やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

トスカーナの料理人

2012-02-27 | 
立川のシンボパンへ行くと、シンボさんの
幼なじみが遊びに来ていた。イタリアから休暇で
一時帰国した方で、なんでも4年間トスカーナの
田舎のレストランで料理人をやってるとか。

フィレンチェなどの都会人が、ゆったり食事や
結婚式を楽しむ場所らしい。ワインのキャンティ
地方にあるからそれはワインも安くって
美味しいそうだ。



フィレンチェとシエナの中間にあるその店を
google mapでみると、ほんと田舎の畑に
ぽつんと囲まれていることがわかる。

レストランのサイトを見れるから、
どんなところか想像できるのは、
ほんまいい時代。写真とかサイトの
作りは大したことないんだけど、
それがまた田舎らしさなのかも。

いいとこだなぁ。広大な敷地らしいし。
しかも500年前の屋敷を利用したそうだから
もう完璧やね。



幼なじみは日本のイタリアレストランで
働いていて、料理の文化的側面(なぜ
その料理が生まれたのか、なぜその素材を
使うのか)に興味が湧いてフィレンチェに
行ったっていうから、面白い。

しかもいまイタリア人のお家で暮らしている
から、さまざまな文化や生活をどっぷり楽しん
でいるのがよくわかる。

日本にいては当たり前になっているような
ことが、いろんな差異となってわかるのが
楽しいそうで、日本のこともっと勉強したく
なるって言ってる。

たとえば、宗教だって日本人は無宗教ではなく、
神道や仏教が生活に染みこんでいるのが、
イタリアで生活していると実感できると。

イタリアのカトリックだって原始宗教などの
融合の部分があるわけだしね。




Il Paese dei Campanelliっていう店名は、
オペレッタからとったみたいで、
Carlo Lombardo と Virgilio Ranzatoが
脚本、作曲で1923年に初演されている・・
イタリア語しかぱっとみ見つからないから
それ以上よくわかんなけけど。こんな感じ;



シンボパンはみんなの溜まり場みたいな
ものを目指しているそうだけど、この
幼なじみもそうだし、知りあいのママともが
教えてもらって来たとか賑やか。

お店でランチを食べたんだけど、暖かい
スープにサラダがついて美味しかった。

お父さんが自転車修理をその地下を根城に
やってはって、昔から立川競輪の選手が
よく立ち寄っているから、まさにたまり場。