やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

無印有楽町店・香り工房

2014-08-29 | からだ
有楽町の無印へ行く。彼らが認めるように、最大店舗。
旗艦店舗(フラッグシップ)というわけなんだけど、
なぜだか、近所に大きな店舗が2つあった。

銀座松坂屋、有楽町ルミネ。前者は広かったけど、地
下で立地が悪かったのか、閑散としてて、ソファで休
憩するカップルをよく見かけた。建て替えで閉店。

有楽町ルミネも今年の2月頃行ったら、閉店セールだっ
た。さすがに銀座といえども旗艦店舗があれば、他は成
立しなかったのか、それとも計画があるのかな。



2011年にLOFTと一緒にオープンした有楽町店。久しぶ
りに行くと、少しずつ変わってる。家具のコーナーには
子会社化したイデーの商品も取り扱っていた。

自転車のレンタサイクルや刺繍やプリントしてくれるス
タジオも面白かったけど、注文したのは「香り工房」。
アロマオイルをカスタムメイドしてくれる。



無印のアロマ発生器(超音波アロマディフューザーって
いうのね)は優れものだと思ってる。開発者の嶋崎さん
によると、2009年の発売1年間で20万台のヒット商品に
なったとか。

買った当初より使用頻度が減ってるし、そもそもアロマ
の何があってるのか、好きなのか確認しようと思ったのね。



48種類のアロマオイルから好きなものを選べる、という
ところがポイント。おおきくは4つの方向性があって、フ
ローラル系、シトラス系、ハーブ系、ミント系の4パター
ンからベースとなるブレンドを選び、その上に乗せる香り
を選んでいく。

比べると、レモン好きだとわかってくる。一番のお気に入
りは、レモンの葉(レモングラス)にレモンの実。それに
ベルガモットとユーカリ。柑橘系好きと判明w



この4種類を混ぜてもらって、遮光瓶に入れてもらってで
きあがり。1500円は既成品と大差ない。レシートには内
訳が印字されるんだけど、735円が瓶代には驚く。

ハンズで遮光瓶を買って持って行きたい、ってちょっと思
う。受付けてくれないかもしれないけどw逆に精油ってそ
んなに高くないんだ、とも思う。

家でやってみるけど、まだ網戸で扇風機が回っている部屋
では、いまいち香りが弱い。涼しくなったらのお楽しみ。
撮影は工房だけならOKとのこと。

「ミクロ・イヴェント=忍者」谷内恒子展

2014-08-29 | art
長年フランスでパーフォーミングアートとして活躍してる
谷内恒子さんってどんなことをするんだろう。。って何も
予備知識もなくふらりと、個展会場の銀座メゾンエルメス
へ顔をだす。

なんと運のいいことに、たまたま「ミクロ・イヴェント」
が始まったところだった。花道のような舞台がセッティン
グされていて、その上を忍者の格好をした谷内さんがゆっ
くり歩き回っている。



花道を囲むように約30人の観客が座って見守っている。 彼
女が忍者の様々なパフォーマンスをするのかと思うとあっさ
り裏切られる。

「あなたはあの有名な忍者ガールですか?」

これを英語、フランス語、日本語で言ったかと思うと、それ
を突然観客にふるのだ。質問を向けられた女性は、まじめに
「いいえ、違います」と答える。「えっ?違うんですか」と
彼女は他の観客に同じ問を続ける。

「そうです」

と答えが返ってきた。そうするとシーンが少し動く。彼女は
忍者ガールなんだけど同時にジャーナリストでもあって、記
者会見で答えてる様なんだ。

何のために戦うのか?伊賀のため、という返事がくるとそれ
を事実として受け止めながら、忍者ガールが何者か、観客と
一緒に、ゆるゆると作り上げていく。

「中東での武器調達に苦労していますか?」

という問いが、ボクに来たので(観客は少ないから全員に、
というか撮影で来ているカメラマンにも容赦なかったw)

