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第2回大和証券杯最強戦

2008年08月24日 | Weblog
終わったあと軽く飲みに行って、さっき帰ってきました。
今日の代打ちチャットは解説、聞き手、両対局者と大変でしたが、結果としてはなかなか見やすい中継ができたんじゃないかと思います。
僕自身が出来ることなんて微々たるパワーでしかないですが、より良いものを提供したいという人が集まれば結構いい方向に行くんじゃないかと…まあ、いい大人だからそればっかりではうまく回らないんですけども。

明日は藤井九段-木村八段のA級順位戦の中継です。ヘロヘロで帰ってきて今データ関係を調べてます。
ふと、「自分はこのスタンスでいつか報われるのかな」と考えることもありますが、まあ先人の苦労はこんなものではないですからね。
自分は自分の身の丈のことをやるだけです。それで淘汰されるなら、それだけだったということ。とかなんとか考え出すと、目先の簡単なことにも踏ん切りがつかなくなってしまったり。人生は難しいすね。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (指さない将棋ファン)
2008-08-25 00:22:42
私は、ごとげんさんのような役割を担っている方々に、然るべき待遇と地位を与えることができなければ、将棋界の未来は暗いと思っています。頑張って下さい。
お疲れ様でした (aka-ts)
2008-08-25 23:46:19
決勝戦は、現地解説会に参加させていただきました。
森内名人、本田二段ともけっこうなペースで話されていたので、あれを毎回代打ちしてるのかと思うと、本当に職人技だと思います。
(帰ってから中継サイト見たら、細かいとこまで再現されててますますそう思いました)

今日のA級順位戦も中継を楽しんですが、熱戦ですね。まだまだ終わらない感じもしますが、中継頑張ってください。
あらっ (こくりつさん)
2008-08-26 09:41:05
二日続けて中継、でしたか。
24日は、私も八重洲の解説会を見に行きました。会場の後ろの方にいた、代打ち係さん?らしき人に「ごとげんさんですか?」と声を掛けようと思ったんですが、内気な私にそんなことができるはずもありませんでした 事前に告知があれば、ちょっとばかり勇気を発揮できたかもしれませんが、それはそれとして、これからも頑張ってください。
Unknown (Jack)
2008-08-26 15:30:53
大和証券最強戦の中継チャット、面白く読ませていただきました。森内さんのコメントはご本人が書き込んでいるかのようで、あの朴訥で誠実な雰囲気が伝わってきました。
未来が見えない不安もあるでしょうが、未来が見えてしまう味気なさというのもあります。これからも頑張ってください。
ありがとうございます (ごとげん)
2008-08-26 20:59:29
>指さない将棋ファンさん
僕らは前例がほとんどないことをやっているので、そういった意味で周囲も扱いにくい面はあるみたいです。
最近は地位向上より先に、技術の共有や人員の確保を急がねばなぁと感じています。

>aka-tsさん
そうそう、あのチャット代打ちは結構大変なんです。
理想としては、指し手の意味を把握して噛み砕き、わかりやすい言葉に組み立て直し、過激発言の取捨を判断し、それでいて解説者のニュアンスが出るように流れを考えて…ってそんなにたくさんは出来ませんけども(笑)

>こくりつさん
声をかけられたら、たぶん僕も照れちゃいますね。
でもガシガシ作業しているときでなければ、ぜひ声を掛けてください。

>Jackさん
未来は僕らの手の中!ってな気持ちで頑張ります。
少し謙遜が過ぎるのでは? (KS)
2008-08-30 21:17:07
 私も、指さない将棋ファンさんに同感です。下のエントリーでの前回のやりとりは、私が「冷たい」現状認識(撤回するつもりはありませんが)を書いて、それで途切れた形になってしまいましたが、もちろん後藤さんらに対しては、きちんとした待遇があって欲しい、とずっと思っています。自分が少しばかりの金を出すことでそれに貢献できるのなら、出そうとも思っています。

