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ねがうこと、ゆだねること

#4 京都国際写真祭 続編

2016-05-02 | photo
京都国際写真祭(KYOTO GRAPHIE)の今回のテーマは
「Circle of Life いのちの環」なんだけど、それ以上
に特集されたのが写真家サラ・ムーン。

長年の親交がある何必館がかなりの協力体制をとられた
のがみてとれる。重森三玲旧宅、ギャラリー素形と3会
場で展開。彼女も何度も来日したそうだし。


重森三玲旧宅での展示

何必館の梶川夫妻の力の入れようは、集大成の様な5冊
組の全集を刊行したことにも表われている、凄い。それ
には手がでなかったけど普及版を買い求める。彼らはこ
れまでもサラ・ムーンの写真+動画集など数冊発行して
きたことを知る。



同じフランス人のティエリー・ブエットによる「うまれ
て1時間のぼくたち」といって赤ん坊が並んでるのは面白
かった。



シワシワだとは思ってたけど、猿というより老成した感じ。
遠くを見つめるかの様な視線は何もかもわかっている、っ
て感じがした。仏像のモデルにしたのではと思ったほど。

マイクで歌ってるような子もいるし、だいたい男の子か
女の子かぜんぜんあたらんw

出産を迎える両親に撮影許可をとりつけるのは、ハッピー
な時だろうから容易だったかもしれないけど、こんな写真
みたことない。自分の赤ん坊ならともかく。



クリス・ジョーダンはミッドウェー島の鳥達の死を撮る。
漂流してきたプラスチック類を飲み込んだのが死因。大陸
から2000マイル離れているミッドウェー島に漂着するとい
うことは、太平洋にどれだけ多くの廃棄物が浮遊しているか、
想像をこえる。



漂流するプラスチック類をランプに再生させたのが2年前
に亡くなったヨーガン・レール。クリス・ジョーダンのプ
ロジェクトに共感し、一緒に展示されることを望んでいた
そうだ。



古賀絵里子の新作「Tryadhvan(トリャドヴァン)」を
見ることができたのも嬉しかった。旧呉服問屋の美しい
町屋で絵巻物のように展示されていた。

近年お坊さんと結婚し、出産されたそうで、そういった
身近な過程をはさみながら、彼女のテーマである「生と
死」にさまざまな時間軸が加わった感じ。写真撮影はN
Gだったので、中庭からの様子。(以上すべて敬称略)



#4 京都国際写真祭 建仁寺/無名舎編

2016-05-01 | photo
今年で4回目を迎える京都国際写真祭(KYOTO GRAPHIE)を初訪問。
311を契機に本写真祭を始めはった写真家ルシール・レイボーズ さん
と照明家仲西祐介さんが、記者会見を開いた様子がこちらに。

今年のテーマは、命の価値が軽んじられてきているような状況から
「Circle of Life いのちの環」。それに基づいた国内外の写真家の作
品を、京都市内の50近くの会場で展開する。いっぽうワークショッ
プ、ポートフォリオレビュー、トークイベントなども連日開催。5/
22まで。



あちこち訪問するたびに、知らない写真家・知らない場所、そして
知らない世界(観)に出会う面白さ。建仁寺で開催されているアル
ノ・ラファエル・ミンキネンさんの写真展を紹介するね。

祇園のまんなかにある禅寺建仁寺は法堂が有名だし、宗達の風神雷
神も所蔵。でも敷地にある両足院って聞いたこともないなぁと思い
ながら入ってみると、豊かな建物や庭園に驚く。祇園の喧騒は聞こ
えず、静かな時が流れる。



建物の中で、ミンキネンさんの代表作が年代順に展示。促されるま
まに庭を散歩すると、茶室の中、石橋の上、木々の間などに、彼が
この寺で撮影した新作がそっとおかれている。





マグナム・フォトは無名舎という有形文化財の京町家で、難民がテー
マの展示。難民は戦争と背中合わせで、マグナムの写真家なら撮った
ことのない人がいないのでは。数多くの写真が積み木仕立てで並んで
いる。



スタッフの方が、積み木をシャフルして、難民問題が解決することを
祈ってください、と促す。1909年(明治42)に建てられ、100年以上
大事に使っていく精神が、戦争や難民の解決になるほど単純ではない
だろうが、対極の考えであることは確かやろう。



奥行きが長い敷地には二つ中庭があるんだけど、先生とよばれるお爺
さんが脚立にのぼって剪定をされていた。鋏を使わず手折りだった。


#3 Open Show CP+ in 横浜美術館

2016-02-12 | photo
横浜美術館で開催させていただいた、写真家たちによる
#2 Open Show CP+から1年。第3回目を2/27に行う運
びとなったので、そのPR。

今年はブラジルリオのオリンピックパラリンピック年と
いうことにもからめ、「障害と写真」というお題のもと、
お二人をお招きします;

