やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

上海の会社調べ

2010-03-31 | その他
上海プロジェクトを推進されてる方に
お会いするコトになった。

その会社のサイトアドレスが
彼のメールに記載されてたから、
何気なくアクセスすると、検索結果が2軒。
しかもその会社は表示されへん。

う~ん、Googleやから、中国政府のサイト
検閲喰らったのかなぁ。いやYahooの検索でも同じ。

昨夏上海に開業して大盛況のテーマパーク
HAPPY VALLEYなんかはGoogleから普通に
アクセスできてたもん。ぷんぷん。



気を取り直して、百度のしかも中国語版から
検索を試みた。今度は1万以上ヒットする。
シメシメ、と思ったんはヌカ喜び。

その会社情報にはバチッとヒット
せえへん。う~ん、別の意味の検閲かなぁ、
それとも単にサイトの調子が悪いのか?

上海のリサーチ会社の方に聞いてみようっと。

東洋経済「鉄道新世紀」は面白い

2010-03-30 | カルチャー
週刊東洋経済の今週号「鉄道新世紀」は
おもわず買ってしまったけど、
日本の電車のデザインがよくない点が
指摘されてて溜飲を下げた。

南海電車の特急「ラピート」をデザインした
建築家の若林広幸が登場されてて驚く。
先日京都で「ラピート」のデザイナーとしても
紹介されたばかり。

南海電鉄の沼守取締役が「もっと楽しい
電車はないのかなと思っていた。海外旅行の
わくわく感を具体化する列車を造りたかった」と
考えて白羽の矢を若林さんにだしたとのこと。



比較的デザインがいいなぁと思っていた
JR九州の車両は国際的な受賞が多数だということ、
水戸岡鋭治さんという建築やプロダクトの
デザイナーがいらしたことを知る。

水戸さん曰く「日本の鉄道は美しさや
楽しさを追求する段階に」・・ほんま
その通りやと思う。車両だけでなく、
駅や制服もまだまだあかんで。



西武鉄度の広報も「乗客の半分は女性だが、
車両を設計する車両部は大半が男性。
もっと女性の意見を取り入れて、デザイン
する必要がある。」その通り!
ぼくの長年の主張はこの方と一緒やって手を打ったね。

これから一気によくなるでしょう。
期待もこめつつ。

心の声をきく

2010-03-29 | 
二人の偉大な現代人が語る
同じような言を聞く。

ひとりはスティーブ・ジョブスさんで
スタンフォード大学卒業生に向けたスピーチ。

仲間が「全然説教くさくなく、心から共感できた」
と知らせてくれた2005年のモノ。
http://fas.tobiiro.jp/100224/

毎日やっていることを心に聞いて、
それが自分のやりたくないことが
続くならその場所を変えなさいと。



もう一人は三國連太郎さん。
DVDを観ようとTVのスイッチを
つけたら、NHKの新番組
「こころの遺伝子」が映って、
87歳になる(!)三國さんの
語りに引き込まれた。
www.nhk.or.jp/idenshi/special/index.html

木下惠介監督にスカウトされた形で
映画、演劇の世界に入った三國さんに
つねに「好きなようにやりなさい」と
言われたそうな。(再放送やVODでみれるそう)

さてさて我が身を振り返ると、
まだまだそんな境地ではない。
毎日をふりかえって心に聞こうって思う。

旅の変化

2010-03-28 | 
ライフスタイルの変化やネットの進展に
よって旅の形も変わりつつある。

端的に現しているのがJTB。
『総合旅行産業』という看板をおろして
『交流文化産業』だといいはじめ、あなたの
『Your Global Lifestyle Partner』に
なりまっせと宣言している。

