やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

メリタとカリタ

2012-02-13 | 
昨日のライブに出張出店してくれた
ねじまき雲」さんはあれが出張珈琲の
最後かもって。新しい店舗の準備を進めて
はるそうだ。

青梅のお店は伝説的なところで、こだわりの
一杯を求めて遠くからお客がやってくる。
カフェの本を数冊上梓している川口葉子さん
して「個人的に東京で好きなカフェの3つ」と
言わしめた・・新しい店が待ち遠しいねぇ。

毎日飲んでる珈琲だけど知らないことが一杯。
せっかくだからいろいろ教わる。そのなかで
驚いたことを一つ。


ペーパードリップ方式を考案したのが、
メリタ・ベンツさんというドイツ人の主婦
だったとはまず驚く。

家庭でコーヒー抽出は布や金網によるもので、
手間がかかる上に不衛生であったり、粉が
カップに入ってしまったりと、イマイチだった。


メリタさんは小さな穴をいくつか開けた真鍮製の
容器に1枚のろ紙とコーヒー粉をのせ、お湯を注ぐ
方法を考え出した。1908(明治41)年のこと。

それから改良がなされたんだろう。日本法人の
サイト
ドイツのサイトの力も借りて
お聞きしたことをまとめてみた。




カリタもなんとなく海外の会社かと思ってたら、
日本の会社やった。メリーチョコ以来やられたって
感じ。1958年(昭和33年)に東京で生まれそうだ。

当初喫茶店ブームがあったそうで(どんなんやったん
ろう?)それにあわせて業務用で会社が伸びる。
ペーパードリップ方式を開発して(うまくメリタ社と
差別化して)家庭用にも参入。

自宅にある、ドリッパーもミルもカリタ製だ。
メリタのドリッパーはなく、サーバーっていうのか
ドリップを受ける大きなガラス器がある位。



メリタのドリッパーが一つ穴だったのに対して、
カリタのは三つ穴というところが、違う。だから
カリタの方が若干早く珈琲豆が濾過できる。
いやいや、知らんことだらけで面白かった。