写真家 斎藤陽道さん 
「障害があるからではない、生存充実感こそが写真になる」 



美術家 片山真理さん 
「私はあなたになりたい」 
  個人が沢山の人格を持って生きている現代と、私が行っ
  てきた手法を重ねた作品をここ数年作っています。


 
モデレータは横浜美術館から横浜市民ギャラリーあざみ野に
移られてパワーアップされた感のある天野太郎さんに、1回
目から引き続きご依頼。

片山真理さんは以前から天野太郎さんが注目されていたので、
ご紹介をいただける。斎藤さんはご紹介ではなく直接お願いさ
せていただいたところ快諾いただいたので、個展でお会いする。



昨年11月に秋葉原3331で開催され斎藤陽道展「なにものか」

斎藤さんが全国4つのアール・ブリュット美術館を巡って、仮
面を作ったり、いろんな人との出会いをするというアートパー
フォマンスに初トライされたもの。

斎藤さんはろうあ者なので筆談でお話させてもらったんだけど、
とっても楽しい体験だった。



Open Show CP+において、斎藤さんは手話通訳は使わないで、
筆談で発表を希望される。ワタリウム美術館で昨年展覧会をや
られた時、詩人の谷川俊太郎さんと筆談イベントをやった様子
があったのでイメージは湧くけど、準備はまた別。

パソコン筆記通訳者のボランティアの方4人を横浜美術館さん
にご紹介いただいたり、書画カメラなるものをレンタルしたり、
斎藤さんに一から十まで教わったことを準備できそうになった
ことをお伝えすると「すばらしいです!!!!」とお返事いた
だいた時、今年も成功するかも・・って思ったのね。

まだお席に余裕があるそうですので、ご希望の方は、CP+に登
の手間がかかりますが、無料ですのでぜひお越しをお待ちし
ています。

■主催 フォト・ヨコハマ実行委員会、OPEN SHOW TOKYO
■共催 横浜美術館
■協力 CP+ 2016
■日時:2016年2月27日(土曜) 14:00~16:30 
■ 会場:横浜美術館 レクチャーホール
■ 入場無料
■ 定員 230名

詳しくはfacebookで。

渡辺眸 写真展『旅の扉』 ~猿・天竺~

2016-01-23 | photo
もう終わったんだけど、渡辺眸さんの写真展『旅の扉』
~猿・天竺~
を渋谷アツコバルー(1/8 - 1/24)へ見に
いく。

2年前から写真家・渡辺眸さんの1968年当時の写真の
個展が続いているのはブログで紹介した;
  2014年「1968 新宿」新宿ニコンサロン
  2015年「東大1968-1969」禅フォトギャラリー

学生闘争をテーマに足場を固めた渡辺さんは終息すると
インド、ネパールなどアジアへ軸足を映し、何度も往復
しながら1983年に発表しはったのが、本展の『天竺』。



ネパールのモンキーテンプルで遭遇する猿を撮ってはる
うちに、日本でも撮影をするようになったらしい。自然
の中にいる猿の写真より、停留場といった人工物にいる
猿の写真に惹かれる。

そして魅力的なインドやネパールやの写真。近代化する
前の「失われた」風景に引き込まれる。当時のいわゆる
ヴィンテージプリントがほとんど。空気感や時間感覚も
封印されているかの様だ。



インド人との距離感も心地よい。通りかかって撮ったの
もあるんやろうけど、何度か会って会話するうちに撮っ
た感じの親しさが滲んでいるのが好きやね。

写真集『天竺』の出版元「野草社」(こちらに石垣雅設
代表のインタビューがある)から初版本が販売されてい
たのは意外。程度のとてもいいものを買うことができた。



『西方神話』(中央公論社 1997)は流石に絶版だった
けど、これまた程度のいいのをアマゾンでゲット。渡辺
眸さんの写真集が充実してきて嬉しい限り。

渡邉博史写真展・周防の猿回し

2016-01-11 | photo
あけましておめでとうございます。遅くなりましたが今年も
よろしくお願いします。久しぶりの投稿で、今年はもうちょ
っと頻度をあげたいと・・殊勝なことを呟くのも年の始まり
だからかw

今年は申年ということで、ちなんだイベント、アート展など
あちらこちらでも開催されている。敬愛する渡邉博史さんの
猿回しの写真展「Suo Sarumawashi」も銀座たけだ美術
1月20日まで開催中。



たけだ美術で渡邉博史さんの個展が開かれるのは、2011年
"Come-dy of Double Meaning 展
以来の2回目。おおかた
の写真は彼のサイト上で見ていたけど、やっぱりプリントは
いいなぁ。

猿回しを撮ろうと思いはったのは、直立した猿だから「猿の
機微を写真で表現できるかも」と思いはったそうだ。ヒトな
みというかヒト以上というか、さまざまな表情には複雑で微
妙な心象風景が想像できる。滑稽なもの、思索的なもの・・



