昭和の名優、森繁久弥さん96才の大往生!
あの有名な自作の「知床旅情」独特の歌い方では
誰でも知るところですね!
森光子さんの「放浪記」には及ばないものの
屋根の上のヴァイオリン弾き」の舞台でも
大活躍でした。
そして文化勲章も受章したのですよね・・・
私はあまり森繁さんの映画等は観ていませんが
まるで地で演じているのではないかと思うほど、
自然で愉快です。
テレビドラマシリーズで「おやじのヒゲ」と云うのがあり、
竹脇無我との親父と息子、それにご近所の人々の
何気ない日常生活を描いたホームドラマでした。
私は、元々ご飯を食べるシーンの多いホームドラマは
好みませんが、この「おやじ・・・」シリーズ
森繁さんのせりふの最後にポツリと語る「ぼやき」は
さすが喜劇俳優の本領発揮で笑えたと記憶してます。
軽妙洒脱と云う言葉がぴったりの森繁さん、あちらの
世界で、一足先に逝った円楽師匠と愉快に語り
合って下さいね!