気まぐれフォトダイアリー

富士山、風景、身近な花の写真ブログです。読んだ本の感想も載せています。
最近は回想ブログが多くなりました。

優しかった叔母さん

2020年02月19日 22時48分51秒 | Weblog
先日スーパーへ買い物に行った時のこと。


入り口を入った時、少し遠くに親戚の叔母さんに似た人を見つけた。

Tに住んでいる叔母さんに似ているけれど、そうかな?

叔母さんと言っても、私と血のつながっているのはご主人(叔父さん)の方だ。


もう何年もあっていなかった。


ここで詳しいことは書けないが、私の実母の弟夫婦だ。


叔母さんの顔は変わらないが、年をとって少し腰が曲がっている。

Tの叔母さん?と聞いてみた。

叔母さんは一瞬、私を見て少し考えていたようだったが、誰だかわかったようだ。

珍しいねぇ、本当に久しぶりだね

元気だったかぇ?


田舎の年より特有の言葉で話してきた。


おじいさんも私も、息子も嫁さんも今は退職して家にいるから、たまには出かけてこうよ~

おじいさんも一緒に来ているから会って行って。


叔母さんが言うのにはおじいさんは今でも畑をしてくれて、野菜を作ってくれるし、助かるそうだ。


叔父さんはいくつになった?と私が聞くと、

おじいさんは93歳だよ、といった。


叔母さんは何歳?と聞くと、

私も90歳だよと言った。



すごいねぇ~

どっちも元気だねぇ。


そんな話をしているうちに、遠くに叔父さんが近づいてきた。


叔母さんが私のことを〇〇さんだよ。と言ってくれた。

叔父さんは顔の表情は少し和らいだようだが、私に話しかけることなく遠ざかった。

叔父さんは私と血のつながりがある。

照れ臭かったのかどうかわからないけれど、少しそっけなさを感じた。


叔母さんはとてもやさしかった。

以前はそれほど話をしたことがなかったので、こんなに優しい人だとは思わなかった。


私はとてもうれしかった。


叔母さんって優しい人だったんだ。

やさしさに血のつながりは関係ないんだなとつくづく思った。


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