクリニックから出ると、白熱灯系の
色の提灯が通りを満たしている。
遠くからお囃子や太鼓が聞こえる。
今日はお祭りなんだろうか。



文房具屋が国立のメイン通り=
大学通りにあるので向かうにつれ
屋台群が近づいてくる。
すごい賑わいだ。

11月初旬に天下市という大きな
催しがあるが、それにはまだ早い。

文房具屋(金文堂)でお聞きすると、
谷保天満宮の「例祭」だそうで、
今晩、明日と獅子舞も行われると。



お店からでて、混雑する人混みを
ゆったり屋台を眺めながら歩く。

遠い国にでも来たような錯覚。
現実感が薄くなり、ぼっとしながら
夕暮れの空を見上げたりしていた。

神宮寺・高橋住職のこと

2010-09-24 | カルチャー
週刊『エコノミスト』の特集が「葬式と墓」
手に取ったら、高橋住職を知った。

寺の有様を批判して変革を実践しているそうで、
現状の仏教は葬式仏教すらでないと痛烈だ。

僧侶側は生老病死によりそっておらず、
生活者は心の救済を既存仏教にはあまり求めない、と。

お葬式だってだいだい紋切り型やなぁ。
それがこの住職は遺族と2~3時間かけて
どのような葬式にするか話しあいから、
一つ一つ全部違うらしい。



檀家制度があるからなかなか寺を変えられないとも聞く。
先祖から続いた寺をチェンジ(改葬)
することは御法度に近いし、実際行うには
墓の移動に法外な料金をふっかけて、
思いとどまらせるか、儲けるか・・ひどいものだ。

高橋住職はこの檀家システムの崩壊も預言する。
臨済宗の僧侶は面白いかたが多いと教わるが、
彼は臨済宗で孤立しているとも聞く。


高校の同級生と

2010-09-23 | 
高校時代の同級生と渋谷なるきよで飲む。
よりによって大雨の日やったが、
だんだん小雨に変わわったからか、
祝日やったのに店は混んできた。

神戸の学校やから関西弁でもりあがる。
こんなに関西弁喋れて嬉しいっていう奴も。

一人が風貌が高校の時から変わらんって
ことでいじったり、羨ましく思ったり、
誰それも変わらんから街で出会って、
すぐわかったとかそいつの顔を思いだす。

校舎もほとんど変わってないそうで、
思い出しながら、ちょっと訪ねたくなる。



内部の様子と世間の評判ってちゃうもんやと
知った最初が、ぼくらの高校。外からはガリ勉で
固いイメージがつきまとうが、実際は勉強よりも
遊び中心で、自由放任な空気が充ちていた。

それは優秀な先生方が比較的高齢であったことも
理由の一つかも。



それから野球の話になり、競馬の話がつづく。
昔の試合やレースの様子はもとより
固有名詞がよくでてくるなぁと感心。
両者は瞬発の勝負で共通やとか。

僕以外はみな競馬をやってて、いまでも
バリバリの奴も。僕を仕込まなあかん、
という話に。一つ頼んだのが、場外ではなく、
もちろんバソコンでもなく、競馬場に行くことを。

iPad 早、美、安、楽

2010-09-22 | IT
iPadをとうとう購入!
ほんとは次バージョンを
買いたかったけど、仕事の
関係でもう限界やった。

昔、Color Classicという
Macintoshがカラーになったって
思わず買ったことがある。

これこれ、これが遅くってねぇ。
当時30万円位したと思う。
�がでたからホント欲しかったし、
失敗したなぁという経験があった。

iPadはかなり完成度が高く、
しかも安いと思えるから、
買ってもいいんだろうけど、
きっと来年にはWEB CAMERA搭載とか
なんだかんだ向上するに決まっている。

いくら自信があっても、どれくらい
売れるかの販売予測は初代というのは
むづかしい。iPadを触り初めて思ったのは
最低モデル(それを買ったんだけど)は
5万円(アメリカなら$500)を切るために
機能を徹底的に練り直したのだろう。



iPadの操作は軽快で、ぼくのような
iPhoneユーザーにはすぐ使える。
そうでなくてもかなり使いやすそう。

アプリで世界初の映画パンフと
言われている『グランブルー』を観る。
思ったより黒と白が美しい。

紙のパンフレットに3本動画をつけた
わりと王道タイプだ。お遊びのスライドショー+
時計はなかなかええ。時計機能がオフできれば
ベター。700円はちょっと高いか。いけるか。
ファンには問題ない。紙パンフよりはいいか。



ちなみに買ったのは、APPLE直営店。
ヤマダ電機ではポイントもつかないって
いうから、行ってみて正解。

純正のスタンドは縦置きしかできないので
Griffin製「Loop for iPad」を勧めてくれたから。


縦においたり、横においたり、傾斜をもたせて
寝かしたり・・持ち運べそうだし優れモノ。

『花椿』を久しぶりに読む

2010-09-21 | カルチャー
資生堂が発行する『花椿』10月号を
久しぶりに読んだら面白かった。

表紙が北野武。大竹伸朗の
夢日記も奇想天外。清水ミチコが
天国に着いたら神様に言ってもらい
たいことは「あれには、笑った」(笑)

宇田川幸洋の映画監督紹介で、
『コロンブス 永遠の海』の
M・オリヴィラ監督が100歳を超えて
毎年一作撮ってることに驚く。見なくては。



小田島久恵のオペラ『カルメン』の
解釈は短い文章だけど男女の恋を語って深い。
初演3ヶ月後にビゼーは死んだそうだ。
悪評を浴びたのが原因と聞いて驚く。

観客の怒りは「カルメンのような下層階級の女が
主人公なのが耐えられない」からだそうだ。
1875年の初演。そんなご時世だったのか。
なかには面白いとか、いい曲だとか思った人は
いたに違いない。



ふたたび小田島久恵がエッセイを書いている。
墓参りすることの崇高さ・美しさについて。

う~ん、でも墓参りの無意味さを歌った
「わたたしのお墓のまえで泣かないでください。
私はそこにいません。」の歌詞の方がすっと入る。
彼女も冒頭引用していたが。

そこにいないと思えたら墓参りをするだろうか・・
生きているひとへのミエなのか。でも、
たとえ空っぽの箱であったとしても
墓参りは気高く、美しいのも真実だ。