 私はすべての中継を昔から観ているわけではないのですが、見覚えのない中継記者の方の名前を最近目にすると、これも「技術の共有や人員の確保」の展開の一環かなと想像します。また、後藤さんらを「周囲が扱いにくい」というのは、例えばスポーツ(プロ野球)をラジオやテレビで中継し始めた時にも、似たことが起こっていたのでは? と想像します。現在では、テレビでスポーツ中継を観て、実況アナウンサーの名前を覚えることはありますが、翌朝の新聞で記事を読んでも記者の名前を覚えることはほとんどありませんね(そもそも無署名記事も多いですし)。将棋にもそういう時代が来ているのではないでしょうか。将棋ペンクラブ大賞も、渡辺明ブログの特別賞受賞もあったのだし、中継記者部門もあるべきかと思います。

 むろん、それとは別に、「観戦記」というジャンルの意義も依然としてあるとは思います。ただ、その大きな媒体としての新聞そのものが崩壊しようとしているのは、前回書いた通りです。だから、観戦記というジャンルを維持するためには、別な媒体の開拓が必要で、どこがふさわしいかと考えると……(既存の専門紙誌を別にすれば)、やはりwebしかないのかな、と思ってしまいます。しかし問題は……、やはりお金になってしまうわけです。

 「先人の苦労はこんなものではない」というのは、その通りなのでしょうけれども、それについてはとりあえず一度「カッコに入れて」しまってもいいかと思います。不満を抱えた労働者が上司や社長に言われるのは、まさに「俺たちの頃の苦労は……」というようなセリフだったりして、実際そこにも「先人の苦労」は確かにあるのかもしれません。しかし、経済成長がつねにあった時代と、現在とはまるでちがう、というのは、客観的に指摘できます。

 また「先人の苦労」という発想で行くと、究極的には「飢えたアフリカの人々(あるいは例えば日本の野宿者)」よりは自分たちはずっと幸せだ、という方向に帰着する人もいますね。ちょうど今晩から放送している「24時間テレビ」を熱心に観る人々には、そういう心性もあると思います(偽善とは言いませんが)。しかし、確かに「ずっと幸せ」だとしても、それで現在の後藤さんや私が抱えている不満を相殺することはできないし、するべきでもないと私は思っています。これは私がエゴイストだからでもないはずです。

 長文失礼いたしました。
Unknown (ごとげん)
2008-08-31 03:09:08
>KSさん

前回のコメントにレスつけられなくてすみません。
ここは実名でやっているブログなので、投げられた球に常にフルスイングで応じるのはちょっとリスクが高いんです。なんというか言い逃げできない怖さもあるので…でもまあ書かなくちゃいけないタイミングが来たら、えーいって書いちゃうつもりですけれども(笑)

コメントはちゃんと全部読ませてもらっていますし、考える材料にさせていただいてます。
KSさんのおっしゃることはなかなか根が深いものなので、僕のペースで消化できたときにエントリにしたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
恐縮です (KS)
2008-08-31 11:41:04
 レスがいただけなかったことについて「すみません」と謝られると、私は恐縮します。ともかく、ごとげんさんの「ペース」でやっていってください。また、私の場合、正直「これはレスを
付けにくいだろうな」ということを自覚しつつ書いているところもありますので。そう思いながら書いてしまうのが、KSだとご承知おきください。

 中継記者の皆様の現場については、ごとげんさんが情報公開されている部分、何となく想像がつく部分、想像がしにくい部分とあります。例えば以前「くだらないことに構ってやる時間はない」のエントリーで触れられていたことも、「タイミングが来たら、えーいって書いちゃ」ってもいいかもしれません。 
協力 (セル)
2008-09-01 09:37:43
以前、中国に住んでいた者です。
烏さんの記事は無料中継でありながら面白く、やっぱり才能なのだろうなぁと思っております。
良い悪いは別として、2chでは盛り上がりますしw

中継記者の環境としては確かに不遇だとは思います。
金額的な事は良く分かりませんが、拘束時間は相当長いでしょうし、体力的にも大変だと感じています。
質問ボックスの方にもちょっと書いたのですが、
中継に関して何らかの協力をしたいと思っております。
連絡できる手段がありましたら、教えてください。
よろしくお願いします。
ありがとうございます (ごとげん)
2008-09-01 17:43:21
セルさん

中継ボックスのほうのコメントは、個人情報が含まれていたので削除しました。
メールを送らせていただいたので、届きましたら返信してください。

中継記者の環境については、今のうちに少しでも良くしておかなくてはいけないという気持ちはあります。僕らがいつまでも現場で作業できるわけじゃないですからね。

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