お仕事ブログ

日々のライター稼業など。コメント欄に書きにくいことや仕事のお話はgotogen510@yahoo.co.jpまで

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富山へ

2009年10月30日 | Weblog
富山の間に士を入れたら富士山。だからどうということも無いのですが。竜王戦第2局を軽く振り返ります。

【27日】
昼前に東京駅に集合。新幹線で越後湯沢まで行き、そこから「はくたか号」に乗って高岡駅へ。そこで迎えのマイクロバスに乗ってホテルへ…って、でも駅からむちゃくちゃ近いんですね。とはいえ、いつも重い荷物を引きずっている身には有り難い限り。助かりました。
控え室に入ってネットの設営を無事に終え、検分、前夜祭、食べ直し。この時点ですでに食べ過ぎています。
前夜祭では参加者に抽選で色紙などの賞品が渡されました。当たった方は壇上まで来ていただき渡辺竜王、森内九段、郷田九段、橋本七段、塚田九段、中倉彰女流初段が、自分で揮毫したものをお辞儀深々しっかり握手で手渡し。どの棋士もお辞儀の角度が半端無いんです。実るほど、頭を…の名言を思い出しました。

【28日】
1日目。朝はバイキングなのだけど、これが朝食とは思えないほどの品揃えのよさ。トマトベースのカレーとパンとサラダとスクランブルエッグとソーセージとベーコンとスープと味噌汁と…さらに食べ過ぎました。
封じ手後、夜はホテル内の和食の店へ。松茸御飯なんて、数えるくらいしか食べたことないです…料理も日本酒もおいしいおいしい。
夕食会解散後、橋本七段と週刊将棋の内田さんとラーメンを食べに。富山ブラック、とにかく黒い。旅先で優秀なラーメンを食べる…これ以上に「ああ、来て良かったな」と思えることはありません。また食べ過ぎました。

【29日】
朝はまたバイキング。前日はトマトベースのカレーだったのに、この日はキーマカレー。銀杏記者と「食べ過ぎ食べ過ぎ。ははははははは」と笑いながらガッツリいただく。
あと朝食会場のレストランに行くときに、某半袖氏に会いました。お勤めご苦労さまです。
終局、打ち上げ。会場に行くと、まず森内九段が「中継のお仕事はもう終わったんですか?そうですか、お疲れ様です」と労ってくれました。いやはや本当に恐縮です。
その後の控え室。渡辺竜王に▲5六歩(117手目)について聞いたところ「あれを打たなきゃ大変。下手なことやったら入玉されちゃう。余裕なんてないですよ」の返事。当たり前のことですが、ずいぶんと遠いところで将棋を見て、考えて、そして指しているんだなと思いました。指す人、見る人によって、盤上の駆け引きも対局者の仕草も、感じ方はそれぞれ違います。
部屋に帰ってベッドに倒れこみ、幸運にも現場で見て伝える立場にある自分…その責任の重さを改めて考えました。正解が分からない、もしくは存在しないときに、特化していくか平均化するか。そのために何が必要か。
眠れずに深夜、コンビニに酒を買いに。駅前のホテルは便利ですな。

【30日】
9時にロビー集合。「はくたか」では渡辺竜王の隣。越後湯沢からの新幹線では郷田九段の隣。天皇賞秋の話などしました。競馬の話は尽きませんね。
僕は今のところシンゲン、キャブテントゥーレ、カンパニーを1~3着。ウオッカとオウケンブルースリを2~3着に塗る予定です。あとは当日の気配次第。どうなることやら…。
ちなみに週将の内田さんはスマイルジャック、ハッシーはサクラオリオンを狙うそうです。どこまで本気なんだか分からないけど、今回は断然の馬がいないので、どこからでも買えそう。とにもかくにも、悩み尽きることない秋の夜。
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なんとなく巡回していたら

2009年10月25日 | Weblog
こんなページを発見しました。下にスクロールしていくと、勝又さんや梅田さんの本の紹介もあります。
他の記事もとても面白く、勉強になったのでブックマークしました。今後もちょくちょく寄らせていただこうと思っています。高知、今度旅行にしようかな。
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帰ってきました。