「とても苦労しています」

と答えると、にやりとわらった忍者ガールはその事実を加え
た。今回は、その他6人の女性を演じるそうで、それぞれ1日
しか行われない貴重なものだったと後から知る。

彼女に非日常的で台本なしのプログラムに放りこまれるのは、
ボクの様な予備知識無しのモノでも、楽しめたし、彼女の目指
す「意識」になにかが重なったに違いない。



別室では、8月3日には「ウェディング・東京」という、観客を
巻き込むパフォーマンスも開催されたそうだ。事前に個展に来
て、参加したいと申し込んだカップルと谷内さんが3人で結婚
式をあげるというもの。



それなりの格好と期待をもってやってきた約20組の「カップル」
がエルメスで結婚式を行ったみたい。

石川博雄「風景の消息」写真展

2014-08-28 | photo
銀座ニコンサロンで、石川博雄さんによる写真展「風景の消息」
開催されている。9/9まで。

自宅近所である愛知県一宮市のさりげない風景、でも気になる風景、
移り変わりを予感させる風景を撮り続けてはる。

特別なものではないのに、どうして気になるのだろう?
時の経過とともに人の考え方が変わるように、風景も絶
えずかたちを変えていつの間にか姿を消してしまいます。

道路の看板、車にかけられたシート、街路樹にかけられた防鳥用ネ
ット、といった人の手によって、その時はよかれと思い、必要にな
って行われたもの。でもいずれ、移動されたり廃棄されてしまうっ
ていう視線でみはじめると、風景が変わる。



確かだと思ったものが、はかないもの、うつりかわるものに見える。
写真に収められる風景はその瞬間から、ある意味永遠性をもつ。で
も焼失したり、津波で流されるかもしれない。

デジタル化したって、クラウドにしまったって、いつまでもつかわ
かりはしない。




今回のテーマも対象も2003年に「静かな時への誘惑」で第12回林忠
彦を受賞
しはった時と変わらない。

ご近所を車や足で移動しながら、気になった風景を切り取り続けて
はる。自宅周囲で題材やテーマのある作家は幸せ。迷うことはもし
かしたらあるかもしれないけど、探すことは不要だから。

渡辺眸「1968 新宿」写真展

2014-08-27 | photo
渡辺眸さんが若いころの写真のなかで、1968年に新宿で撮られた
写真から「1968 新宿」と題した写真展が新宿ニコンサロンで、
真集が「街から舎」
から出版される。

当時、東京綜合写真専門学校の学生。女性のカメラマン(ウーマ
ン?)はまだ珍しかったころ。彼女の対象当初から二方向ある。
ひとつは、卒業時の制作展で「香具師の世界」を発表、その後も
『アサヒグラフ』などに掲載されていく。

もう一つの方向は、若者の文化の地でありベトナム戦争や国際反
戦デーでパワーみなぎる新宿や、全共闘ムーブメントの中心・バ
リケート封鎖された東京大安田講堂を内側から撮りはった。

後者は写真としても忘れられていたのが、2007年に「東大全共闘
1968‐1969」(新潮社)や写真展で再評価の機運が高まり、今回
に繋がったんだと思う。



1967年からボチボチ撮り始め、広場が通路になって、
メディアでフォークゲリラと呼ばれた1969年の新宿
西口までだが、その中でも1968年に撮ったフィルム
が最も多かった。



花園神社境内での唐十郎の紅テント、ゴールデン街で
女装した美しい人に出会い、グリーンハウスの風天た
ち。アンダーグランドという言葉に出会ったのもこの
頃。下北沢でも吉祥寺でもない新宿が文化だった。

「10.21国際反戦デー」のデモでもみくちゃにされな
がらカメラを回していると「警官の方が先に殴ったよ、
先に殴ったでしょ」と叫んでいる隣の男性が大島渚監
督だった。

  

1年前にとある写真展のオープニングにお客として来てらした渡辺眸
さんを紹介される。60年代の写真は伝説的だと緊張したけど、とても
気さくで、近年撮り続けている蓮の花の話をしてくださった。

