午前6時40分になります。
気温はマイナス3度で、曇り空。
きょう1日こんなお天気で最高気温プラス2度の予想だ。
あしたあたりから、そろそろ本格的に春の陽気でしょうか???
ところで、
今月16日放送のNHKスペシャル「廃炉への道2024 瀬戸際の計画 未来はどこに」は御覧になりましたでしょうか?
上記のトライアル視聴は配信期限が3月23日(土)午後10時49分だそうな。
お暇な方はどうぞ!!
放送はこうだ。
2011年の原発事故以来、廃炉に向けた工事に投入された金額はなんと2兆円に上る。
そしていまも1日4000人が作業しているという。
さらに、いまも生まれ育った町や村から16万人が故郷を追われているというのだからヒデー話だ。
しかも当初計画では2021年からデブリの取り出しがスタートするはずだった。
ところが2024年の今も取り出し方法は模索中。
当初2036年にデブリに取り出しは終了し、51年には解体終了と申していたけど、これも絵に描いた餅だ。
デブリに関しては2017年にようやく姿を映像で捉えただけ。
デブリに触れたのは2019年で、その後2度の延長を経て、今月いよいよデブリの一部を取り出す予定だった。
ですが、これがさらに延期だそうな。
デブリはなんと!! 880トンもあって取り出す見通しが13年経ったいまもないのだ。
いやはやだ。
さらに毎日80トンも発生している汚染水がある。
これも2020年に水処理は完了するはずだったけど、現在は見通しも立っていないという。
すでに2兆円使って、このありさまなのだ。
原発の発電コストに、この費用は入っているかね?
そして今回、能登半島の珠洲市付近を震源とする大地震があって、いまも復興途上だ。
震源となったこの珠洲市に、原発2基の建設予定があったことを忘れてはいないかね?
反対運動で中止となった計画だけど、ここに年間1億8000万円あまりの原発促進事業費も投入されていた。
もしこの珠洲原発2基があったら、完全にフクシマの二の舞だった。
能登の自然もフクシマと化したのだ。
能登の珠洲市のどこが安全だとして原発を計画したのか、はなはだ疑問なのだ。
国の原発政策はことほど左様、いい加減なものだ。
言い換えれば、地震大国ニッポンに原発をつくれるような安全な場所などあるはずがない。
国を滅ぼしかねない原発計画などもうたくさんだ。
バカこくでねぇ!! と申しておきましょう。
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