goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

瑠璃の花、嫋やかに

2007年08月20日 | 07 花たち



【ルリヤナギ・瑠璃柳】ナス科

1ヶ月前から咲き出していました。

まだ咲き始めで花数もまばらだし、撮った日のお天気もよくなかったし、青い空が出てから撮影しようと待ってました。
瑠璃色の花を、青空のもとで撮りたかったのです。

3年連続して会ってますが、今回のルリヤナギが、いちばん大きな株でした。
過去のは1メートルほどでしたが、こちらは2メートルばかりありました。

ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンなどが、原産地です。

実は密かに思ってたことがあります。
このルリヤナギもセイヨウニンジンボク同様、これから目にする機会が増えるんじゃないかなって、勝手に思っていました。
この手の独りよがりは、ままあるのですけどね。

花色がなんとも品のいい紫ですし、全体の姿もすっきりしてて暑苦しくないし、夏花木としての需要はあるだろうな、まだまだ認知されていない花なんだろうって、そう思っておりました。

ところがです、調べてみると、びっくり情報に行き着いちゃいました。

ルリヤナギは、江戸時代に日本にやってきてたんだそうです。
そのうえ、近頃ではあまり目にしなくなったという記述もありました。

ということはですよ、前はもう少しお目にかかる機会が多かったってことですよね?
思ってたのとは、真逆の展開をしてたんですね、ルリヤナギは。

ナス科の花だということは、わかってはいても受け入れるのを躊躇してしまいます。
あのソラヌム・ラントネッティーと同じ、ナス科ナス属(ソラナム属)ですからね。

細い葉を柳に見立てて、瑠璃色の花だからルリヤナギ・瑠璃柳という名前を頂いたんですよね。
いい名前です。

別名のリュウキュウヤナギ・琉球柳は、特に琉球からやってきたということではなく、外国産ですよって意味でしょうね。

スズカケヤナギ・鈴懸け柳とか、チョウジカとの別名は、由来はわかりません。
ハナヤナギ・花柳は、納得しちゃいました。

清楚で可愛い花だからさ、おじさんとしては、もう少し流行って欲しいんだけどな。



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2 コメント

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花達を、 (noodles3)
2007-08-21 20:08:52
彩る、抜けるような青空の季節になりましたね~。
ピーカンでの撮影は苦労しますが、やはりクリーンな青空を背にした花達は、こちらも元気をもらいますね♪
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青空 (悟郎)
2007-08-22 00:50:51
★noodlesさん

そうですね。
どうしても青空の下で見たい花ってありますよね。
ヒマワリなんかが、典型的な花でしょうか。
暑いし、撮影には不向きですが、やっぱり青空バックで撮りたいです。
この花は、そこまでではないんだけど、名前に瑠璃が付いていますのでね、少々こだわってしまいました(笑)。
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