2009年10月23日 | Weblog
非常に有意義で、そして底なしにくだらない飲み会でした。要は最高に楽しかったということです。そんなこんなで帰ってきました。
ちょっとお酒が入っているので、自分が把握しやすいように箇条書きで書きます。

(1)最近の生活。
気が向いたときに仕事し、気が向いたら休むという繰り返しです。疲れがたまると体調を崩し、そのたびに「自分はなんでこんなにバイタリティが無いのだろう」と悲しくなりますが、小暮さん然り、松本さん然り、あの人たちは人種が違うことはわかってますので。競ろうとも超えようとも思ってません。だって違うもの。自分なりの視点を提示していくために精一杯やってます。
ここ2、3年くらい収入は横ばいで、気苦労ばかり増えているような気がします。仕事を全部受けていれば増えるんでしょうけど、それを全力でバッチリこなせるほどの強さも、どうにかなるさのしたたかさも無いです。もはや生きているだけで丸儲け。

(2)観戦記について。
先日、将棋ペンクラブ観戦記部門の大賞を受賞しました。とても嬉しかったのですが、本当にいいのかなという気持ちのほうが強くて、ますます観戦記を書くうえで何をやればいいのか訳が分からなくなりました。
前年度に田中寅九段-矢内女流名人の観戦記で最終選考に残していただき、いよいよ委員の方が大賞を選ぶという日に、実は小暮さんと2人で朝まで飲んでました。小暮さんは何年か連続で最終選考に残っていたのですが、それでも自分の仕事として納得できたものが必ずしも残るわけではないと、嘆くではなく怒るでもなく、ただ静かに話していたのが印象に残っています。
小暮さんは「今回の最終選考の中では、お前のが一番いい」とか言うので、僕もまだまだバカだったから「そうなんですかね」なんて返したりして。結果、小暮さんが大賞に選ばれ、僕がおめでとうございますとメールを送ったら「なんだかんだで実に嬉しい」という感じの返信。本当にかわいい人です(笑)
小暮さんには色々なことを教わりました。僕の観戦記を見て「君と話がしたいから飲みに行こう」と誘っていただき、待ち合わせの場所に行ったら「君と観戦記の話をするということで、少なからず緊張して家を出てきた」ですよ。僕ごときペーペーに普通言えますか?どれだけ貪欲に将棋のこと、観戦記のことを考えているのかと驚き、すごいなと思いました
僕は普段から思っている疑問などを質問し、それに対して明解な答えをもらい、小暮さんも小暮さんなりの悩みを話してくれて、僕もそれに対して足りない頭や感情を使って言葉を返し…だってね、いま生きている人で観戦記についてこれだけストイックに向き合い、そして更に向上しようとしている人なんていませんよ。
自分とは作風や視点は違うし、もちろん同列で並べようがないし、貪欲さにいたっては全く足元にも及ばないけれど、観戦記に関しては僕は小暮門下だと思ってます。迷惑かもしれないけど、そんな事は知ったこっちゃない。

(3)ネット中継について。
ネット中継は相変わらず流動的です。いろんな事が絡み合っているようで、ひとつの紐がほどけたら全部うまくいくようで。
立場上核心に迫ったことは書けませんが、王座戦や竜王戦で行っている自宅解説棋士制度、英語中継の導入は、ネット委員や関係各位の熱意によって実現したもの。これが続くかどうかは、皆さんの反応が良いか悪いかに左右されそうな感じです。特に英語中継はリアクションが届きにくいので、良かった嬉しい等の声はそのまま運営に影響すると思われます。ウチはしがないブログですが、コメント欄に書いてもらえれば船を進める力になるはずです。よろしくお願いします。

ネット中継といえば、慢性的な問題点はやはり中継記者の人手不足です。ここを解消しないと、スペシャリストが増えるばかりで新陳代謝が行われず、現場にばかり負担や苦労が行くことになってしまいます。
まだ船を漕ぎ出したばかりなので細かいことは言えませんが、これを解消する方向性がようやく見えてきた感じです。僕の理想は、熱意ある人には必ず機会が与えられるというシステム。もちろんその先にハードルはいくつもあり、向上心や適性が無ければ続けられないかもしれせんが、最初の一歩は誰でも踏み出せるようにしたいなと思っています。整備するための諸問題はありますが、そういう目でネット中継を見てもらいたいです。ネットサーフィンしてたら、すごい人がたくさんいますからね。よろしくお願いします。