彼女にとって、新宿・学園闘争というのはその時のテーマとしては大
きかっただろうが一つに過ぎず、インド、ネパールなどアジアをずっ
と撮って、精神性の高い写真や写真集を発表しつづけている。

ジブリ「思い出のマーニー」

2014-08-26 | 映画
ジブリの新作がもう出た。宮崎駿・高畑勲両監督が関わっていな
い作品は初。米林宏昌さんが監督だけど、社員としてずっとジブ
リの制作にかかわり頭角を表して、「借りぐらしのアリエッティ」
で監督を務めた方。

宮凬駿監督「風立ちぬ」と高畑勲監督「かぐや姫の物語」が立て
続けて公開されたのが去年のこと。毎年のように制作できるんだ。
数年に1作品というペースだったのに。制作の体制が変わったのか、
それとも作る理由があるのか。



「思い出のマーニー」は札幌に住み、病弱で孤立気味の主人公が、
夏休みに自然にあふれる釧路湖畔あたりで成長する話。NHK連ド
ラ「あまちゃん」をちょっと思い出したりする。



空気のよい自然で喘息が治っていくでだけはなく、マーニーとの
出会いによって、早くに親と生き別れ孤児だった主人公が、生い
立ちにさかのぼって成長していく。

マーニーっていう外国人は夢や空想と現実のあいまいな不思議な
存在。 主人公の妄想だろうかと思っていると、 最後にどんでん
返しがある。



種明かしになるから具体的には書かないけれど、マーニーとの関
係が最後に判明することで、主人公が大きく成長する。湖畔で絵の
スケッチをしている女性がその秘密を全部話すのが残念。

それよりも、その秘密に迫るのは、マーニーもしくはマーニーと主
人公。もしくは育ての母が喋るほうがよかったのでは。育ての母は、
養育費を国から支給されてることを主人公に話す話さないという葛
藤どまりで小さい問題どまり。

原作を読んでないんだけど、イギリスの作家、ジョーン・ロビンソ
ンが1967年に発表した同名の作品で、きっとそれに忠実なんだろ
う。

小説なら説得力があるんだろうけど、2時間の映画ではこの肝心な
ところが、もう一歩足りなくて、最後の20分くらいでドンデン返
しにドタバタする感じで、説得力がいまひとつ。



考えてみれば、宮凬駿監督の作品もかなり込み入った話ばかりなの
に、よく2時間余りで完成させてたなぁと思う。

JR西日本・プリペイドカード・払い戻し

2014-08-25 | その他
JR東日本のICカード、Suicaが一般化してるけど、そのちょっと
昔は磁気カード、名称は覚えているかなぁ?検索したら写真イメ
ージも出てくるねぇ。懐かしい、「イオカード」;



意外と最近まで発売は続けたみたいで、2013年3月末で発売終了
だったってことを今知ったとこ。

これを、JR西日本では「Jスルー」と呼ぶんだけど、出張で買った
ものが、数年前に見つかる。関西でも当然使えなくなってて、今や
SuicaならぬIkokaの時代。

たまに関西へ出張へ行ったら、残高を払い戻してもらおうって思う
だけど、だいがい持参し忘すれ。関西現地で持ってきてないって気
づくのはまだましで、たいていは引き出しにあるのを見て、しまっ
た、出張があったのに忘れたって気づく。



前回の淡路島行きの時は、たまたま持っていったので、三ノ宮駅で
払い戻しをしにいく。



みどりの窓口へ行くと長蛇の列なので、踵を返して改札で聞く。す
ると、自動券売機のなかで、「Jスルー」の払い戻しをしてくれる、
って教わる。 みどりの窓口で並ばないでよかった。



その券売機にカードを入れれば、簡単に2100円が戻ってきた。長年
のやり残しが片付いて、ちょっと肩が軽くなる。

谷保「ラマパコス・夏市」と「circle・西舘朋央展」

2014-08-24 | art
谷保のギャラリー&食堂「ラマパコス」で「夏市」と称した食の
イベントがあったから、食べに行く。4月の土器展以来。女の子
が無事産まれて、対面する。


