3月3日、蔵の郷土館「齋理屋敷」新館でアイリッシュハープ
の演奏会に行って来ました。
楚々として美しい月輪まり子さんの弾くハープの音色と
歌声を聴きながら、しばし楽しいひと時でした。
「ひなまつり」や「早春賦」を合唱して来ました。
旧館大広間には、ひな人形が飾られていて、享保びなや、
お道具、打ち掛け、昔の豪商の贅をきわめた品々には、
目を見張るものばかりです。
桃の花を飾り、晴れ着に身を包んだ小さいレディが
お友達を招き、散らし寿司に蛤のお吸い物、菱餅、白酒・・・
さぞや女の子の宴は、賑やかだったかと想像にかたく
ありません。
我が子の幸せを願いながら飾る雅な、ひな人形今も昔も
変わらない親心ですね。