「Suo Sarumawashi」は周防猿回しのこと。その周防が山口
県光市だとは今回気づく。父母の郷里に近いし、親戚が暮ら
していて泊まりに行ったこともある。

昭和30年代には絶滅した猿回しが、その後復活していったと
いうことも初めて知ったし、というか猿回しは知らないこと
だらけ。



周防猿回しは常設劇場を河口湖と阿蘇山にもってるそうだ。
なにかの機会に見てみたい。


写真家山谷佑介・3日間の新作展"Use before"

2015-07-12 | photo
写真家・山谷佑介さんが新作を3日間(7/10~12)
だけ展示するという"Use before"を見に行く。



宮益坂ビルディングという渋谷駅近く、ヒカリエそ
ばの古いビル。iPhoneで撮ったとたん管理人がでて
きて撮影NGと言われる。

1953年竣工。東京都による公営分譲マンションの第
一号。当時はお金持ちしか買えなかったそうだ。渋
谷駅再開発によって建て壊しが決定。古きよきもの
がまたひとつ壊される。


1956年の宮益坂。まだ背が低い。中央右手の大きなビル。

目指す部屋はたしか501号室なんだけど、案内も
表札もない。。えいっとドアを開くとそこがギャ
ラリーだった。



古いポラロイドフィルムを手に入れ、パンクバン
ドを組んでる仲間を撮ったもの。劣化が進んたフ
ィルムがさぞ面白かったんだろう。誕生日がスタ
ンプされているので、やっと同じ人物だとわかる
程度w

400枚入手したそうで、約半分を使って撮ってい
る。これから大阪に巡回するので、残りのポラで
大阪を撮る予定。

本展に関する100冊限定のZINEが発刊されたので
買い求める。彼のZINEは初ゲット。出版レーベル
GOLIGAのサイドプロジェクト"A0"から。



山谷さんはこの場所を仲間と借りて事務所兼ギャ
ラリーにする予定とか。建て壊しまでの期間限定
なのでお安いとか。いいとこ見つけてはる。



1階エントランスからあがる階段壁ギャラリーに
も本作品が展示されていた。

写真家・深瀬昌久・回顧展

2015-06-15 | photo
2012年に亡くなられた写真家・深瀬昌久さんの回顧展が
渋谷diesel gallreyで開催中。8/14まで。


「屠」(1963年)

代表作『鴉』はなかったけど、生涯にわたる作品から選ん
だニュープリントが展示してあり、小さいスペースでも回
顧展が成り立つって感心する。



「救いようのないエゴイスト」(夫人の言葉)というタイ
トルからも自己を突き詰めていった写真家。

すべてをやめたいと思いつつ写真するぼくの作業は、
いま生きていることへの復讐劇かもしれない



前半の『屠』『洋子』『烏•夢飛行』は張りつめた緊張感が
あり、うかつに近づくと切りつけられそうだ。



それが後半『家族』自撮りの『私景』『bukubuku』未発表の
『猫』(7月発売予定)では笑いで吹きだす写真もあり、力のぬ
けた写真に変化していく。同じ写真家とは思えない変貌を楽し
める。


恩田義則・こどもの写真展

2015-05-06 | photo
5月3日〜5月6日の4日間、Oliveや東京カレンダーなどの
表紙も担当されていた、ファッション写真家・恩田義則さ
んの写真展が近所のカフェギャラリーroom103で開催。

20年前、お子さんが那須のサマーキャンプに参加した様
子を撮ったもの。友だちもたくさん写ってる。当時焼い
たプリントなので紙自体にも時が刻まれている。



たぶん都会っこなんだろう、田舎というか自然のなかで
遊んだ体験が詰まっている。牛に触ったこと、野菜を収
穫したこと、洞窟を掘ったこと、ドロ遊び、ボール遊び
・・などなど。

写生というのかスケッチも併せて飾られてるんだけど、
これがまたいい。写真と絵が混ざり合って展示されて
いる。店主本業の古い家具の配置もさすが。



写真家の恩田さんから話しかけて下さり、当時の様子
を教えていただく。とても気さくな方なんだけど、雑
誌写真家だからだけではない、彼の生き方だと感じる。

1948生まれだから、67歳くらい。彼のサイトを見ると
錚々たる雑誌の表紙を飾ってるし、彼とは知らずに見て
いた写真が数多くある。

店主で古道具LET 'EM INのオーナーでもある原さんが、
こんなところで開催して下さってと、謙遜してはった
けど、人なり場所なりを気に入ればこそ。

廃刊になったマガジンハウスOliveの恩田さん担当ペー
ジのコピーがたくさん置いてある。一冊も持ってないと
は意外。



先月号のGINZAの別冊は おとなOlive。もう昔の面影は
あまりない。でも再度起用された恩田さんの写真は昔と
変わっていない。



近所のカフェcircus店主 セキグチテルヨさんによる喫茶
営業もあってスイーツとコーヒーをおいしくいただく。恩
田さんやお客さんも一緒に話をしたり、おだやかな午後。

