やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

「絵本のような音楽を」

2012-02-18 | art
落合恵子さん主宰のクレヨンハウスは
1976年に開設だから今年で36年。現在の
表参道に移転したのが86年。

絵本のメッカであり、オーガニックな
ライフスタイルの発信源だ。どの
フロアーも混み合っていて、若い
親子の支持の強さを感じる。

21年とこれまた長きにわたって続いている
「子どもの本の学校」という講演会があって、
毎月講師をよんで講座を開催してはる。



ロバの音楽座の主宰松本雅隆さんが話を
するので聞きにいく。ロバの音楽座の
演奏もあった。因みに先月は詩人の
長田弘さんで、来月は絵本作家の
荒井良二さんというラインナップ。



断片的には雅隆さんから示唆にとむ話を
聞いてるけどまとまって聞いてみたいって
おもったのね。

「絵本のような音楽を」作りたいっていう
思いを実現するために、いろんなものから
インスピレーションを得てるってことが
あらためてわかる。

例えば古楽器を求めて、弾き方を知りたくて
旅を続けることで出会うさまざまな人や空気から。

絵の力やことばの力は曲作りにからんでくる。
演奏でであうたくさんの子ども達や大人達。



内容があるようでなくって、イメージをつなぎ
あわせていくそうなんだけど、足りないとこだらけの
ほうが子どもたちには補える楽しさが生まれる、と。

幼いこどもでも「なつかしい音だね」っていうことを
言ってくるそうだ。それはDNAに刻み込まれているとか
深層心理に響くっていう話ではたぶんなくって、
みんながもっている音への願いだって思う。