「つゆのひぬま」って言葉を、ご存知ですか？
この言葉を知ったのは、かれこれ40年近く前です。
当時、山本周五郎に嵌っていましてね、彼の作品を片っ端から読んでいた時期があったんですよ。
NHKの大河ドラマで「樅の木は残った」（1970年放送）をやったのがきっかけになって、山本周五郎を読むようになったんだと思います。
大河のほうは観ていないんですけどね（TVを持っていませんでしたので）。
新潮社文庫で出ていた作品は全て読破し、まだ文庫化されていなかった作品は、同じく新潮社の山本周五郎全集を買って、当時世に出ていた周五郎物はすべて読み尽くしました。
今でも手元にあります。
「つゆのひぬま」は短編のタイトルで、短編集のタイトルでもあります。
正直に言いますと、作品の内容はほとんど憶えておりません。
好きな作品のいくつかは憶えておりますのでね、そんなにとも思わなかったのかもしれませんが、ただタイトルの「つゆのひぬま」だけは、忘れられない言葉として記憶されました。
「つゆのひぬま」とは、雨模様が鬱陶しく続く梅雨時に、たまに晴れてお日さまが顔を出してくれるとき。
まさに昨日の天気がそうです（いささか暑過ぎましたけどね）。
ところがです、この解釈は間違っていました。
今回タイトルに「つゆのひぬま」を使おうと思って調べてみると、大間違いだったことが判りました。
「つゆのひぬま」は「梅雨の干ぬ間」で、「梅雨が乾く間」＝「晴れのいい天気」だと思っていましたが、正解は「露の干ぬ間」で、「朝露も乾かないほど短い間」＝「ほんのひととき」が正解でした。
またまたやってしまいました、得意の思い込み。
今回は40年近く続いた、ああ勘違いでした。
勘違いだと判る前、「つゆのひぬま」だからと、昨日いそいそと出かたところで出会った花たちを、紹介いたします。
紹介するすべての花は、goro’s 花 Diaryに登場しておりますので、詳細等知りたい方は、花名をクリックして過去記事をご覧になってください。
【カンナ】カンナ科カンナ属
かつては、夏の花の代名詞だったんですけどね・・・
【コスモス・秋桜】キク科コスモス属
いつ咲いているのを見ても、驚かないことにしています。
【ペルシカリア ファイアーテール】タデ科ポリゴナム属
前回紹介したときは「ポリゴナム・アンプレクシカウレ」の名前でしたが、
これからは「ファイアーテール」にします。
こちらのほうが憶えやすいのでね。
【クサレダマ・草連玉】サクラソウ科オカトラノオ属
【アーティチョーク】キク科チョウセンアザミ属
【ルリタマアザミ・瑠璃玉薊】キク科ヒゴタイ属
【ルリヤナギ・瑠璃柳】ナス科ナス属
【セイヨウニンジンボク・西洋人参木】クマツヅラ科ハマゴウ属
そう言えば、ハマゴウの花をしばらく見ていないな・・・
【デュランタ】クマツヅラ科デュランタ属
【トケイソウ・時計草】トケイソウ科トケイソウ属
【ギンバイカ・銀梅花】フトモモ科ギンバイカ属
【クチナシ・梔子】アカネ科クチナシ属
【マルスグリ・丸酸塊】ユキノシタ科スグリ属
3粒、味見させていただきました。
ねっとりとした甘味が、美味です。
【クズ・葛】マメ科クズ属
有り得ないような開花です。
いくらなんでも早過ぎ。
他のところのクズは、蔓を伸ばすので精一杯ですから。
まだ6月ですよ～～
今年はどの花も、咲くのが早いですね。
先日ミニのカンナを植えてみました。
丈が３０センチから５０センチだそうですが、来年大きくなったらどうしよう。
クズはうちにも、散歩道にもありますが、まだ蕾も見えないですよ。そこのクズは間違えていませんか？
ルリタマアザミ、かわいいですよね。
育ててみたい花です。
ルリヤナギは散歩道にありますが、まだ咲いていなかった見たいです。
トケイソウの白は珍しいですね。トケイソウらしく無いです。
くちなしは散歩道にたくさんありますが、去年葉の上にアオダイショウがいるのが解らず、触ってしまうところでした。アオダイショウって、そばに行くと
カチカチって音を出しますよ。
今年はクチナシのそばに近寄らないようにしています。
デュランタの青と白、お日様に映えますね。
今日もいい天気です。
「つゆのひぬま」に素敵な花と出会えるといいですね
ぱっと思い浮かんだのはやはり梅雨でした。露だったのですね。朝露。
ひぬは乾かない、そうかそうか。風流ですねぇ。
今日はたくさんの花たちですね。梅雨の晴れ間にごらんになった花々。
みんな元気そう。久し振りの日差しを気持ちよく浴びて…
