わいわいサロン

思いつくまま、気のむくままに綴ってます!

あれから二年・・・

2013-03-11 09:17:32 | Weblog

一生忘れることの出来ない、あの忌まわしい東日本大震災
から今日で二年になったのですね!

時計が止まったままで、前に進めないで苦悩する人、
家、財産、かけがえのない大切な人を失っても、なお前に進む人
遅々として進まない再建計画にいらだつ人
福島原発で町から人々がいなくなり再び住み慣れた町へ
戻れるのかと不安を抱えている人
廃墟から事業を再開し、元気で働く人
物資、経済的支援にも不公平感があり不満を感じている人
命からがらに逃げのびながら、孤独死する人

それぞれの、辛く悲しい、ストーリーがあります。
気仙沼の中学生の「天を恨まず希望をもって前へ進む・・・」
そんな趣旨の感動的な答辞を思い出します。

私の場合も、丁度あの3月11日午後2時46分、義父がまだ
健在でデイーサービスから帰宅間近なので、ストーブをつけ
部屋を温めていたら、グラグラ・・・

義父を1週間ほど施設に預かってもらうことにしました。
約1週間、停電で家電製品は使用不能、床ずれ用に
借りていたエアマットのべッド、ファンヒーター、エアコン等
暖房器具も使えずそして、食事作りもままにならず、預かって
もらって正解だったと思います。
認知症も大分進んだ義父はどんな思いで過ごしていたの
でしょう・・  また施設の職員の皆さんもてんやわんやの
忙しさだったと思います。お世話になりありがとうございました。

灯油、ガソリン、食料品、介護用品、何もかにも不足し、義父の
紙おむつも底をつき始め、県外の友人に頼むも、流通もスムーズ
にいかず、あせったことを憶えています。
部屋で反射板の石油ストーブに少なくなる灯油を、気にしながら
手動式ラジオで、次ぎから次ぎへ入る悲惨なニュースを聞いてい
たことを昨日のように思い出します。

こんな、大災害も、いつしか人の記憶も薄れがちですが、決して
忘れてはいけない出来事で、自然災害の恐ろしさと、それに
対する備えを後世にも伝えていかなければならないと思います。

各地で追悼式が行われていますが、私も亡き人の冥福を祈り
今日は靜に、過ごしたいと思ってます。、

皆で、力を合わせ、優先順位をつけスピード感をもって一日も
早い地域再生を願いたい思います。