
午前6時になるところ。
曇り空で妙にどんよりした空模様、黄砂でも来ているのでしょうか?
気温は零度、日中の最高気温プラス8度できょう一日、こんな天気らしい…
パッとしませんなぁ…
写真は先日、YouTube画像を見ながらトライした肉ゴロゴロのタン・シチューだ。
出来立ても旨かったけど、2日目はもっと美味だった…
さて、
週刊新潮に連載中の右派論客である櫻井よしこさんの「日本ルネッサンス」に、今回はじめてフムフムした。
基本、櫻井さんとは思想信条まったく相入れません。
ですが、ことコメ問題ではまったく同意見だ。
諸外国と同様にコメ農家に政府が直接補助金を支払う。
農協、JA全中は通さない。
ただし、補助金は専業農家に限定し、52%も占める小規模農家はわずか水田全体の8%しか耕作していないので、大規模農家に集約する。
自民党がこれまで支えてきたのは、たった8%の水田しか耕作していない52%もいる中小零細農家、これが自民党の大票田だ。
そして、延々54年間も続く減反政策。
櫻井さん曰く、「全世界が60年代からコメの生産量を3.5倍に増やしたのと対照的に日本の収量は4割も減った」という。
ここはもう米を増産して、うんまいニッポンのコメを海外に輸出するのがいい。
さすれば、もしもの時は輸出せずに国内消費に回せばいいのだ。
わずか38%しか食料を自給できない国が、万が一戦争にでも巻き込まれたら、国民こぞって餓死する。
食料を巡る構造は、太平洋戦争前と少しも変っておらんのよ。
もっとも食料自給率なんとぉ~ 200%という島に住む北海道民だけは、生き残るか知らんけどね!!
いずれにしても、増産するために補助金出すのか、減反するために補助金出すのか、どっちがいいのって話だ。
食料自給率わずか38%しかない国がすることは、はっきりしております!! って話だ。
櫻井さんはこういう。
「日本のコメほどおいしいコメはないのであるから、世界のどこでも十分に競争できる」
そう、ニッポンを観光で訪れた外国人客はニッポンの旨いコメを食べて帰る。
そのうち世界中で旨いニッポンのコメを食べたくなるのは必然でしょう。
減反政策している場合ではない、旨いコメを増産して、外国人に高く売りつければいい。
「食料の安全保障上も、コメは増産して輸出する」のが正しい。
コメ不足のいまこそ、農業政策は180度大転換する好機なのだ申しておきましょう。
チャンチャン!!