ダヤニータ・シン「Museum of Chance」「File Room 」展

2015-05-01 | photo
写真家であり製本家と自称するインド人=ダヤニータ・シンさん
の写真展が南青山のギャラリー「AT THE CORNER」で開催中。
5/6まで。

ファッションのARTS & SCIENCEが去年(2014年)に根津美術
館のトイメンにあるパレス青山の1室に誕生させたギャラリーで
初訪問。他の部屋には、洋服・雑貨の店やカフェもある。

ダヤニータ・シンさんは「写真集はアート作品になり得るか、と
いう問いを常に投げかけている現代アーティスト」だそうで、今
回、最新作「Museum of Chance(2014年)」と「File Room
(2013年)」の展示も実験的。



ともにドイツの出版社Steidl社の刊行で、5作目、6作目となる。
静謐で見事な写真集なんだけど、「Museum of Chance」は表紙
を変えた14種類の異なるバージョンがあるし、数冊木枠にいれて
屏風のように展示したり、しまう皮鞄も用意してはる凝りよう。



写真集をどう展示するか、ギャラリーなどの会場ならキュレイター
とのコラボレーションになるだろうし、自宅ならコレクターに
まかせるのだろうけど、写真集それ自体の存在に着目してはる。



「Museum of Chance」はいろんな場所の写真が繋がる迷路。
人の意識がスイッチしながらあちこちに飛ぶけれど、なんらか
の意味が無意識のなかから生まれていく瞬間を捉えようとして
いるかのようだ。



「File Room」は資料室のことで、インド中の「書類の森」を
長年撮りためたもの。同じ機能は世界にあるけど、インドの資
料室はどこにもないって気にさせる。



デジタル化によって、書物の保管方法が変化しようとしている
時に、資料室にのめり込むのは共感できるけど、意外な着目点
だと思う。



ダヤニータ・シンさんは初個展が2011年の資生堂ギャラリー
だそうで、今回がたぶん2度目。来日して京都中心に撮影も。

「AT THE CORNER」では併設したコーナーで、ヴェニスの
Giorgio Mastinu Fine Artから本がセレクトして展示されている。


水渡嘉昭・キューバ「待つ人々」写真展

2015-04-20 | photo
新宿コニカミノルタプラザの最後なんだけど、Gallery Bで
水渡嘉昭さんの写真展で「Calle Esperanza ~待つ人々~」
が開催されていた。

キューバの首都ハイチで毎日夕暮れになると人々が家から出
てきて、家の前の路上で時を過ごすそうだ。



新宿コニカミノルタプラザの今回の展示で共通することは、
「島」。台湾、沖縄そしてキューバ。島国だから島に惹かれ
るのか。本州は東京で暮らしていると島感覚が失われている。
海を見ないし、見ても人工的なものだし。海を見たくなる。



写真についてだけど写真家・水渡嘉昭さん曰く、

人々の姿は日本人の私にとっては当初、怠慢に映りました。

そうそう。これ家の前でできない。世界のあちこちで見かけ
る気がするけど(映像ふくめ)、家の前で椅子に腰掛けて、
道行く人をぼんやり眺める習慣がある。



これ、東京ではやりにくい、というかやったことないし、あ
まり見かけない。庭先で花の手入れをしている人、家の前の
路上でスポーツ(キャチボール、バドミントンなど)する人
・・なんかしてるんだね。

ところがスペイン語の「Esperar」という言葉は「待つ」と同
時に「希望する」という意味があることと知った、水渡嘉昭さ
んには別の風景が広がる。

何もせずにいる人々が、「何かを待っている」=「何かを
期待している」=「何かを希望している」のではないか?


何かを希望しているとしたら、何にもしないでそんな状態に
浸っている時間を毎日もつことの豊かさ。禅にもつながるの
かも。

なにもしないと気がすまない、ことの貧しさに思いをめぐら
せる。そして家の色合いの美しさ。





アメリカとキューバの国交正常化交渉という歴史的転換がす
すんでいる。カストロ議長とオバマ大統領が握手するニュー
スは映画を見ているようだ。



カストロ議長が代表をつとめている時に、国交断絶の決着と
いうか落とし前をつけようとしていることに驚きもある。国
の代表であること、背広を着てはることも、なにもかも。



キューバの人達にとって米国との国交正常化は望んだ暮らし
が実現できるのだろうか。得るものと失うもの。明日にむか
って「希望」のドアを開けようとしている時なんだろう。

街角の写真は水渡嘉昭さんのサイトより。