3ヶ月のコマちゃん。「夏市」のチラシを抱いてるw

この春「ラマパコス」が開業した時はお腹の中にいたのに。頭が
長くてお坊さんの風貌。ラオスの僧侶とか言われるとかw

両親がちょっといってるから、さすが子供も悟ってるのかも。人
見知りせんし、泣いたりしないで静か。静寂。きっとかわいい女
の子になるんだろうなぁ。

店内は鳥取の雰囲気が充溢。鳥取から来はった「食堂カルン」の
アジアンフードを食べたり、鳥取マップに、おすすめゲストハウ
スのクールなポスターに。



ドリンク提供「アグネスパーラー」のグレープフルーツ&ビール
は、ごつごつした果物が山盛り。写真はいずれも、奥様の小沢利
佳さんのtwitterから



彼女のオススメで、ご近所のギャラリー「circle」へ行く。西舘朋
央さんというアーティストの新作展。もともとは作曲、編曲方面だ
ったのが、ロンドンで拾ったもの(古い雑誌、本、紐などなど)の
コラージュブックを作ったことが絵というかオブジェの方へ転換。



14年間にわたり、アートやデザインの分野で活躍するようになり、
個展も多数(詳しくは、彼のサイトで)。今回展示してはる中で
も店舗やカフェの内装(写真、右)があったり、新潮社の海外本
の装丁といった、優れた仕事も。



タイの赤いチケットの束から作りはった作品がZINEで紹介されて
たのが気に入ったので、それを買う。実物を見るのも楽しみ。


国立名物誕生・たいやきやゆいのかき氷

2014-08-23 | 
屋台のたい焼屋さんで大人気の由井尚貴さんが、夏はイベント的に
かき氷屋さんをやってたことはここにも書く。それが常設店となる
・・といっても奥様の棚田洋子さんと開店しはった「パンとお菓子
mimosa」が夏季はお休みで、かわってかき氷屋さんに変わる。

簡単にまとめると、暑い時期はかき氷屋さんで、涼しくなるとパン
とお菓子屋になるという二人で始めたお店だったわけ。去年の夏か
らかき氷屋さんになったんだけど大人気。2,3度行ったんだけど、
いつも行列で、外で待ってる。

暑い中、外待ちはツライ。近所だし。そうこうこうするうちに、去
年のかき氷は行けずじまいで、パン屋に戻ったときせっせと通って
た。



今年も1度は外待ちだったけど、2度目お盆休みの時に行ったら、た
またま空いてて、カウンター席に座れた。やっとこ来れた!目の前で、
由井さんが手回しでつくる様子は飽きない。

一人前ごとに氷をとりだすんだけど、ちょっと回しては、刃の角度
を調整するんだから、すごい。だから、かき氷の感触が別物。ふわ
っとしてるし、キーンと頭に冷たいものが走るってこともない。

小豆抹茶ミルクを頼んだんだけど、あの美味しいたい焼きを作る小
豆だから、餡は極めて美味しい。抹茶も毎回たててくれはるから、
香りから違う。



ほんと手作りの美味しいかき氷やった。お客さんも幸せな表情(氷
上ではないw)をしてるけど、由井さんがにこにこ笑いながら作っ
ている様子がまたいい。



ずっとかき氷器を回しっぱなしだから、肩こりを心配すると、鍛え
ているから大丈夫、と余裕の答えが帰ってきた。10月中旬まで営業
予定だとか。

小金井市立はけの森美術館・猪熊弦一郎展

2014-08-22 | art
洋画家・中村研一(1895- 1967)さんの死後、自宅兼・アトリエを
夫人が「中村研一記念美術館」として公開していたものを小金井市へ
寄贈。2006年に「中村研一記念小金井市立はけの森美術館」として
リニューアルオープン。

