お知らせしたように、OPEN SHOW TOKYOの
第4回目。それぞれテーマがちがって面白い
構成になった;
八尋さんの激戦続くシリアはニュース性が強く、
片野田さんのハンセン病は長期取材がうみだす
濃密度とドキュメンタリー性がよくでていて、
HALさんのFLESH LOVEはアート性が強い。
ドキュメンタリーとアートの境界なく発表する
場の形が見えつつあるのかもしれない。
片野田さんはここに書いたしHALさんは何度か
書かせてもらったから八尋さんのコトを。
☆
8月にシリア取材中のジャーナリストの山本美香
さんが銃で撃たれて亡くなったことは記憶に新しい。
彼女の死の様子は多く伝えられても、シリアの
情勢はさっぱりわからない。
同じ場所に同じ時期に行ってた八尋さんからは、
鮮度たかい、写真やお話が聞けた・・というか
彼の背後にそのなまなましい銃撃戦が漂っている
雰囲気だった。
山本美香さんはトルコ国境から銃撃されたアレッポに
日帰りや泊まりで出張取材を続けていたそうだが(
車で2時間位)、八尋さんは同じ時期に10日間(8月
10日~21日)アレッポに滞在し続けたから、どんなに
危険か。
反政府側の自由シリア軍Free Syrian Armyと行動を共に
したそうなんだけど、アレッポの一部を占拠していて、
そこを圧倒的な戦力をもってる政府軍が攻撃してくる。
ライフル、自動小銃を使ったものだけでなく、戦車や
空からの爆撃が10分おきにある!戦車は撃ってきて始めて
どこにいるかわかるから、第一撃は避けようがない。
しかも小さいビルくらい吹き飛ばすそうだ。それでも
外は危険が高いから中にいる。
爆撃によって電柱も崩れかかっている
政府軍がスパイを多量に送り込んでくるので、IDチェック
などでわかると、拷問や処刑していく。
暴力そのもの。
逃げ出す市民は縁者がいれば非戦闘地域に移るが、
そうでないとトルコ国境付近で難民となるしかないので
多くの市民はまだまだアレッポにいる。
☆
なぜ危険を冒しても現地に行くのかという質問に、
何が起こっているから、見たいからと淡々と答える。
防弾チョッキは重いし、そんなに安全でない(とくに
正面からの弾道に弱いそうだ)から着ないとか、住む
世界というか肝のすわり方が全然違う。
アルジャジーラの放送と現地の様子に差はなかった
そうだ。久しぶりにサイトをみると、暴力に荒れて
いる感じがする。
写真はいずれも八尋さんが撮影。彼のサイトはこちら。
第4回目。それぞれテーマがちがって面白い
構成になった;
八尋さんの激戦続くシリアはニュース性が強く、
片野田さんのハンセン病は長期取材がうみだす
濃密度とドキュメンタリー性がよくでていて、
HALさんのFLESH LOVEはアート性が強い。
ドキュメンタリーとアートの境界なく発表する
場の形が見えつつあるのかもしれない。
片野田さんはここに書いたしHALさんは何度か
書かせてもらったから八尋さんのコトを。
☆
8月にシリア取材中のジャーナリストの山本美香
さんが銃で撃たれて亡くなったことは記憶に新しい。
彼女の死の様子は多く伝えられても、シリアの
情勢はさっぱりわからない。
同じ場所に同じ時期に行ってた八尋さんからは、
鮮度たかい、写真やお話が聞けた・・というか
彼の背後にそのなまなましい銃撃戦が漂っている
雰囲気だった。
山本美香さんはトルコ国境から銃撃されたアレッポに
日帰りや泊まりで出張取材を続けていたそうだが(
車で2時間位)、八尋さんは同じ時期に10日間(8月
10日~21日)アレッポに滞在し続けたから、どんなに
危険か。
反政府側の自由シリア軍Free Syrian Armyと行動を共に
したそうなんだけど、アレッポの一部を占拠していて、
そこを圧倒的な戦力をもってる政府軍が攻撃してくる。
ライフル、自動小銃を使ったものだけでなく、戦車や
空からの爆撃が10分おきにある!戦車は撃ってきて始めて
どこにいるかわかるから、第一撃は避けようがない。
しかも小さいビルくらい吹き飛ばすそうだ。それでも
外は危険が高いから中にいる。
爆撃によって電柱も崩れかかっている
政府軍がスパイを多量に送り込んでくるので、IDチェック
などでわかると、拷問や処刑していく。
暴力そのもの。
逃げ出す市民は縁者がいれば非戦闘地域に移るが、
そうでないとトルコ国境付近で難民となるしかないので
多くの市民はまだまだアレッポにいる。
☆
なぜ危険を冒しても現地に行くのかという質問に、
何が起こっているから、見たいからと淡々と答える。
防弾チョッキは重いし、そんなに安全でない(とくに
正面からの弾道に弱いそうだ)から着ないとか、住む
世界というか肝のすわり方が全然違う。
アルジャジーラの放送と現地の様子に差はなかった
そうだ。久しぶりにサイトをみると、暴力に荒れて
いる感じがする。
写真はいずれも八尋さんが撮影。彼のサイトはこちら。