『交流文化産業』って言われて、どこの会社
やか分かれへん、てなあたりが狙いなんやろな。




ネットが広がる前は観光旅行中心って
こともあって、その深い情報を知るプロ達か
旅行やメディアにまかせておけばよかった。

それが、現地のライフスタイルを見たいとか
経験したいユーザーが増えだして現地の多様性が
広がった上、ネットによってその現地群と
ユーザーを直接つなぎだした。

現地の旅行業者だって知らないところに
旅行者が大挙して現れるとか、
ずっと以前のTV番組をみて来ましたとか、
知らないことがいっぱい起こっている。



知らないでいいんだと思う。
全部知ることはますます無理なんだと思うし。

知ってることにそんなに価値がなくなり、
だれに聞けば解決できるかとか、
手伝えるマンパワーや智恵がある
とかの方がはるかに重要だから。

初農業は大工仕事

2010-03-27 | 農・生物
気候もよくなり今年初めての
農業のお手伝い、といっても
今日は大工仕事だった。

久しぶりお邪魔すると、ナズナが
一面覆っていた。土地がいいって証拠だ。

小麦もまぁまぁ順調だったし、
各種の苗がビニルハウスで成長していた。



土地を開墾すると、いろんな草が
や微生物が繁茂していくが、
土地がよくなっていくにつれて、
草も変化してナズナやスギナが育ち始めると
農業に適する豊かな土地になってきた
って考えるのが師匠の赤峰農法の神髄だから。

だから菌様、草様、虫様って様をつけて
よい土地作りの主役達を大切にする。

それらにいわゆる火山から生成したものを
加えた総体が土なんだって、今は納得がいく。
土だってホリスティックなもの。



ただ今日は農業というより大工仕事だった。
畑のエントランス部分の竹が老朽化したので、
やりかえるって日だった。
桧のスノコを使ってうまく建てかえることができた。

お茶をいただきながら、久しぶりにいろんな話をする。
咲き始めの桃を眺めていると、少々冷たい春風が頬にあたった。

チャップリンに一番ユーモアがわかる日本人といわれた男

2010-03-26 | 
淡路島の県会議員の永田秀一さんを
ご紹介いただいんだけど、おじいさんの
故秀次郎さんのお話がとっても面白かった。

戦前の話なんだけど内務省から
東京市の市長をやられたんだね。

関東大震災で焼け野原になった
東京の復興に尽力され、アメリカへの
視察(船旅で1ヶ月の頃)で、
高速道路の発達を目の当たりにして
100年の計をたてる。



パリのような皇居を中心とした放射状の
道路計画をぶち立てるが、財政難のなか
鳩山一郎を初めとした市議会議員や
財界の反対で縮小になったそうだ。

このあたりの復興計画に関しては
内務大臣兼帝都復興院総裁だった
後藤新平が主導していたのかと
思っていたのでこのあたりの整理が
いるなぁと思った。



日本びいきだったチャップリンと
親交があって、「一番ユーモアを解する
日本人だと評された」と聞けば
なお興味がわくではないの。

東京オリンピックの誘致をぶち上げて
成功された方(幻になるんだけど)
高浜虚子と親しく永田青嵐という俳号をもち、
東京にあちこち句碑も残るとは。

ネットでみたら同郷の方が写真を
ふくめ紹介していた。
役人っぽく見えないなぁ。

初!日帰り淡路島

2010-03-25 | 
プレゼンや打合せも無事終わり、
時計を見たら19時発のバスに間に合う。
これはうまくいけば、泊まらないで帰れる。

淡路島へは何度行ったかわからないが
日帰りは経験無い。やってみるか。
仕事もたまってるからなぁ。



それが三ノ宮での乗り換えに
しくじって最終ののぞみ号を目指して、
新神戸駅を走っていた。

アホなことに三ノ宮駅から
地下鉄で1駅逆に乗ったのが敗因。
2分後にのぞみは発車する。

楽勝終電のはずが、一転して新神戸駅を
走ったはしった。40歳になってから一番走った。

地下鉄から新幹線までの乗り換え時間は
JRおでかけネットでみたら10分。
それを2分でいかなあかん。無理かなぁ。



深い地下鉄から2階まで。
切符は中で買います~って言って、
改札を突っ切る。足はがたがたで
歩く位のスピードしかでなくなり、
日帰りは無理かと諦めかけた時、
発車合図のベルが聞こえた。

