お仕事ブログ

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ipadがやってきた。

2010年07月24日 | Weblog
やあやあやあ。
ということで記念に更新。明後日から北海道なので、身体を綺麗にして(原稿的な意味で)…って、いまやばいことに気付いてしまった。北海道にいたらゲラチェックどうするんだ俺。
どうしよう、おれ。
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僕が観戦記を書く手順

2010年07月20日 | Weblog
ふと書いてみたくなったので、ためしにやってみます。もちろん参考にするのも反面教師にするのも自由気ままにどうぞ。

(1)依頼
だいたいの場合は対局の一ヶ月前から、数週間前に依頼があります。このときに対戦カードをいくつか提示していただきチョイスできるパターン、また事前に表を見て「○○対●●戦になったら、私にやらせてください」とお願いすることも。その場合はプレッシャーも掛かりますが、意気込みも高まります。
僕の場合は、自分だけの視点を示せそうなものを選びます。有名棋士同士、誰が書いてもネタに困らなそうなものは出来るだけ避けて、「今はそれほど注目されていないけれど、この人の将棋や人柄はこんなに面白いんですよ」というカードのほうがテンションアップ。

(2)準備
観戦するカードが決まったら、もう毎日恋する乙女のようにその棋士のことを考え続けます。それこそ寝ても覚めてものレベルです。最近の成績、指している将棋の傾向、過去にさかのぼった因縁…明確にアンテナを張ればネタは色々と集まってきますが、それはあくまでも素振りの段階。

(3)対局
実際に対局が始まれば、準備段階で用意したものは盤側での思考のきっかけになる程度。やはり同じ空気を吸って得られるものに優るものはないです。
対局中は出来るだけ盤側にいたいのですが、当日の情報集めも当日の緊張感の中でなければ得られないもの。様々なひらめきに基づいて行動しつつ、大事な場面を逃さないように流れを読んで対局室に入ります。対局室では妄想垂れ流しで、いろいろなことを考えます。この際に書いたメモは後から読んでも半分くらいしか理解できません。
終局後は、観戦記がついている対局であれば丁寧に感想戦をやってもらえます。もし片方の棋士が感情の整理がつかず席を立ってしまっても、後日にちゃんと聞けば問題ありません。席を立ったという事実も、また対局や棋士を彩る要因になります。
でも記者の立場からいえば、感想戦は長くやってもらえればもらえるだけ有り難い。一瞬の表情やうっかり出た言葉が、その棋士の本当の(本人も気付いていない)姿を映し出してくれることも少なくありません。

(4)終局後
ここは僕の最大の課題。本当なら対局者を誘って飲みに行くことが出来ればいいけれど、自分のような新参者の若輩者は「僕なんかが誘ったら失礼なんじゃないか」と思ってしまいます。小暮さんのように「ジャンジャンやってくれ」と堂々と立ち回る域に達するには、まだまだ修行が必要ですね。たはー。

(5)譜割り
観戦記を書くにあたって、まずやるのは譜を分けること。新聞観戦記の場合は一日に1譜、多くの場合は6譜に分けられます。だいたいは対局が終わったときに設計図は出来ていますが、改めて本当にそれでいいのかを悩む時間も大事。僕の場合は帰り道に何駅か遠いところで降りて、ゆっくりと歩きながら考える。熱がさめないうちに枠組みを決めるという作業です。

(6)テーマ
譜割りが決まったら、各譜ごとのテーマと全体のテーマを定めます。新聞観戦記は継続して見てもらえる可能性が高い反面、将棋に興味がない人が一日だけうっかり見たときに楽しんでもらわないといけない。なので単独の読み物として、将棋や棋士について興味を持ってもらえるのが理想。そのためには、一日ごとに単独でメリハリある内容にしたいと思っています。
テーマ作りに役立つのは携帯電話。ふとしたときに思いついたことを自分にメールして保存。これが役に立つ。というかこの作業が無かったら僕の観戦記なんて、きっと全然面白くないんじゃないかという気も。また材料は集めすぎると濁る部分もあります。この題材に必要なものを集めるという意識も大事かと思います。

