「まことにけしからん!」
「お主なにを怒っておるのじゃ?」
「そうはお思わぬか?民、百姓がこれほど餓えに苦しんで
いると云うに小泉殿は、我が殿を-怒ると云うより笑っちゃう・・-
と批判している!」
「問題は山積し、一致団結して解決せねばならず、内部紛争をして
いる場合ではないわ・・・」
「我が殿も悪いのよ、云っていることが、ころころ変わり一貫性
がなく、まさにぶれていて、それを支える我々も頭が痛いことじゃ」
「それと、森喜朗殿、何を怒ったのか瓦版のめんめんを蹴散ら
-うるさい-とかなり荒れていた。紳士にあるまじき行為は
見苦しいと我が輩は思うがどうかのぉ~」
「小泉殿は家督に地盤を譲り隠居を考えているらしい・・」
「小泉殿は奇人変人ではなく普通の人間だと本人は云って
いるが、今だに根強い人気がある。
この混迷した難局を乗り切るのには並の人間では無理で、
強力な指導力を発揮する、やはり奇人変人しかないの
かな・・・」
「ところで、定額給付金はいつになるのかのぉ~」
「またその話か、-武士は食はねど高楊枝-と云う言葉を
忘れ てはなるまいぞ!」
しかし、わしは、「バラ撒きを 批判しつつも 待ちわびる 」(サラリーマン川柳より)
そんな心境じゃ!