力をふりしぼってエスカレータを
駆け上がると、旗を手にした駅員さんと
目があったので間に合ったと思う。



京都駅すぎたたりでやっと
落ち着いてきたので弁当の包みをほどく。

久しぶりに弁当を選べなかった。
飛びのったデッキに売り子さんがいたので
はぁはぁと肩と口で息しながら買い求めたら、
これしかないのですがと言われた代物。

きっちり作ってあっておいしかった
幕の内「もみじ弁当」といって
広島弁当株式会社製造で1100円。
大阪水了軒の影響を受けてる気もしたけど、
味は上だと思う。

汗をかいたのが冷えてきて、盛んに咳込む。
着替えがないから自然に乾くのを待つ。
何ももたずに事務所から出張にきたから。

ほぼ徹夜な朝

2010-03-24 | その他
明日淡路島でプレゼンがある。
その準備をしてたら朝方まで
かかってしまった。

そのまま淡路島へ行っても
そんなに困らないと思ったら、
自宅に帰らないとないものがあった!

iphoneの電源コンセントで、
PCとつないでいるUSBケーブルしかない。



あんまりiphoneを使わないようにしよう。
できるかなぁ。せっかく電源が使える
のぞみN700系を予約したのに。

必要になったら淡路島で電源コンセントを
探してみよう。あっそうだ、USBケーブルを
持っていけば誰かのPCから電気をもらえる。

なんとかなるもの、と楽観的に考えて
向かおうっと。

植物から土が生まれる?

2010-03-23 | 農・生物
植物から土が生まれる?
植物がいい土を作ることは間違いない。

でもさわるとぼろぼろ掌からこぼれ落ちる砂、
小石から成るあの土は火を直感的に感じる。
あれは植物とは違うのでは?

•••という前からの疑問が氷解した。
園芸やランドスケープを得意とする方に
聞く機会がうまいことあった。



土は全体的なものだと。
動植物といった有機物、
砂•石•岩といった無機物、
そして有機物を無機物に転換する細菌。
これらが合わさって生きた土を構成する。

もう地球っていうのと変わらない。
地球を語るより、土を掘りたいなぁ。

銀閣寺の国宝と庭

2010-03-22 | 
昨日東京には帰ったけど、
もう一つ銀閣寺に行った話を。

書院造りの始まりとして有名な
国宝が公開中と知って、
行ってみようと思い立つ。

20年ぶりの再訪だから、
建物や庭の記憶はなんとか
あるのが驚きだ。いっぽう
歴史の事実はみな忘れてた。



創建当時の建物が二つ残っていて、
ともに国宝。一つは有名な方だけど、
今回公開だったのは銀閣寺を作った
8代将軍足利義政の書斎や接見の建物だった東求堂。

書院造りの祖、茶室の祖、4畳半の始めと
革新的なアイディアが詰め込まれている。

殿様としては評価が低く、
応仁の乱を長引かせる優柔不断ぶりや、
財政の悪化を放置したとか言われるが、
文化創造のプロデューサーとしては天才的だ。

庭、能、茶道、華道、香道といった
室町の東山文化を決定づけ、わびさびに
いたる日本の美意識の祖といってもいいからだ。



彼が座っていた4畳半の書院に座れた。
無駄のない小さな宇宙。

障子越しに広がる庭を眺めると
お庭のよさがます。

庭自体はもっと自然なものがイイとは
おもったけど、山を背景に広々とした庭と
小さな建物・・このプロポーションは抜群。

苔寺(西芳寺)を範としただけ
あって多くの苔に覆われていることも
みてとれた。



哲学の道を歩きながら帰る。
桜の咲く前だったから、
ゆっくり歩くことができた。