やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

TACHEN 1000 レコードジャケット

2012-02-09 | エンタメ
今日はロックンロール、ロックのジャケット。
とんぼの本が100だったけど、こっちは1000。
分厚いけど各レコードの解説はない。。数で
勝負って感じ。

TACHEN って出版社はこの手のコレクション系の
写真集でも優れている。ポストカードの14 x
19.5 cm,サイズで576ページの分厚いタイプ。



著者というかこのコレクターは、マイケル・オクスさん。
集めに集めた10万枚のレコード!50年代ティーンとして
ロックンロールの洗礼を浴びた彼は、66年に大学卒業後、
レコード会社でジャケットの写真を撮る仕事に就く。

50年代にロックンロールが生まれ、成長し、LPレコードが
爆発的に増え、音楽が産業化するのと軌を一にしている。



その50年代からいくつかピックアップ;


Hen Gates and His Gaters

1957年のアルバムだけど、当時のアメリカって感じの
ジャケットが本書のトップバッター。


Arthur 'Big Boy' Crudup というシンガーソングライターの’Mean Ol' Frisco’

タイトルになった曲がYouTubeにあった。ブルースやね。



そしてプレスリー。60年代のロック爆発の序奏が始まっていた;


エルヴィスの1stアルバム

専属アーティストとして、当時史上最高額35,000ドルの契約金で
RCAレコードと契約し、メジャーデビューを果たしたのが1956年、
昭和31年のこと。記念すべきジャケット。

“ For music fans the covers are the expression of a period,
of a particular time in their lives. ”
「音楽好きにとってジャケットは人生のある時期を表すものだ」
         ーマイケル・オクス