あともうひとつ。ネット中継に誤字脱字は付き物ですが、それはリアルタイム速度重視で進めていくために仕方ない面もあります。とにかく進めることが最優先。
もちろん時間が出来たら見直すし、twitterや2chでの指摘を「ありがとう同志よ、ともに楽しもう」みたいな感じで参考にします。
現場の記者は作業量が多くて、それはもうまともな状態ではありません。もちろん作業のレベルやスピードも違うので全部同じには出来ませんが、間違いなく常にアップアップです。
twitter然り、2ch然り、こと中継においては非常に重要なツールだと思っています。あと自分の名前が入ってるスレッドも定期的に見てます。どういう立場の人が、どういう感情を持って書いてるのかなというのは考えたりしますが、まあ落ち着くところに落ち着くか、いつの間にか消えていくんじゃないかなと思って見守ってます。僕は見るだけで書き込んだことがないので分からないんですけど、2chとネット中継の相性は相当に良いと思ってますので。

明日は家で原稿書きです。年末までの締め切りですが、抱えたままじゃ他の仕事に影響が出るので早め早めの進行で頑張ります。
それでは、また。
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更新予告

2009年10月23日 | Weblog
毎度のことながらご無沙汰しております。
せっかく梅田望夫さんにこのブログを紹介していただいたのに更新が半月以上も無いのでは冴えないので、帰宅後に最近のことなどを書こうと思います。
今日はこれから飲み会。ブログ研の打ち上げにお邪魔してきます。

それでは、また。
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早い早いというけれど

2009年10月01日 | Weblog
【9月25日】
王座戦第3局で山形にいました。結果は羽生王座が勝って、18連覇達成。18連覇って、18年ですよね。18年前は自分が何をやっていたか…ようやく将棋を覚えて目鼻が立ったくらいの時期です。クラクラしてきます。
打ち上げの席は山崎七段の隣だったので、卵とじうどんの話や、東京の家賃の高さなどいくつか。五番勝負に関しては、「楽しんで指せました。持ち時間は何時間あっても、あっただけ使っていたと思います。でもやっぱり、残りが少なくなったときに焦ってしまって…」。
その続きも色々とあったのですが、このあたりの話はまた別の機会に。

【26日】
天童→新庄→酒田→鶴岡と移動し、義父と一緒に新しいご先祖様のお墓参り。最終の飛行機で東京へ戻り、モノレールに乗って帰宅しました。こういうスケジュールは、自分のバイタリティの低さを実感する良い機会。一定期間集中するのは得意なんですが、慢性的に疲労が蓄積すると動けなくなります。うまく効率よく波に乗る方法を考えなければいけないな、でも厳しいなとか思っていると、気付いたら乗り越えられてる不思議。こうやって年月はさらさらと過ぎ去っていくんですね。

【27日】
実家方面に嫁を連れて行き、レストランで食事。トイレに立つふりをして会計を済ませる手筋は小暮さんから学びました。両親には散々迷惑掛けたし、怒られても泣かれても、ここから先もう会計は譲りません。

【28日】
歯医者の日。我が主治医は腕が良いうえに完璧を求めるので治療が長いこと長いこと。先生と呼ばれる人は世の中にたくさんいるし、自分も場合によっては先生と呼ばれることもあるので、良い先生たちをたくさん見て見習っていきたいと思う。

【29日】
国立の教室。母体のカルチャーセンターが閉鎖するということで、1ヶ月前に突然終了が決まった。急なことで講師も生徒も保護者の方々も皆で混乱したまま、あれよあれよで最後の日。
前日には、これまで来てくれた生徒さんのことを思い出し、顔と名前を一人一人重ね合わせた。でも3年前の生徒さんは、もう成長してしまって会っても気付かないかもしれないな。こっちはもうオッサンでそんなに変わらないから、向こうが気付いたら声を掛けてくれるといいな。
とても楽しかったです。ありがとうございました。

【10月1日】
10月半ばから始まる竜王戦七番勝負の準備をする。あれから1年、興奮と喧騒が先月くらいの出来事に思えるのは、どういうことなのだろう。30才を過ぎると早いというけれど、こんなに早くちゃ追いつかねえや。
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