「はけ」って崖(がけ)のこと。武蔵野台地から下って立川台地へ至
るところに東西にわたって崖(がけ)が続くんだけど、昔から「はけ」
と呼ばれている。

森というより、武蔵野の林。小平のハケも住宅開発が進むなか、割と
緑が残されてて、散歩するにはいいエリア。この美術館一帯もうっそ
うと木々が育ってて、立派な庭が昼でも暗い。うまく市に寄贈できた
から残ったのかも。相続になると、分割・分譲されかねない。



離れには地元のおいしいケーキショップの老舗、オーブン・ミトンも
移転したので、そっちにはたまに行ってたんだけど(スイーツはもち
ろん、料理も美味い)美術館の方に行くのは、初めてw



丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵作品による猪熊弦一郎展が開催されて
いるから。同様の企画展は2010年、初台のオペラシティアートギャラリ
ーで開かれた「いのくまさん展」を見に行ってる(そのことは、ここなど)



猪熊さん(1902-1993)、人気なんだろうなぁ。初台は大きな美術館
だったけど、今回は私邸だから、ぐっと親密度が増してじっくり見れる。
観客もまばらだし。

作品点数も少ないんだけど、初期から晩年までの変遷が眺められて面白
かった。いろんなスタイルを自由に試してはった印象。

  

どうやっても僕がやるんだから、どんなことをしても僕なんだと
思っているから、いろんなことやってみるわけ。その方がずっと
自由でいいと思うんです。

タイトルのショルダーにも使われた「どんなことをしても僕なんだ」と
言える作家は、ちょっと羨ましい気もするけど、それは誰にでも言える
ことかも、って思う。

どんなことをしても、他の誰とも違うはずだし、二度と繰り返せない。
でも現代の生活はなかなかそう思えない、同質化を迫ってるというか、
均質化に委ねた方が楽というべきか。

猪熊さんはいろんな材料を使っているけど、マスキングテープも使って
ることを「発見」。マスキングテープは雑貨としても近年流行ってるけ
ど、彼はその点でも先駆けかもw 9/7まで。

古代オリエント博物館・墓職人の墓

2014-08-21 | 歴史
今年の春に、岡山市立オリエント美術館を初訪問したんだ
けど(その時のことはここに)、先輩格になる池袋の古代
オリエント博物館にも行ってないことに気づく。

考古学者・江上波夫さん(1906- 2002)が初代館長で、1978
年に池袋サンシャインシティの目玉のひとつとして、開館。
30年以上たってるけど、ボクにとって存在感がなかった。

そんなに行くエリアではないけど、劇場・水族館はたびた
び行ってるから、やはり興味がなかったということ。



夏休みだからか、親子連れ、カップルでけっこう賑わって
いる。夏の特別企画として古代エジプト展が開催中だから
オリエントといっても西端のエジプトが中心。3/31まで。



冒頭に墓の実物大が再現してあったのが印象的。センネジ
ェム(Sennedjem)という墓職人もの。ツタンカーメンやル
クソールといった、王の巨大ピラミットや墓しか知らなか
ったので、専門家とはいえ、市民というか庶民の墓もなか
なかきちっと作られてる。



現場の記事などを眺めているとこの図のBを再現したみた
いで、詳しくはわからないけど、とても保存状態のいい
墓の一つだそうで、彼の腕のよさが光る。

壁画には「死者の書」の世界観が描かれているそうで、神
々に会うセンネジェム夫妻、祝福された来世の野、彼らの
信者達などだそうだ。

死後の世界における再生は、古代エジプト人の信仰の中心
だったそうだ。初期は王様だけが生き返るとされていたの
が、時がたつにつれ、一般人も死後の再生があるとの信仰
がひろまる。



住居の実物大も再現も面白かった。主食はパン、穀類なん
だけど、ビールが広く飲まれていたのが意外。ワインは高
価だったそうで、貴族階級のみで飲まれていたとか。



古代エジプトの王や神様へのコスプレは人気企画みたいで、
みな嬉々として、衣装、カツラ、小道具などを選んでいた。