暑さにうなだれたのは人間だけかしら？
近所の「ダンドク」は5月の内から咲き始めていました。
カンナはまだ見てないですけど、どこかで咲いているかも。
コスモスは少しながら6月に咲くのもある、と受け入れました。
しぶしぶながら（笑） 近所の畑でもちょろっと咲くのです。
ペルシカリア ファイアーテール 前の名前も姿も記憶からすっかり
抜け落ちてました。名前はファイアーテールのほうが断然覚えやすいですね。
クサレダマはどうしても最初に腐れ玉が浮かんじゃいます。
それにしても早いのが多いですね、やっぱり。
しか～し！クズは逸り過ぎですよね。しかもこんな状態で
咲かんでもいいでしょうに。
そうそう、ナツツバキの花後は、クズとともにポージィを思い出して
ください。今年もすでに、お隣の空き地からのクズの進入との
戦いが開始していますから～ クズ＝ポージィは嫌ですが。
おかげさまで、予約投稿はうまくいってるようです。
一安心です。
そうですね、全体に早く開花しているようですね。
ミニのカンナを植えられたんですね。
こちらがミニだと思います。50cm弱でしたよ。
昔のような大きなカンナは、少なくなっていますよね。
はい、このクズ、間違ってると思います(笑)。
ただここのは、昨年も早く咲いていたんですけどね。
ルリタマアザミは魅力のある花ですよね。
是非ともロッキーママさんの庭にも迎えてやってください。
ナス科の中では、いちばんの美人だと思ってるんですよ、ルリヤナギは。
白いトケイソウはこちらでもあまり見かけません。
こちらはまだトケイソウの姿をしていますよ。
別の仲間には、これがトケイソウかという形をしているものもありますから。
クチナシにアオダイショウですか。
ワァ～オです（汗）。
カチカチという音がするんですか。
さすがにこちらではアオダイショウを見ることはないでしょうが、一応、肝に銘じておきます(笑)。
デュランタはこれからでしょうね。
今日も暑かったです。
花との出会いは、それほどでもなかったです。
私に問題があったんですけどね。
★ポージィさん
時期的なことはありますが、「つゆ」と聞くと「梅雨」だと思ってしまいますよね。
私は40年ほど「梅雨」だと思っておりましたが(笑)。
「つゆのひぬま」、勘違いしたまま憶えていた言葉ですが、本来の意味が判って、ますます好きになりました。
使うことは、まず無いでしょうけどね。
すべて昨日撮ったものを並べてみました。
過去に取り上げていますので、もしかしたらお蔵入りになるかもしれないと思いましたのでね。
人間にはたまらない暑さでしたが、植物には久々に降り注ぐ陽射しでしたのでね、気持ちよかったんじゃありませんかね。
続くとうんざりでしょうけどね(笑)。
ダンドク、マイフィールドから姿を消してしまいました。
カンナも少なくなりましたが、それでもまだ新しく登場するものもあります。
背丈は低くなっていましたけど。
コスモスはね、もう認めるしかないでしょうね。
盛りの時期が秋だということで、納めることにします(笑)。
ペルシカリア ファイアーテールの花のことは、名前を同定するのに苦労しましたので、忘れることは有り得ないんですが、名前が憶えられません。
取り敢えずファイアーテールだけでも、せめてファイアーだけでも憶えておこうと、必死です(笑)。
クサレダマはね、まず腐れ玉がよぎります。
「クサ」で一呼吸おくようにしましょうか(笑)。
このクズ、早いでしょう？
葉陰で咲いていたのを、しつこい花ハンターは見逃しませんでした(笑)。
確かに昨年の開花も早かったんですけどね、ここのクズは。
ナツツバキとクズを一緒にするのは、ナツツバキに失礼でしょう(笑)。
クズ＝ポージィさんとは思いませんが、クズを見かけると、ポージィ家のお隣の空地のクズは、今頃どうなっているんだろうくらいは、思いますよ。
今年も蔓との戦いが始まっているんですね～～
クサレダマとの出逢いもあったんですね♪
このクズはどちらで？
気が早いですね。
でも、今年は既に過酷な暑さ。
ヤマブドウなども、蕾をつけ始めました。
ほぼ3週間振りに中目に顔を出してみました。
確かめたかったことがあったんです。
クサレダマも咲いていましたよ。
このクズは公園を出て、目黒方面に向かったすぐのところです。
目黒川のフェンスに絡まっています。
昨年も、この蔓は早かったんですけどね。
晴れると真夏ですね。
涼を求めて彷徨います(笑)。