(7)棋譜内容の精査
これも非常に難しいところ。プロの将棋は当然ながらレベルが高く、細部まで理解するのが観戦記者の務めだとしたら、観戦記は全部トッププロが書かなければいけなくなります。正直言って締め切りという現実の前では、アマチュアであるところの観戦記者が全てを把握するのは難しいというか無理。棋譜があって、そこから先も対局がある。将棋の結論は棋士が示すしかない部分があります。
では観戦記者に何が出来るかといえば、形勢の行方と矢印(何があって、どっちが有利になったか)を明確にすること。そしてその時点での対局者の見解を示すこと。対局が行われる背景、そして商品価値のある視点を見出すこと。いずれはもっと深くまで潜りたいのですが、今の自分のレベルではそこまでで手一杯です。

(8)執筆
材料が集まったら書きます。ここまで来れば脳内では完成しているパターンが多いです。疑問点やひとこと重要なコメントが欲しいときには、対局者や周辺の人たちに追加取材します。

(9)推敲
僕の場合は、ひとまず書きあがった原稿を印刷して持ち歩く。また携帯メールに送信して何度も読み返す。信頼できる人に原稿を見てもらう。時間に余裕があればいくらでも推敲の時間が欲しいけれど、現実的な時間の壁があります。
僕は守れる範囲での仕事しか引き受けないようにしているので、これまで締め切りを破ったことはありません。でもこれって自分を甘やかしているだけのような気もする今日この頃。限界を超えるためには、もう少し無責任になったほうがいいのかなという…いや、全ては身の丈のまま。突き抜けるときは、否応なく厳しい状況がやってくるんでしょう。

(10)掲載
実際に紙面に掲載された観戦記を見るのはとても嬉しいものです。観戦記は(実際に子供はいないけれど)わが子のようなもので、これまで書いてきたものは全部覚えていると思います。多分…だいたいはきっと(笑)

観戦記は多くの人が読むものなので、読む人によって印象や感じ方が違うのが大前提。求めるものは各人各様。書き手は読み手に「これはこういうものだ」と押し付けるのではなく、見る角度や遠近や手触り、それこそその日の体調や気分によって違う観戦記になる。今の僕のレベルではそれが理想であり、まずそこに達することが第一段階。その先はきっと、進んでみなければ分からない領域です。

長文になってしまいました。明日も仕事なので、ひとまずこのあたりで。また日を改めて、中継に関することなど書いてみようと思います。
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近況など

2010年07月09日 | Weblog
おはようございます。月刊「お仕事ブログ」です。
この一ヶ月は最後の楽園タヒチに行ったり、南アフリカに行ったりという想像旅行で忙しく更新できませんでした。
特にトピックも無いですけれども、最近の諸々の調子などを書いてみます。

【原稿】
特に無理もせずマイペースでやれている感じ。そろそろ本の仕事なども本腰入れなきゃいけないので、きちんと予定を立てよう。えっと、よし今月中には立てよう。

【ネット中継】
出張を何本かと、都内某所での仕事をいくらか。こちらは新しい記者が増えてきたので、安定したペースをキープ。仕事の全体数が増え、人も増える。素晴らしいことです。
5月、6月は公募中継記者の研修などもやりました。連盟の中継では現場記者を仕切る監督業務を任されているので、分不相応に偉そうなところもあったかもしれません。性格的にそういうのは苦手でなあなあの方が楽ではあるのですが、向こう十年の土台を作るという自覚を持って、もう少しだけ頑張ります。

【携帯中継】
始まりましたね。微力ながらもいくらか関わらせてもらったので、まずまずのスタートを切れて良かったと安心しています。
携帯中継はPC中継よりも、良い意味でライトな感じです。ユーザー(将棋ファン)の要望を元に方向性を決めていくことになると思いますので、こういう機能が欲しい、誰々のコラムが読みたい、着ボイスが欲しいなどありましたら、遠山編集長までお願いします。もしコメントを公開されると照れちゃう方は、当ブログの上のほうにあるメールアドレスまでどうぞ。

【競馬】
馬券は当たりませんが、ピックアップする馬は間違ってないので悪くないかと。こういうときはスタンスを崩さないのが大事。

【酒】
家で飲むのは土曜だけと決めて、はや一ヶ月が経ちました。
何かしら理由をつけて外食→飲酒というパターンが確立されてしまったので、酒量は減らず支出は数倍。でもまあ、おかげさまで馴染みの店が増えましたが。

ひとまず、そんなところですか。何か思い出したらまた書きます。
それでは、また。
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